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[SNA]機長が違法な操縦撮影指示

2009-04-17 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
何と、スカイネットアジア航空(SNA)の外国人機長が、航空法で禁止されている離着陸時のデジタル機器使用を自ら破り、同僚の副操縦士(と思われる)に撮影を指示し、それを実行した。

航空法で禁止されているには当然理由があり、デジタル機器から発せられる電波などが計器に影響を及ぼすからだ。誰よりも一番理解し、使用を止めるべき者が率先して使用するとは、もはやパイロットとしての資格はない。
現在休職中との事だが、期間が終わればまた行う事も容易に想像できる。知らないのは、乗せられている乗客。

また着陸時の撮影を副操縦士席から撮ったようですが、万一のゴーアラウンドなど想像すらしていなかったのだろうか。
「このくらいは大丈夫だろう」
「機長の命令だから断れない」
こんな安易な気持ちで乗客を乗せ飛んで欲しくない。今後のきっちりした説明、処分をSNAに求める。



スカイネットアジア航空機長、着陸までの操縦の様子を撮影 国交省が厳重注意

スカイネットアジア航空の機長が、着陸するまでの操縦の様子を、航空法で禁止されているデジタルカメラで同僚に操縦席から撮影してもらっていたことがわかり、国土交通省は厳重注意した。
2007年9月、宮崎空港発・羽田行きの便で、オランダ国籍の機長が、操縦席にいた訓練担当の教官に、着陸の様子の撮影を依頼して、教官が4分間にわたり、着陸直前から着陸後までをデジタルカメラで撮影したという。
航空法では、離着陸時の電子機器の使用は禁じられており、国土交通省は厳重注意した。
機長は「外国にいる子どもたちに自分の仕事を見せたかった」などと話していて、動画はインターネットのサイト上に載せていたという。



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