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[B787]最新機材1号機が完成!

2007-07-09 | 業界ニュース
<コメント>
 ボーイング社の最新機材、B787型機が完成し公開されました。この機材は通称『ドリームライナー』と呼ばれ、随所に改善工夫がなされています。全体の35%程度を日本のメーカーが作っています。
高性能機B767型機と従来機の比較をしてみます。

・巡航速度はマッハ0.85となり、マッハ0.80の767、マッハ0.83程度のA330、A340より長距離路線での所要時間が短縮される。(マッハ1 = 1,225km/h)
・航続距離は基本型の787-8での航続距離は8,500海里(15,700km)、東京から南アフリカへノンストップで飛ぶことも可能である。
・767と比較すると燃費は15-20%向上するとされている。

日本の航空会社へは、来年2008年5月ANA(全日空)へ1号機が引き渡される予定。キャビンへ炭素素材の使用により、加湿器が導入され乾燥に悩まされていた方にはかなりの朗報といえるのではないでしょうか。

<関連リンク>
ボーイング787型機(ウィキペディア)


[人気の次世代機お披露目=日本企業が重要な役割-米ボーイング] 7月9日10時0分配信 時事通信
 【エバレット(米ワシントン州)8日時事】燃費効率が良く、環境に優しい次世代中型旅客機として空前の受注ブームが続いている米航空機・防衛大手ボーイングの「787」(通称ドリームライナー)1号機がこのほど完成、8日に同社の工場がある当地で初公開された。787は主翼や胴体の一部など機体製造の約35%を日本の重工メーカー3社が担当しているほか、東レの炭素繊維を本格採用、さらに開発当初から協力した全日本空輸に1号機が引き渡されるなど、事実上の日本の“準国産プロジェクト"としても注目を集めている。
 この日、行われた記念式典には、世界の航空会社や製造にかかわったメーカーの幹部など約1万5000人が参加。ボーイングのマクナーニ最高経営責任者(CEO)は、「(ドリームライナーは)乗客には便利さと快適さを、航空会社には効率と利益をもたらす」と語った。
 座席数210~330席の787は2004年の販売開始以来、現在までに47社から677機の受注を獲得、「受注ペースは旅客機としては史上最速」(ボーイング)とされる。8月末か9月から飛行試験が始まり来年5月に全日空に1号機が引き渡される予定。


[次世代旅客機「787」の主翼完成=米ボーイングに納入へ-三菱重]
 三菱重工業が大江工場(名古屋市港区)で、米ボーイング社の次世代旅客機「787」(通称ドリームライナー)向けに製造していた主翼が完成し、13日、関係者に公開された。主翼は14日、中部国際空港から専用輸送機で米国に空輸され、7月には第1号機が登場する予定だ。
 今回完成したのは飛行試験機の主翼左右1組で、長さ約30メートル、幅約7メートル。素材には軽量で強度に優れ、腐食しにくい炭素繊維強化プラスチックを採用した。


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