AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

懐かしき現在進行形

2018-12-22 22:00:00 | スタジオ
個人練習にゃ、なるべく週一で入れるようにはしているが、それにしたってバンドで入る事を想定した上での練習が主たるものなワケで、この3ヶ月ほどは正直言って不毛な闘いの様な感覚でやっている気がしてならない。

何せバンドとしての練習が全く出来てないからな。
ただでさえライヴが出来なくなってる状況で、更にバンドとして練り上げていく作業すらまともに出来ないとなると、そもそもにして自分が練習に入っている意味合いが薄れてしまう。

こうなってくると、何か別のバンド立ち上げてバンドロスをカヴァーしようかという考えが過るんだが、多分ソレやると何かがおかしくなる。

一先ず、来年に入ったら一応REVENGERでスタジオ入りする事にはなるから、更にまた別のバンド活動に着手するなんて考えていられなくなるだろうし。


ま、
ぼやきになってしまうがそこは容赦してもらいたい。

そんな状況下にあって、ストレス緩和の如く機材を漁っているワケだが(苦笑)、今回はいよいよもってコイツを試してみることに。


PAISTE 900 12" Splash。レギュラーカラーである。

2か月ほど前に、900シリーズに新たに加わったモデル。
例の如くカラー選択も出来るんだが、今回輸入販売元に初回で入荷した分は殆ど完売してしまったという事で、あんまり待ちたくもねェからレギュラーカラーにした(因みに、入手しようと思っていたのは、ブラックカラー)。

まァ、レギュラーカラーもどちらかといえばカラーリングされている様な色合いなので、カラーシンバル群に一枚くらい混ぜ込んでも、そんな違和感もあるまい(笑)。

確実に言えるのは、今回このサイズでのスプラッシュを出してきて正解だという事。

900は、シリーズとしてはPSTシリーズの上にくるもので、性質としてはPST7とPST8を混ぜ合わせた様な鳴りをする。

個人的にお勧めするのであれば、この900シリーズは厚みのあるHeavyモデルが良い。
厚みがある事によって低域とアタックが含まれやすくなるが、そのバランスが丁度良いと感じる。

故に、厚みを現状選択出来ない仕様のスプラッシュに関しては、8"よりは12"を作って正解だと思っている。

やはりスプラッシュとしては大口径にあたるので、鳴りは低域を含み余裕の音量。
ただ、元々やわらかい響きを持ち合わせているので、音量をしっかり出しながらも全体に煌きの強い、アタックばかり強調される感じのない鳴りに仕上がっている。

もっと言ってしまうと、初期ALPHAに近いものを感じる。
900は一応ALPHAの後に来たシリーズで、後期ALPHAがドイツで製造されいたのに対して、900は初期ALPHA同様スウェーデンで製造されている為、そう感じるのかもしれない。

誤解を恐れずに言っちまえば、ALHPAって出た当初、THE PAISTE LINE SIGNATUREの廉価版(もっと厳密に言えば、2002の合金材を使用して、SIGNATUREのレイジングとハンマリングを施したもの)にあたる。
なので、900がそーいった鳴りを持っている点は、特に不思議では無い。

実際、この12" Splashは使える。
単にカラーシンバルへ加える為のサイズとして欲しかったんだが、正直単体で持ち合わせていても良いと思える。

オレにとっては懐かしい現在進行形シンバルだね。
こーなってくると、やはりRUDEよりも先に900を導入していく方が先だろうな。