風 雑記

建築とその周辺で感じたこと、思ったこと

一枚板のテーブル

2006-02-21 23:05:30 | インポート

1_1 2 南小国の山荘も来月上旬には完成します。建て主が来熊されたのでリビングに置く一枚板のテーブルを購入に流通団地のお店行きました。ここは種類も豊富で反り止めやオイル仕上げなど家具的な処理や、購入後の不具合も調整してくれます。希望のものが無ければ樹種と大きさで取寄せも出来るそうです。最初製材所で探していたのですが、たまたま熊日の情報誌「スパイス」の広告でここを見つけました。

屋久杉、ケヤキ、ナラ,タモ、杉、鉄杉、レッドシダー、スプルース、など10数種類置いてあり、中にはもう伐採が出来なくなった種類の木もあります。巾80~90cm、長さ180cm、厚さ6cmサイズが多く、値段は12~25万程度、今回は巾90cm、長さ220cmの板を捜していたので、まだ仕上てない青森ヒバ長さ250cmをカットしてもらうことにしました。ヒバは耐水性、防虫防腐性が高く、木目は大人しいですが香りが強いところが魅力です。

Photo_16 テーブルの脚はMC・HOUSEでも使った風設計室オリジナル3段階高さ調整スチール脚(写真)を使います。以前木製のものも製作しましたがどうしてもゴツクなり、時間が経つと角部分が開いて来るので、イマイチ納得がいかなかったのですが、木と木の組合わせにこだわらずスチール製(色も自由になり)にしてみると、軽快さがあり扱いも良いようです。

建物が出来上がってくると、照明器具やカーテンブラインド、家具などが気になってきます。設計者が造り過ぎて押し付けるより、建て主に選ぶ楽しさを持ってもらった方が建物にとっては幸せなんだろうと..思いながら...ついアドバイスをしてしまいマス。(^_^!