バリボーママのひとりごと♫

福岡発東京経由シカゴ行!ご主人様よっちゃんの仕事の関係でシカゴへ。約7年の駐妻生活を経て帰国、今に至ります☆

みんなちがって、みんないい

2015年10月02日 | シカゴ 習い事

先日言ってたtutorさん、
いいお返事いただけました

姫も王子も両方とも
お引き受けいただき
さっそく来ていただいてます


さて、先日の
宿題パニック脱却のハナシから
いろいろ探って悩んで考えてみました


どんな基準で子供たちを見て
どんな基準で成績などを付けるのだろう。
どんな考え方で子供たちは教育されているのだろう…と
いろいろ違うことがあるな~…と


これはアタシの主観なので絶対ではないと思いながら読んでください(笑)
どちらがいいとか悪いとか
そういう話ではありませんので、あしからず。


違いの一つに「相対的と絶対的」という
観点の違いがあると思いました


例えば授業や宿題。

みんな同じ、みんな一緒、
条件も内容もみ~んな一緒。
全体の基準になるものがあり(締切期日、レベル、課題)
それをできたかできなかったかで評価

これ、日本。


授業の内容、テーマはある程度一緒。
でも、その子その人それぞれに
超えなければならないハードルが設定されている。
現に数学の授業では姫は割と成績がいいクラス(笑)
反対に社会、英文法(language arts??)は一番下のクラス
(ホームルームが同じクラスでも
全員が同じ授業をうけるわけではないらしいんですね~
それぞれにどれだけ向上したか、
以前に比べてどれだけ頑張れたか、そこを評価

これ、アメリカ。


個人を尊重のアメリカ。
団体・調和・足並みを揃える日本。


例えば教育。

できない部分をできるように、と
マイナス部分をできるだけプラスにしていこう、
最悪でもゼロくらいには…とバランスをとる
「指摘型底上げ教育」

…これ、日本。


マイナスも多々あるけど
この子の素晴らしいところはこれよ~
(時にマイナスは全部チャラにして
プラスをさらにどでかいプラスにしていこうとする
「自由型誰とも比べない教育」

…これ、アメリカ。




例えばバレーボール。

アタシは若いころ部活をしてないで大人になってバレーを始めた。
部活でやっていた人には技術は到底かなわない。
いつかもしかしたら多少追いつけることはあっても
昔やっていたという絶対的な差がある

そこに若干の劣等感を感じて
バレーをやってきたわけですが…



こちらでは
部活のように一つを極めるのではなく
浅く広くいろんなことをやる子が多いみたい

冬はインドアでバスケ、春からは野球、秋はテニス…てな感じ

日本のように週末は朝から晩まで野球、サッカー
…なんて活動は見当たりません(笑)


さて、おとなになってから
サークル活動のようなものに属すると想像してみてください

~日本パターン思考~
バレーを部活でやってた人は当たり前だが(笑)めっちゃうまい
なのできっと大人になって再びバレーを始めると、当たり前だが(笑)ばりばりうまい

初心者の人がバレーを始めたいなぁと思っても
当たり前だが(笑)そのうまい人の中に入るのは
いろんなことを考えてためらってしまう


~アメリカ思考パターン~
おそらく子供のころいろんなスポーツを経験してるから
「あ、やったことあるわ」と(レベルは別にして)苦手意識がない
多くの人がそんな感じで幼少期を過ごしてきているから、劣等感もない気がする
もちろん、
へたっぴも上手さんもいろいろいるけど、ね
そしてもちろん、
全体のレベルで考えると日本のほうが底が高いと思うけど、ね


なんというかうまく言えないけど
意識の問題、っていうのかな…



これはできるけど
これはできない。
劣等感とか感じるかも~…な日本

あれもこれもやったことあるけど
どれも極めてない。
だからって気にも留めてないよ~…なアメリカ



アメリカの子供たちを見てると、
アタシはアタシと自己表現が強いところに目がいってしまいがちですが
アメリカで育った子供たちは自己肯定がすごくうまいと思います。
「これでいいのだ~」とバカボンのパパみたく、
自分を自分としてありのまま受け入れてる。

これはこれでとても素晴らしい


日本の子供たちで考えると、
団体から飛び出ることを悪しとされ、割と押さえつけられてる感が強いですが
反面、いろんなことがきちんとできるな~と思います。
ときに劣等感を抱くこともあるでしょうが
「全体底上げ」の成果はわが子を見て、間違いなく感じます。

これはこれでとても素晴らしい

金子みすず、よく言ったもんだな~
「みんなちがってみんないい」



なんだろ…
両方を経験することで
いろんな面で
苦手意識の持ち方が変わる気がします

こちらに来て
王子がのびのびと過ごしてると感じるのは
きっと王子にこのシステムが合ってるのでしょうね

姫はいろんな違いに戸惑っている様子ですが
だんだん慣れて、自分をさらけ出してはじけて欲しいな~と思ったりしてます


文章がまとまらず、でも感じたことを言葉にしたくて…
読みにくくてごめんちゃい
日本とアメリカ、それぞれの
いいところや違いを考えたある日の午後でした







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