風 雑記

建築とその周辺で感じたこと、思ったこと

二重の峠

2005-09-14 21:00:16 | インポート
000014 阿蘇外輪山 二重の峠からの眺望です。(先月撮影)麓にYMCA阿蘇キャンプ場があります。
昨日は阿蘇YMCAの運営委員会へ行ってきました。ボランティアの運営委員が11名とYMCAのスタッフ3名計14名の運営委員会でキャンプ場の運営や活動に協力しています。
この日はYMCA学院老人福祉科の学生が数十人泊まっていて、大声で喋ったり歌ったり、あまりの元気の良さに驚くと同時に、自分自身が彼らと同じくらいの年頃感じてた事をフッと思い出しました。
キャンプ場メインホール建替えを6年前設計しました。旧いメインホールに初めて訪れた時、すごく懐かしく感じたのを憶えています。古く(私が生まれた年竣工)なっていたこともありますが、雰囲気や写真、パネルなどから感じたのだと思います。
設計は何も無いところに建てる場合もありますが、旧い建物が長い時間をかけて形成したエネルギーのようなものを強く感じながら、設計することも多くあります。そんな時そこでの生活シーンを想像し、自分がそこに居て、実際見てないのですが頭の中で想像します。建物が新しくなる時、以前のエネルギーは一度設計者の中に吸収され、生れ変る力に寄与している気がします。旧メインホールに末っ子(当時5才)が写っています。今12才になり、此処で何度がキャンプを経験しました。
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