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航空機関連の情報をアップしています。今日もナイスなフライトをお願いします。

[航空スト]JAL、ANAともスト回避

2009-06-17 | 業界ニュース
<情報>
日本航空と全日空の乗員組合が17日にストライキを計画していましたが回避されました。



日航がスト回避 6月17日1時1分配信 時事通信
 日本航空は16日、乗員系、地上系の4労働組合(合計約2560人)が17日以降計画していたストライキを回避したと発表した。不況を受けた厳しい経営状況を踏まえ、労組側が夏季賞与の水準引き上げ要求を断念した。


全日空スト回避、全便平常通りに運行 6月17日6時52分配信 読売新聞
 全日空は17日、同日に予定されていた24時間全面ストライキが回避されたと発表した。
 国内線、国際線ともに始発から平常通り運行するとしている。
 この日から3日間にわたってストが計画されていた日本航空も、16日にストを全面回避したと発表しており、全便平常通りに運行する。

JAL(日本航空)のストライキ状況
ANA(全日空)のストライキ状況


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[静岡空港]知事選立候補者がJALへの搭乗率保証を破棄

2009-06-16 | 業界ニュース
<コメント>
静岡空港の定期便就航に大きな影響を及ぼしたと思える、航空会社への『搭乗率保証』。搭乗者が大幅に少なくても、県が搭乗保証を行い、航空会社へ支払うというもの。
この約束をある知事選立候補者が反故するマニフェストを発表しました。
搭乗率保証についてはJALの他、ANAも求めており、今後の対応が気になるところ。順調とは思えないスタートを切った静岡空港。はたしてどうなるのか・・・


転機:’09知事選 搭乗率保証など中止を 平野氏がマニフェスト /静岡 6月16日13時1分配信 毎日新聞

 共産党県委員会は15日、知事選に公認候補として擁立する県常任委員、平野定義氏(59)のマニフェストを発表した。静岡空港に就航している日本航空福岡便に導入されている搭乗率保証のほか浜岡原発(御前崎市)6号機建設やプルサーマル計画の中止などを訴えている。
 マニフェストは「県政の3つの転換」をキーワードにまとめている。まず、雇用の確保を企業に求めるなど「しっかりモノを言う県政」を目指すと主張している。
 次に、港湾整備など県の大型事業を「無駄遣い」と批判。県立大に医学部を創設するなど福祉の財源を拡充する政策を示した。その上で「県民の命と安全を守る」を掲げ、住宅の耐震補強の助成を増やす方針も唱えた。【竹地広憲】

[航空スト]日航と全日空17日に計画

2009-06-16 | 業界ニュース
<コメント>
航空各社で、6月17日(水)~19日(金)の間、ストライキが予定されています。この間にご利用ご計画の方は以下サイトより最新情報を得て空港へ向かってください。
ストライキの速やかな解決を願います。

JAL(日本航空)のストライキ状況
ANA(全日空)のストライキ状況

<航空会社>日航と全日空でストも…労組など17日に計画 6月15日19時55分配信 毎日新聞

 日本航空と全日空は15日、労働組合やグループ会社の乗員組合が17日にストライキを計画していると発表した。
 日航は8労組のうち4労組が、夏季一時金などの回答を不満として計画した。ストに突入しても管理職などで対応するため国内、国際線とも平常運航の予定。4労組のうち1労組は18、19両日もストを通告しており、18日は平常運航の見込みだが、19日は国内線の一部に欠航や遅延が出る恐れがあるという。
 全日空は、エアーニッポンなどグループ4社の各乗員組合がストを通告した。決行されると、国内線144便が欠航、37便が遅延し、約5800人に影響が出る見通し。4労組は、安全問題などの要求に対する会社側の回答を不満として3、4月にそれぞれ24時間ストをしている。

[続くトラブル]A330型機に何が、原因は・・・

2009-06-15 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
A330型機(エアバス)のトラブルが続いています。最近では電気系統が原因と思われるトラブルが発生し、緊急着陸を行っています。また速度計の異常が原因(一部報道)で大西洋上に墜落しています。
今回のトラブルは成田空港到着後で人命に関わる大きなインシデントではないにしても、いろんな箇所で発生しています。 ・速度計(ピトー管関連?)・コクピット下の電気系統・ランディングギア 搭乗者は基本的に航空機を選ぶ事ができません。各航空会社の方(運航管理者を修正)は提供する機材の絶対的な安心安全により努めて欲しい。


ギアトラブルでNWA機停止=成田空港 6月15日16時57分配信 時事通信  

15日午後1時30分ごろ、成田空港に着陸した北京発の米ノースウエスト航空(NWA)のエアバス330-200型機(乗員乗客254人)がギアトラブルを起こし、誘導路で停止した。 国土交通省成田空港事務所によると、この影響で滑走路は午後1時35分から約10分間、閉鎖された。同機はいったん自力で移動したが、再度誘導路上で停止し、誘導路も同2時40分まで使用できなくなった。到着便3便が最大20分、出発便6便が最大6分遅れたが、けが人はいないという。


サウスウエスト機が緊急着陸 気圧表示の不具合で 6月15日17時42分配信 CNN.co.jp (CNN)

 米サウスウエスト航空のボーイング737型機が14日午後2時頃、シカゴからフロリダ州フォートマイヤーズに向かう途中、ジョージア州コロンバスに緊急着陸した。同航空関係者と連邦航空局(FAA)が明らかにした。 乗務員が客室の気圧表示が消えたことに気づき、報告した。緊急用酸素マスクは降りてこなかったものの、同機は安全策を取って迂回(うかい)したという。けが人はいなかった。 乗客122人はコロンバスで別の航空機に乗り換え、目的地フォートマイヤーズに向かった。同航空とFAAは、トラブルの原因などを調査している。

[エアインディア機]飛行中に火災警報装置作動し引き返す

2009-06-15 | 業界ニュース
<コメント>
また航空機内でボヤか?
と思うような見出しですが、今回は様子がいささか違うようです。

インドのムンバイ空港発ドイツ行きのエア・インディア機(B747-400型機)が飛行中、『煙』を感知し火災警報装置が作動。機はムンバイ空港へ引き返しました。乗客乗員にけが人は出ていない様子。

火災を感知した場所は、キャビン下部の荷物室。火災を感知した後、消化装置を作動させた。
しかし本当の原因は『火』でなく『粉』。
乗客が荷物室に預けたバッグに入った『カレー粉』が、何らかの表紙に機内で飛散し、火災警報装置が作動した。今回は原因が『カレー粉』と判明し本当に良かった。

粉を持ち込む際は、衝撃を与えても外へ出ないよう、充分に対処し持ち込みましょう。



火災警報も…インド機、カレー粉で緊急帰還 6月15日10時45分配信 産経新聞

 ドイツ行きのインドの旅客機の貨物室で火災警報装置が作動、ムンバイの空港に緊急帰還する騒ぎが14日起こった。その後の調査で、感知した「煙」の正体はなんと「カレー粉」だったことが判明。飛行機はカレー粉入りの荷物を降ろして、約12時間遅れで再出発したが、“カレーの国”ならでは?の騒動に、人々も辛~い反応!?
 エンジン不調や機体の不具合など、旅客機の緊急着陸や帰還の原因はさまざまあるが、インド西部の港湾都市ムンバイでは、珍しいケースが起きていた。
 地元ムンバイ・ミラー紙などによると、“カレー帰還”したのは、ドイツ・フランクフルト行きのインド国営航空エア・インディアの旅客機(ボーイング747-400型)。乗客229人が乗っていた。
 パイロットらが12日早朝、コックピットで「貨物室で火災発生」という警告の表示を受けたことから、消火装置を作動させたという。旅客機はムンバイの空港へ緊急Uターンすることに。
 帰還後、その航空機を調べると“意外な原因”が判明した。技術担当者は、火災警報器が作動した原因について「2~3キロのカレー粉が入っていたかばんから飛び出したため」と、煙の“正体”がカレー粉の粒子だったと指摘した。
 カレー粉はスーツケースではなくソフトバッグに入れられ、インド西部のグジャラート州出身の客が持ち込んだものだったという。
 同機はその後、問題のかばんを降ろし、約12時間遅れで再出発した。
 エア・インディアの広報担当者によると、再出発する際、パイロットは「遅延を謝罪し、カレー粉が入っていたかばんが、その原因だったと知らせた」という。
 同紙は、エア・インディアは過去にも、マンゴーや肉製品の発熱が原因として疑われる、同じような騒動があったと伝えた。



インド航空機、「カレーの匂い」で火災警報、引き返し 6月15日10時18分配信 サーチナ

 15日付中国新聞社電によると、12日にインド・ムンバイを出発したインド航空機(エア・インディア機)が、離陸約30分後に貨物室の火災発生を知らせる警報が出たため、引き返した。貨物室を調べたが出火した形跡はなく、検査員は濃厚に漂っていたスパイスの香りに火災探知機が反応したとみている。
 同機はドイツ・フランクフルト行きのボーイング747型機。火災警報器が反応した際、操縦士は出火場所や煙を確認できなかったが、ムンバイへの引き返しを決めた。着陸後に空港で調べたところ、貨物室は強いスパイスの香りが充満しており、積んでいたミックススパイスの粉、いわゆるカレー粉から出たものと分かった。
 専門家によると、これまでも航空機の火災警報器が積み荷の匂いに反応したことがある。2004年には、ムンバイ発ロンドン行きの航空機が飛行中に火災警報機が貨物室内のマンゴーの匂いに反応し、ルーマニアのブカレスト空港に緊急着陸した。また、強烈な匂いで知られる果物のドリアンに、火災警報器が反応したこともある。(編集担当:如月隼人)


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[エアバス機]電気系統に欠陥、揺らぐ信頼性

2009-06-12 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
このところ、エアバス社製のA330型機のトラブルが続いています。

[航空機不明]エールフランス機大西洋上に墜落か
上のリンクは、先日このブログで紹介し、墜落と判明したエールフランス社のエアバスA330型機の事故。今回も電気系統のトラブルで緊急着陸となりました。
トラブルの箇所が同じか否かは不明ですが、電気系統の安全が確保されない限り、非常に恐い飛行機と言えます。
早急な原因究明と改善をお願いしたいところです。


「電熱線に欠陥」ジェットスター機緊急着陸 6月11日22時44分配信 日本テレビ

 日本時間11日午前0時40分ごろ、関西国際空港からオーストラリアに向かっていた「ジェットスター航空」20便の操縦室で、炎と煙が上がった。火はすぐに消し止められたが、同機は約40分後にグアム国際空港に緊急着陸した。ジェットスター側は「窓の電熱線に欠陥があり、コックピットに煙が立ちこめた後、右側の窓の下の方に小さな炎が見えた」と話している。
 機内には日本人乗客を含む199人が乗っていたが、ケガ人はいなかった。


関空発ジェットスター航空機で火災 乗客の日本人が発生当時の機内の様子を語る 6月11日21時27分配信 フジテレビ

関西空港からオーストラリアのブリスベーンに向かっていたジェットスター航空のエアバス機で11日、火災があり、グアムに緊急着陸した。
乗客の日本人が発生当時の機内の様子を語った。
乗客は「焦げたようなにおいがした。においで寝ているところを起きた」、「客室乗務員の慌ただしさで、尋常じゃないなと」と話した。
グアムに緊急着陸したのは、10日午後8時50分に関西国際空港を出発し、オーストラリアのブリスベーンに向かっていたジェットスター航空のJQ20便、エアバス330-200型機。
ジェットスター航空によると、離陸からおよそ4時間後、操縦室の右側の窓付近から小さな炎が上がったのをパイロットが発見し、消火器で消したという。
この飛行機には、乗客186人と乗員13人のあわせて199人が乗っていたが、けが人はいなかった。


仏航空機・エアバスへの信頼性揺らぐ!回答者の45%が「乗りたくない」―中国 6月12日2時54分配信 Record China

11日、エールフランス航空のエアバス330-200型機が今月1日、大西洋上で消息を絶った航空機事故に関連し、中国メディアがインターネット上で調査を行ったところ、約45%が航空機に乗る際に「エアバスを選択しない」と答えたことがわかった。資料写真。
2009年6月11日、ブラジル・リオデジャネイロ発パリ行きのエールフランス航空エアバス330-200型機が今月1日、大西洋上で消息を絶った航空機事故に関連し、中国メディア・環球網がインターネット上で調査を行ったところ、約45%が航空機に乗る際にエアバスを選択しないと答えたことがわかった。環球時報が伝えた。
報道によると、エアバス社の航空機に関する事故は10日にスペイン領カナリア諸島でも発生した。乗客の話では、カナリア諸島を飛び立ったエアバスA320型機は、火災が発生したために飛行場へ引き返したという。ただし、飛行場側とエアバス社はこれを否定しており、事実関係は現段階でははっきりしていない。
また、関西空港からオーストラリア・ゴールドコーストに向かったエアバス330-200型機(1日に消息を絶った航空機と同型)の操縦席で11日、火災が発生し、グアム国際空港に緊急着陸した。原因ははっきりしていないものの、同社の航空機で立て続けに事故が発生している。
環球網が10日にネット上で行った調査によると、エアバスの安全性については約23%(3716人)が「安全」、約28%(4532人)が「安全でない」、約49%(7823人)が「なんとも言えない」と回答した。
「航空機を利用する際にエアバスを選択するか」との問いに対しては、「選択しない」が約45%(7235人)、「選択する」が約36%(5824人)、「自分とは関係ない」が約18%(3012人)で、エアバスに対する信頼性に疑問を示す結果となった。(翻訳・編集/HA)

[JAL]飛行中にボヤ発生、公表せず

2009-06-08 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
6月6日、関西国際空港発、台北空港行きのJAL653便で、台北空港に着陸直前、機内でボヤが発生し、同機は緊急着陸を実施しました。
この事故によるけが人は出ていないようです。

火は消化器によって消されましたが、原因が特定できず、乗客には音響機器のトラブルとアナウンスがあったようです。

その後の調べで、ライターによる着火、炎上とほぼ断定されたようです。
JAL側は、重大なインシデントではないので、公表を控えていたと回答しています。


日航機内ぼや公表せず 関空-台北便 座席に焦げたライター 6月8日15時57分配信 産経新聞

 関西国際空港発の日本航空653便(ボーイング767-300型機、乗客乗員44人)が台湾・台北空港に着陸する直前に、客室内でぼやを起こしていたことが8日、分かった。同機は緊急着陸し、負傷者はいなかった。日航は、台湾当局が「重大インシデント(事故)ではない」としたことから、事実を公表していなかった。
 日航によると、同機は6日午後9時20分ごろ(日本時間)、高度約600メートルを降下中、機体中央付近にある座席「47C」周辺から煙が出るなどした。ぼやは客室乗務員が消火器を使って消した。
 同機は同9時24分(同)、台北空港に緊急着陸。機内を調べたところ、47Cの座席に約5センチ四方の焦げた跡が確認されたほか、ひじ掛けと背もたれの間から焦げたライターが見つかった。47Cと隣接する47Aには女性とその子供とみられる乗客が座っていたが、ライターを持っていたかは不明。当初は原因が分からなかったため、乗客には着陸後「音響機器のトラブル」と説明したという。
 このぼやで、7日に出発予定だった折り返し便が欠航した。ぼやは台湾領域内で発生したため、台湾の事故調査当局が調査。事故などには当たらないと判断したため、同機は乗客を乗せない状態で8日に帰国した。日航はぼやを公表しなかった理由について「国土交通省に報告しており、8日以降に公表するかどうか決める予定だった」と説明している。

[静岡空港]今日、開港!(6/4)

2009-06-04 | 業界ニュース
<コメント>
いろいろ話題が尽きなかった『富士山静岡空港』が本日(6/4)開港しました!
空港初のフライトは日本航空JL3810便(静岡 - 福岡)。マクドネル・ダグラス「MD-90」。
個人的には・・・最初がMD-90とは。
決して悪い機材ではありませんが、将来を見据えた開港。最初のフライトには最新鋭機を!
などと思ってしまいました。

定期便としては、北海道と沖縄がメインとなる静岡空港。
この不況下、レジャーの需要がどこまであるのか。また地元バックアップのフォローは続くのか・・・
気になる開港ですが、不要論を覆す事となりますよう願います。


富士山静岡空港 開港…国内で98番目 6月4日18時40分配信 レスポンス

「地方空港ながら国内外の定期便の就航は出色であると自負している」と、石川嘉延静岡県知事が話すだけあって、地方空港としては幸先の良いスタートだ。
国内線は、開港と同時に運行を始めた日本航空、全日空の定期便に、7月23日から地元資本の新航空会社フジドリームエアラインズが加わり、国内3社6路線が就航する。
日本航空と全日空がそれぞれ札幌線を1日2往復。日本航空は福岡線、全日空は沖縄線を就航させる。リージョナル航空会社のフジドリームエアラインズは、小松(1日2往復)、熊本線、鹿児島線(各1日1往復)を就航させる。
また、国際便では大韓航空、アシアナ航空がソウル線、中国東方航空が上海線を就航させた。
空港初のフライトは日本航空JL3810便(静岡 - 福岡)。マクドネル・ダグラス「MD-90」の乗客132人を石川知事や同社グループCEO西松遙氏がエプロンから見送った。
「静岡と北海道・九州が、それぞれ100分ほどで結ばれる。これによってビジネス・観光両面における交流が活性化し、静岡県がさらなる発展を遂げられるものと確信している」と、西松氏は語った。
また、3810便の安部雅彦機長は「本日は客室乗務員全員が静岡出身者。福岡初便に乗務することができて、感慨深いものがある」と、コメントした。

[航空機不明]エールフランス機大西洋上に墜落か

2009-06-02 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
6月1日、ブラジル・リオデジャネイロを出発したパリ、ドゴール空港行きのエールフランス機(A330-200)が太平洋上で行方が解らなく(墜落か)なりました。
出発約4時間後、暴風圏に入り多数の電気系統異常が報告されており、これが不明の原因ではないかと報道されています。

しかし航空機の電気系統は独立しており、落雷などで全ての電気系統が失われたとは考えにくい。
当該機が早く発見され、ブラックボックスの回収によりトラブル原因の特定ができるよう願いたい。
(写真は同型機)

<仏機不明>乗客らの生存ほぼ絶望的 機体まだ発見されず 6月2日10時48分配信 毎日新聞

 【パリ福原直樹】大西洋上で1日、行方不明になったエールフランス航空のブラジル・リオデジャネイロ発パリ行きのエアバス330-200型機(乗員・乗客228人)について同日、仏、ブラジル、スペインは、軍用機での捜索を続けたが、日本時間2日朝の時点で機体は発見されておらず、乗客らの生存はほぼ絶望的になっている。乗客の国籍は仏、ブラジル、ドイツ、中国、米国など32カ国に上るが、日本人は含まれていなかった。
 エールフランス社などによると、同機はリオを離陸約4時間後の日本時間1日午前11時ごろ、暴風圏の通過を開始。だがこの直後、複数の電気系統の異常を示す10以上の通報を行っており、この故障で機が制御を失い、墜落した可能性が高いという。また機が落雷にあった可能性も指摘されている。
 同社によると、機が遭難したのはアフリカとブラジル沿岸の中間にある数十キロの海域とみられ、仏は米に衛星による捜索も依頼した。仏のサルコジ大統領は1日、パリのドゴール空港で乗客の家族らと対面した後、記者団に「生存者発見の見込みは非常に少ない」と発言した。
 AFP通信によると、仏のボルロー環境相はハイジャックなど事件の可能性はないとしている。