浪漫飛行への誘(いざな)い

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ドラード和世陀と夏目漱石終焉の地

2019年05月04日 20時39分43秒 | 住まい

10連休中どこも出かけないのも癪なので、本日(5月4日)、前から気になっていた日本のガウディこと「梵寿鋼」の奇抜な建築物を見に早稲田界隈に行ってきた。電車賃を払って行くからには、一か所ではもったいないので、近くにある夏目漱石終焉の地である漱石山房記念館にも足を運んだ。


当初は、新天皇・皇后の即位を祝う一般参賀に行こうかとも思ったが、10万人を越えるすごい数の人が押し寄せるとの事前情報に恐れをなし、きっぱり諦め、早稲田詣でに変更した。


奇抜な建築物というのは、「ドラード和世陀」という賃貸マンションで、前にテレビでも取り上げていたので、気になっていたものである。地下鉄早稲田駅から歩いて早稲田大学まで行く途中に突如としてその建物は現れた。まさに、バルセロナの街を歩いているみたいである。


この奇抜な建物は、梵寿鋼という建築家が建てたマンションでその外観から建物内の装飾やメイルボックスまで、とにかくすべてが芸術作品といった感じで、惹きつけられるほどインパクトがある。1階には、男子専用美容室等が店舗として入っており、異彩を放っていた。


バルセロナの街にあるガウディの建物にも強いインパクトを受けたが、ほぼ同じような感覚であった。一度は見学する価値があるので、まだの人は足を運んでみては?


ドラード和世陀の後は、流鏑馬でも有名な穴八幡宮にお参りした後、夏目漱石終焉の地である漱石山房記念館を訪れた。この記念館は、漱石が亡くなるまでの9年間住んでいた住居跡に建てられたもので、書斎とベランダ式回廊が再現されている。


漱石は、ここで「三四郎」「それから」「門」「彼岸過迄」「こころ」等の作品を執筆した。この漱石山房には、芥川龍之介はじめ、友人や門下生がいっぱい集まっていたという。たまたま「漱石と鈴木三重吉」という特別展もやっていて、館員による特別ガイドを聞くこともできた。


写真は、ドラード和世陀

 

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