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[航空機墜落]ブラジルでB737型機墜落

2006-09-30 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
 南米ブラジルのアマゾン上空で、乗員乗客は155名搭乗のGOL航空のB737型機と小型機が空中衝突し、GOL空港機が墜落した模様です。日本人が搭乗していたという情報は現在まで入っていません。
 空中衝突を防止するため「TCAS」というシステムがあり、相手機との距離により、黄色 → 赤色へとディスプレイ上で表示されるとともに、警告音が発せられ回避するよう促します。が、この装置が作動しなかったのか、それとも装備されていなかったのか(義務づけられていると思いますが、ブラジルではどうなのでしょう)。
 小型機とは・・・セスナなのか、小型ジェット機なのか?
離陸後1時間程度との事ですから、ほぼ巡航高度(7,500メートル付近)を飛行していたのではと思います。すると小型ジェット機なのか?
また、認識番号は登録されているはずですから、管制からの回避指示はなかったのか?
ブラックボックス回収後、徹底的な原因究明を期待します。空中衝突、あってはならない事故ですから。

(毎日新聞) - 9月30日12時32分更新
 【サンパウロ庭田学】ブラジルのテレビ報道などによると、アマゾン上空で同国GOL航空の乗員乗客155人乗り旅客機(ボーイング737)が29日夕(日本時間30日朝)、行方不明になった。ロイター通信によると、アマゾン川流域の農場で墜落した機体が見つかった。小型機と空中衝突したとみられている。マナウスの日本総領事館によると、GOL機に日本人が搭乗していたという情報はない。
 同機は北部アマゾナス州マナウスを同日午後に離陸、首都ブラジリアに向かっていた。北部パラ州上空で小型機と衝突したらしい。小型機は近くの空港に無事着陸したという。マナウスはアマゾン地方の中心都市で観光地としても有名で、日本人も多く訪れる。
 同国CBNラジオによると、ヤマハ関連会社の従業員少なくとも20人が乗っていたとの情報もあるが、サンパウロにあるヤマハの現地法人によると、マナウスを訪問中だったヤマハ発動機の社長と、ブラジル現地法人の社長、日本人従業員は別の便に乗っており、無事が確認された。
 ヤマハ発動機のホームページによると、マナウスには、二輪車や船外機の製造・販売を手がける同社関連会社「ヤマハモーター・アマゾニア」がある。
 GOL社は01年に創業した格安航空会社で、現在は国内2位に急成長した。国内線のほか近隣国を結ぶ国際線も手がけ、1日約500便以上を運航している。


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2 コメント

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小型機が不正な高度飛行とトランスポンダー電源切断 (kojisaka)
2006-10-06 02:11:33
続報が以下のURLに載っていました。



http://www.asahi.com/international/update/1005/015.html



小型機とは小型ジェット機のことらしいです。



小型機はブラジリアまで3万7000フィートで飛行した後、3万6000フィートか3万8000フィートに高度を変更しなければならなかったが、対向する事故機と同じ3万7000フィートで飛行を続けていた

と、ピレス国防相が言っているそうです。



有力紙「エスタド・デ・サンパウロ」によると、

小型機はトランスポンダーの電源を切って飛んでいたそうで、

管制塔はその小型機の識別番号を(飛行機かどうかさえ)

知ることができず、

その小型機に呼びかけることができない状態だったようです。

「○○付近を飛んでる飛行物体!」と呼びかけたところで、

相手は自分ことだと思ってくれないでしょうから...



衝突防止装置の件については、触れられていません。

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信じられない (flight2005)
2006-10-06 11:45:50
>kojisakaさん、こんにちは!

トランスポンダーの電源を切って飛んでいたとは・・・普通では考えられない事ですが、なぜこんな事が起きたのでしょうね?

故意でないとすると、出発のクリアランス時に識別コードの確認が管制との間でなされていなかった!とか。いや~、こんな事があるはずないし。

情報ありがとうございました。
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