goo blog サービス終了のお知らせ 

flight2005

航空機関連の情報をアップしています。今日もナイスなフライトをお願いします。

<エアバス>次世代超大型機「A380」の避難テスト成功

2006-03-27 | 飛行機
<コメント>
エアバス「A380-800」の機外への脱出テストが実施され、873名が90秒以内に機外へ脱出した。このテストクリアーでシンガポール航空への年内納機が見えて来た。
しかし、より現実味を帯びたテストとは言え、骨折1名、軽傷21名とは・・・
現時点での受注機数は159機で、発注数順は(1位)エミレーツ航空:41機 (2位)ルフトハンザ航空:15機 (3位)カンタス航空:12機 (同数4位)シンガポール航空エールフランス:10機 となっている。

(ダウ・ジョーンズ) - 3月27日10時34分更新
 ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)
欧州航空機メーカーのエアバスは26日、同日実施した次世代超大型旅客機「A380」の避難テストで、乗客・乗員873人全員を90秒以内に脱出させ、規制当局の重要な基準の1つに合格したと発表した。このテストは、ドイツ・ハンブルクのエアバス工場で実施した。
 欧州航空安全庁(EASA)の広報担当者は「あらゆる点において合格だ。明らかに90秒より短い時間で避難が完了した」と語った。ただ、真っ暗な中で実施した避難テストの模様を撮影した赤外線映像を、EASAと米連邦航空局(FAA)の専門家が今後数日かけて分析するという。その後、避難可能な人数を公式に発表する。A380型機は最大で乗客853人と乗員20人を運べるように設計されている。
 エアバスがこれまでに受注した同型機のうち最大の座席数が650であることから、同社は少なくとも乗客650人の避難が認定されることを目指してテストに臨んだ。
 同社はA380型機を16社から159機受注しており、最初にシンガポール航空(S55.SG)に年内に納入する予定。エアバスは、同型機の認可がこれに間に合うよう願っている。
 この日の避難テストでは、1人が足を骨折し病院に運ばれたほか、21人が軽傷を負ったと報告されている。実際の機体からの避難や避難のシミュレーションでは、けが人が出ることは珍しくない。
 エアバスは欧州航空・防衛大手EADS(5730.FR)が80%、英航空防衛大手BAEシステムズ(BA.LN)が20%を出資している。

エアバスジャパンのホームページ


最新の画像もっと見る