はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

横浜つあー記・坂を下って山下公園へ編

2007-01-16 12:47:01 | Weblog
港の見える丘公園の中を通って、丘を降りて来ました。
結局、また階段で降りたって感じだったけども。
また、あかいくつバスに乗りたいなと思ったけど、ここいらのバス停がよくわからないのと、
「今、あそこにいましたから、次は20分後、ですよ」
うーん、まぁそうだよね。
それで、この近くで行ってないといえば、山下公園。
ということで、そのまま海辺に出ました。

途中、また、Vちゃんの心を引きつける建物がありました。
横浜人形の家…
「やーん、もう、そんなものまであるんですかぁ♪」
まぁね。中はそんなに…
だったら、横を通ってみる?

博物館の入口の横から、展示のはじめのはじめだけが、見えました。
「こんなだけど?」
ちらっと見ただけで、Vちゃん、
「…あっ、いいです、別に…」
ぷいっと、背を向けました。
ほらほら…やっぱりね。
あれは、お人形好きでないと、あんまり楽しいところでもないのよ。
名前はとても魅惑的だけど。
横浜幻想なんて、そんなものよ?
でも、Vちゃんの夢は、しぼむ様子は全くありませんでしたけどね。

山下公園も、見たことのないモニュメントなんかも加わってるね。
それとも、以前からあったのに、気付かなかっただけなのか。

と、お二人の目が、一つの塔に止まりました。
「あれはなんですか?」
「ああ、マリンタワーよ」
さっきも丘の上から見たよね。
マリンタワーと言えば、昔は観光名所でした。
ランドマークタワーが出来るまでは…ね。

マリンタワーを、「あれは何?」って言われると、私たちくらいの人たちは、絶対にありあけのハーバーというお菓子を思い出すよね。
宇宙人がUFOから、マリンタワーを見て、
「あれは何?」
コンピュータ?が棒読みに答える、
「マリンタワー、デス」
次に映るのが、ハーバーで、また問う、
「あれは何?」
「ハーバー、ニ、仲間ガ増エマシタ」
…ってCMが、子どもの間で大人気だったのよ。…少なくとも、私たちの間では。
みんな、この真似をしていたもんです……って、どうでもいいか?(笑)

そのマリンタワーも、先日閉鎖になりました。
この話題は、会社で聞いたんだけど、取り壊すのかと思いきや、
「本来の役割を果たすからそのままだよ」
って言われました。
テレビ塔なのかと聞き返したら、
「灯台だよ」
と言われて、びっくり。
日本でだかなんだかで、最大の灯台なんだってことを、はじめて知ったのでした。
そう言われて、近くで見ると、確かに灯台の形かも。

しかし、あのサイズの塔を見ると、私はもう一つ思い出すものがあります。
それは、五稜郭タワー。(笑)

それは、五稜郭を上から見るためのタワーなのですが、
ま、ここに登ったからと言って、全景が見えるって感じでもなかったな。
私の五稜郭タワーのインパクトは、
GWの旅行だったおかげで、ちょうどあちらは花見のシーズン、
「動物のお医者さん」で読んだ、青いビニールの養生シートを敷いて、
ジンギスカンを食べるというお花見光景が、五稜郭で展開されていたことでした。
あくまで、あの、五稜郭で、だからね?
なんだか、すごいなぁ…と、大笑いしながら、写真撮りまくった。

もう一つのインパクトは、売店で初めて見た、土方さんのお写真。
幕末ファンでは無かったから、見たことなかったんだもん。
なんちゅう、今風の美男子なんだろう!!…と大感動したんだよね。

そういや、横浜に来る電車の中で、Vちゃんが、歴史好きな弟くんと、
正月にそんな話で盛り上がったって言ってました。
誰が美男だか…について(笑)。
西郷せんせーとか、坂本さぁは、結構お馴染みだけど、
確かに桂さんの顔なんかは…でも見たことはある気がするけど、インパクトは無かったよね。
無かったよね…って、私がそう思うだけ?失礼かな(苦笑)。

そんな話をしながら、山下公園を歩きました。
そうそう、氷川丸も閉鎖してしまったんだよ。
旧き横浜が変わってく感覚だなぁ。

で、観光船乗り場。
マリーンルージュって船が停泊してました。
私は全く知らんのだけど、サザンの歌に出て来るんだって?
Vちゃんが、その下りを歌ってくれました。
あー、よく耳にする歌なのに、気にしたことが無かった。
ふううん。

Vちゃんは、その歌が主題歌だったドラマを観て、横浜におちたそうです。
なるほど、ドラマね。
タイトルを聞いたけど…知らないわ。
かれこれ、15年近く前のドラマだそうですよ。ふーん…。
「でも、不倫なんですけどね(笑)」
ふーん…。
当時、齢10代前半だったはずのVちゃん。
少女のハートを掴む、横浜の不倫ドラマ…???
へえぇ。

そこから、暖め続けた横浜への想い。
Vちゃんは、試験に横浜に来たいというだけで、横浜の大学を受験しました。
本命がダメなら、横浜で進学したんでしょうが、
Vちゃんは、地元の大学に進学、横浜は試験にやってきた、それだけだったのです。
横浜の大学を受験したい、と言ってみたら、案外あっさり、ママは言いました。
「あらっ。じゃあ、横浜に行かんとね」
しかも、一人で来るつもりが、
「お母さんもついてきたんです」
要は、ママも、横浜に来たかったのね。
そして、二人して帰りたくない…と、泣いたんだって。
……どうやら、Vちゃんのルーツは、ママにあるんだな(にやり)。


で、マリーンルージュは無理にせよ、シーバスに乗ってみる?
桜木町までなら、ちょっと体験気分が味わえるよ?

と提案したら、二人とも、どっちでもいいですよって言う。
まぁ、私だって…数か月前にLちゃんたちと乗ったばかりだしなぁ……。
なんて立ち尽くしてたら、Vちゃんが言いました。
「そんなこと言って、私、すぐに船に酔うんですよね(笑)」
なんだそりゃ?
「じゃ、ダメじゃん」
私とTHちゃんは、声を揃え、さっと踵を返したのでした。
酔うほど、乗る前に着いちゃうけど、まぁ何も無理に乗らんでもよろしいでしょ。

ということで、あかいくつバスの乗り場を探しながら、
また歩き出したのでした。


つづく。

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