浪漫飛行への誘(いざな)い

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日本人二人目の9秒台

2019年05月14日 15時04分41秒 | スポーツ

 

世界リレーの4x100mでメダル候補だった日本チームがバトンミスで失格するという大失態をやらかした日、アメリカでの競技会の100m走で日本人二人目となる9秒台が出たというニュースが飛び込んできた。快挙をあげたのは、サニブラウン・アブデル・ハキーム選手(20才)でテレビでもいろいろ取り上げられていたので、このニュースを知っている人も多いと思う。
日本の陸上競技界にとって、悪夢に近い出来事を帳消すような形で朗報が入ってきたのである。何とも皮肉なものである。世界リレーを独占放映していたTBSも、日本チームの失態により、盛り上がりに欠けた大会を葬り去り、9秒99の快挙の話題にシフトした印象を持った。サニブラウン選手の快挙は日本の陸上界、TBSの双方にとって、救世主となった感がある。


サニブラウン選手は、日本国籍だが、ガーナ人と父と日本人の母の間に生まれたハーフ、今で言うダブルである。スポーツ選手としてのDNAの強さが違うのかも知れない。それにしても、この数年で、日本短距離走界に優秀な選手が次々に現れてきており、嬉しい悲鳴である。東京オリンピックの出場権争いのレースも激化が予想される。切磋琢磨して、さらにもう一段階上に行ってもらいたい。全体のレベルが上がれば、今回は失敗したが、オリンピック本番での4x100mリレーにメダルが見えてくる。楽しみが一つ増えた感じがする。

 

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