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<JTA>エンジン発電機が使用不能-伊丹へ

2006-03-30 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
丹後半島沖を飛行中のトラブルなので、高度は既に巡航高度で飛行中だと思われる。このB737-400型機はエンジン2機と補助動力装置(APU)1機を持っているが、第一エンジン(左側エンジン)と最後部のエンジンの発電機にトラブルが発生したもの。それぞれ独立したシステムで同時にトラブルが発生する事は稀なケース。原因としては電気系統のトラブルだが、前兆ないままいきなり発生したものだろうか?
トラブル箇所が、第一・第二エンジンだと思うとゾッとするが、無事、大阪伊丹空港へ着陸し本当に良かった。「安全」に対する意識を上げてくださいね、JALさん。

(時事通信) - 3月30日13時0分更新
 30日午前10時10分ごろ、小松空港を出発した那覇行き日本トランスオーシャン航空(JTA)31便ボーイング737-400型機が、丹後半島沖を飛行中、第一エンジンの発電機と補助動力装置の発電機が使用できない状態になったため、伊丹空港へ目的地を変更した。同50分ごろに同空港に着陸し、乗客乗員97人にけがはなかった。 

(B737-400)
ボーイング社のベストセラー航空機・737型機に新しいエンジンを積み、最新の電子システムを採用するなど改良を加えた新世代航空機。
全長:11.1メートル
全幅:28.8メートル
標準座席数:150席
運航速度:800km/h
航続距離:4,000km

(APU)
"Auxiliary power Unit"の略で、補助動力装置のこと。
 飛行機のおしりを見ると、小さな穴が開いてるのが分かると思います。
空港で準備中の飛行機のおしりから、熱風が出てもやもやしているのも見えると思います。そこが、APUの排出口です。
飛行機はエンジンを止めると、機内への電力などの供給ができないので、駐機中専用エンジン=APUをつけてあります。


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