AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

噂のほどは(本編)

2020-01-14 00:49:00 | ドラム
この間スネアを取り上げたが、今回はそのスネアを基にして取り付けたものがメイン。


EVANSのUV2。
はがれにくいUVコーティングを採用したヘッドで、コイツは7mil + 7milの2プライ仕様。

薄いコーティングであるが、硬い質感でもあるので、音の太さの中にアタックが際立つ響きをスネアに与える。

モデルとしての売りはコーティングの耐久性で、ブラシなどで繊細な音を表現する際に、この耐久性は重宝する。
実際、このヘッドを装着して4時間ブッ叩き続けていたが、はげ落ちている傾向が伺えない。
従来なら、このくらいの時間ではがれ痕が出てくるモンだが、コレは強い。

あとは、スネアとしての仕様変更で、スナッピーはコイツに。


PURESOUNDスナッピーのS-1430。
個人的には、本数の多いスナッピーとして最終的に信頼できるモデル。
迷ったら、コイツ(笑)。

スネアの素材が持つ音を損なうことなく、カスタマイズした分を上手くブレンドした響きを提供してくれる意味では、スナッピーも然ることながら、件のUV2もそこは言える。

丸みがあって太い鳴りを基本としながらも、中心に中~中低域のアタックがしっかりと存在し、全体に広がりも感じるスネアサウンドに仕上がった。

音作りってのは考えれば考える程、ものスゲー数のパターンが存在する事になるが、正直なところ、「自分が理想とする鳴りを出せる組み合わせ」であるか、「その組み合わせでの理想とする鳴りを見つける」かの2通りになる、ザックリ言えば。

時間が経てば嗜好や思考も変化していくものだが、オレとしちゃあ後者の考えでやれる方が好ましい。
ハイブリッドメイプルのカラーリングが良かったってのと同じで、見た目で選ぶってのは個人的にはそれなりに大きい要素を占める。
その好きなものを、どうやって多方面に使えるものに仕立て上げていくか?
結局自分の技量が問われるワケである。

通用するのかしないのか?というのも音楽によっては出てくるものだが、そこへどうやって自分の理想とする音を入れ込んでいく事が出来るかっていう点が、音に個性を生み出していく手法になってくるんじゃないかと、オレは思う。

一応、ハイブリッドメイプルに関してはこの仕様で一先ず留めておく。
そもそもにしてこれから使うかどうか考えてもいなかったからな(笑)。

ま、
機会はあるさ。