☆みーちゃん。
大使官邸の場面での、吉田みーちゃんの若さに、ちょっと不安になりました。
やっぱりスターだから、本役さんみたいな「ジイサン」っぷりは、させないのか。
させてないのは、CSニュースで知っていたけど、
それにしても、青年すぎるでしょう?
と、思っていたら、
その次の場面になったら、台詞回しが変わっていた。
まさか、戦前と戦後で、演じわけをしているのか?
それも、いかにも老人風な作り方ではなく、
音の使い方に、人生の積み重ねを感じさせるという…
つまり、ビジュアルや声色で、いかにも…と、年寄りを表現するのではなく、
台詞のテンポや、音の使い方、間で、有能な政治家を表現しているのだ。
今朝、ニュースで首相が記者の質問に答えてるのを見て、
みーちゃんの方が、一国の首相っぽい風格があるよ……
と、思ってしまった…。
さり気ない、品のよい貫禄。
立ち方や、座った時の手の置き方は、もう少し工夫が欲しいし、
(この辺りも、演出担当の先生たちは、もっとご指導して欲しい)
なんとも、素敵なおじ様過ぎて、「ジ~イサン♪」なんて、呼ばれそうにはないんだけど…
でも、台詞の巧みさは、さすがみーちゃん。
さすが、で、片付けては、努力し頑張ってるみーちゃんに申し訳ないけれど、
うん、それを感じさせないくらい、よく作ってある、という意味で。
そして、「カントリージェントルマン」の時には、
誰よりも美しく、挙げた手を優雅に下ろしたのを、
私は見逃しませんでした。
そうね、少女漫画的美化された、吉田茂さんだった、
と言えば、一番適切かも。
☆凪七くん。
蘭ちゃんという方も、お顔の小さい方なのですが、
凪七くんったら、まぁちっちゃいお顔!
丸顔なのに、あんなに小さいなんて…驚異的です。
…というか、強烈に華奢だというわけか。
この役は難しい、とは思うけれど、
新人公演を観て、蘭ちゃんがいかに、豊かに演じているかが、よくわかりました。
軍人の動きという制約の中で、表情を出して行く難しさ、
それと凪七くんは、闘っておいででした。
ピシッと背筋に通った物を意識すると、笑顔が出にくいご様子で、
私が、凪七くんの笑顔に出会ったと思えたのは、
空港へお見送りに行く場面で、初めて、だった。
笑顔…というか、表情自体が、割に変化が少なく感じ……
いや、これは凪七くんを私がちゃんと知らないせいなのかもしれないし、
席が遠かったからかもしれないけど…。
レクイエムダンサーは、
蘭ちゃんの振りを、きちっと全部カッチリ踊っていました。
つまり、間に合わなかったり、はしょったり、流れてしまったり、ということが無かった。
しかも、端々に、蘭ちゃんが滲ませているニュアンスまでも、
吸収し、表現しようとされているのを感じました。
それを目指せることが、まず、たいしたダンサーさんですね。
それでも、やや性急な印象を受けるのは、
カウントをギリギリまで使って、粘った踊り方をしながら、
あのナンバーを「演じ」ながら踊ることの、難しさのためなのでしょう。
結局は、私は蘭ちゃんのファンなので(笑)、
凪七くんを観ながら、純粋にあの役を研究できたことが、また、楽しかったので…
いかにも、そんな感想ですね、ごめんなさい。
☆澄輝はやとくん。
=みっちゃんの役、ブレストン大佐。
澄輝くんは、スカイフェアリーズの子です。
じゅりちゃんのお正月の番組のアシスタントをされていた時に、やっと覚えた私。
その、オフの、どちらかというと、ぽやんとした空気とは、だいぶ違った感じで、
結構凛々しくて、安心しました。
ちーちゃんの副官として、とっても似合っていた。
エリートで、頭がよくて、気も回る…
そんな軍人の感じが、よく出ていたと思う。
まだ、大きな役の経験が浅いので、これからだと思うけれど、
いい芝居センスは、感じました。
余計な癖みたいな物がないので、真っ直ぐ伸びて欲しいです。
☆郷ちゃん。
またもや、悠未さんの役。グルーパー。
本役さんとして、明日から出ても、演れるでしょう?郷ちゃん。
…というくらい、新人公演レベルを超えていた。
バレンシアの時に、あと一歩欲しいと思ったスケールも身につけた、郷ちゃん。
観ていて、全く危なげない感じ。
こういうタイプの役は、今後、本役でもついてくるんでしょうから、
次の新人公演では、むしろ、熱さのないような役を、観てみたいなぁ。
☆天輝トニカちゃん。
出て来た時に、あまりにもラッセルが小さくて…思わず、「小さっ」と呟いた。
ごめんなさい。
だって、いりすくんのサイズで脳内インプットされてる上に、
アメリカチーム、大きいんだもん。
その中に、ぽつんと小柄なトニカちゃん。
ホント、お芝居のことじゃなくて申し訳ないんだけど、
松葉杖をついてるトニカちゃんを見て、
あれは今いりすくんが使ってるやつではないよね?
はじめに使ってた…途中で長くしてもらったやつではない、松葉杖だろうか…?
とか、余計なお世話なことを思いながら、観ていた。
アメリカチームは、ホントに出来がよくて、
新人公演としては、上出来だったと思う。
どの子も、外さずに演じておられてました。
外さずにっていうのは、新人公演では、結構難しいこと。
観ていて、嬉しかったです。
つづく。
大使官邸の場面での、吉田みーちゃんの若さに、ちょっと不安になりました。
やっぱりスターだから、本役さんみたいな「ジイサン」っぷりは、させないのか。
させてないのは、CSニュースで知っていたけど、
それにしても、青年すぎるでしょう?
と、思っていたら、
その次の場面になったら、台詞回しが変わっていた。
まさか、戦前と戦後で、演じわけをしているのか?
それも、いかにも老人風な作り方ではなく、
音の使い方に、人生の積み重ねを感じさせるという…
つまり、ビジュアルや声色で、いかにも…と、年寄りを表現するのではなく、
台詞のテンポや、音の使い方、間で、有能な政治家を表現しているのだ。
今朝、ニュースで首相が記者の質問に答えてるのを見て、
みーちゃんの方が、一国の首相っぽい風格があるよ……
と、思ってしまった…。
さり気ない、品のよい貫禄。
立ち方や、座った時の手の置き方は、もう少し工夫が欲しいし、
(この辺りも、演出担当の先生たちは、もっとご指導して欲しい)
なんとも、素敵なおじ様過ぎて、「ジ~イサン♪」なんて、呼ばれそうにはないんだけど…
でも、台詞の巧みさは、さすがみーちゃん。
さすが、で、片付けては、努力し頑張ってるみーちゃんに申し訳ないけれど、
うん、それを感じさせないくらい、よく作ってある、という意味で。
そして、「カントリージェントルマン」の時には、
誰よりも美しく、挙げた手を優雅に下ろしたのを、
私は見逃しませんでした。
そうね、少女漫画的美化された、吉田茂さんだった、
と言えば、一番適切かも。
☆凪七くん。
蘭ちゃんという方も、お顔の小さい方なのですが、
凪七くんったら、まぁちっちゃいお顔!
丸顔なのに、あんなに小さいなんて…驚異的です。
…というか、強烈に華奢だというわけか。
この役は難しい、とは思うけれど、
新人公演を観て、蘭ちゃんがいかに、豊かに演じているかが、よくわかりました。
軍人の動きという制約の中で、表情を出して行く難しさ、
それと凪七くんは、闘っておいででした。
ピシッと背筋に通った物を意識すると、笑顔が出にくいご様子で、
私が、凪七くんの笑顔に出会ったと思えたのは、
空港へお見送りに行く場面で、初めて、だった。
笑顔…というか、表情自体が、割に変化が少なく感じ……
いや、これは凪七くんを私がちゃんと知らないせいなのかもしれないし、
席が遠かったからかもしれないけど…。
レクイエムダンサーは、
蘭ちゃんの振りを、きちっと全部カッチリ踊っていました。
つまり、間に合わなかったり、はしょったり、流れてしまったり、ということが無かった。
しかも、端々に、蘭ちゃんが滲ませているニュアンスまでも、
吸収し、表現しようとされているのを感じました。
それを目指せることが、まず、たいしたダンサーさんですね。
それでも、やや性急な印象を受けるのは、
カウントをギリギリまで使って、粘った踊り方をしながら、
あのナンバーを「演じ」ながら踊ることの、難しさのためなのでしょう。
結局は、私は蘭ちゃんのファンなので(笑)、
凪七くんを観ながら、純粋にあの役を研究できたことが、また、楽しかったので…
いかにも、そんな感想ですね、ごめんなさい。
☆澄輝はやとくん。
=みっちゃんの役、ブレストン大佐。
澄輝くんは、スカイフェアリーズの子です。
じゅりちゃんのお正月の番組のアシスタントをされていた時に、やっと覚えた私。
その、オフの、どちらかというと、ぽやんとした空気とは、だいぶ違った感じで、
結構凛々しくて、安心しました。
ちーちゃんの副官として、とっても似合っていた。
エリートで、頭がよくて、気も回る…
そんな軍人の感じが、よく出ていたと思う。
まだ、大きな役の経験が浅いので、これからだと思うけれど、
いい芝居センスは、感じました。
余計な癖みたいな物がないので、真っ直ぐ伸びて欲しいです。
☆郷ちゃん。
またもや、悠未さんの役。グルーパー。
本役さんとして、明日から出ても、演れるでしょう?郷ちゃん。
…というくらい、新人公演レベルを超えていた。
バレンシアの時に、あと一歩欲しいと思ったスケールも身につけた、郷ちゃん。
観ていて、全く危なげない感じ。
こういうタイプの役は、今後、本役でもついてくるんでしょうから、
次の新人公演では、むしろ、熱さのないような役を、観てみたいなぁ。
☆天輝トニカちゃん。
出て来た時に、あまりにもラッセルが小さくて…思わず、「小さっ」と呟いた。
ごめんなさい。
だって、いりすくんのサイズで脳内インプットされてる上に、
アメリカチーム、大きいんだもん。
その中に、ぽつんと小柄なトニカちゃん。
ホント、お芝居のことじゃなくて申し訳ないんだけど、
松葉杖をついてるトニカちゃんを見て、
あれは今いりすくんが使ってるやつではないよね?
はじめに使ってた…途中で長くしてもらったやつではない、松葉杖だろうか…?
とか、余計なお世話なことを思いながら、観ていた。
アメリカチームは、ホントに出来がよくて、
新人公演としては、上出来だったと思う。
どの子も、外さずに演じておられてました。
外さずにっていうのは、新人公演では、結構難しいこと。
観ていて、嬉しかったです。
つづく。