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<JAL>運賃値上げで黒字化ねらう!

2006-03-03 | フライト
<コメント>
乗客抜きの「絵に描いた餅」とは正にこの事だろう。以下は昨日西松取締役が発表した06年度単年黒字計画の一部。最終30億円の黒字を出すため、「運賃値上げ」で穴埋めする方針。こんな非現実的な「夢」は誰でも描ける。最大の問題は・・・
いったい今の日本航空に誰が乗るの?
しかも、はい当然の値上げでございます~とばかりのコメント。少なくても今のJAL、すなわち「安全」「安心」「信頼」が全く無くなってしまった所には「命」を預ける勇気がない。
利益は最終的なカスタマー(お客様)の評価の結果。結果を先に出し、下へ下ろしていく施策で成功した事例はない。

(ロイター) - 3月2日20時6分更新
[東京 2日 ロイター] 日本航空(JAL)<9205.T>は2日、2006年度をスタート年度とする5カ年の中期経営計画を発表した。05年度予想で470億円の最終赤字を06年度には30億円の黒字にする。都内で会見した次期社長の西松遥取締役は、「2006年度の黒字化はいろいろな意味で大事な目標だと思っている。もしこれが黒字でなければ私どもは終わりになると思うので、何が何でも達成したい」と、再生に向け強い決意を示した。 
 2006年度に30億円の最終黒字にするには500億円の上積みが必要。燃油費高騰が200億円強の収益圧迫要因になるとみているが、運賃値上げによるプラス効果が700億円程度にのぼると見込んでいる。
 計画では2008年度に事業基盤の再構築を完了し、2010年度に連結営業利益率5%以上を目指す。これらを実現するために、費用構造改革も強化。業務プロセスの見直しや人員効率化などにより、最終年度に1190億円の収支改善を図る。この結果、「2007年(度)、08年(度)には復配に持っていきたい」(西松取締役)としている。
 最終年度の2010年度には売上高2兆4370億円(05年度予想2兆1950億円)、営業利益1300億円(同340億円の赤字)、最終利益550億円(同470億円の赤字)を目指す。同時に、05年度予想で1兆9760億円にのぼる有利子負債の削減も進め、最終年度に1兆3840億円まで圧縮する。これらより、燃油価格の高騰など外的要因にも対応できる企業体質の構築を図る。

<関連記事>
(時事通信) - 3月3日6時3分更新
内対立に揺れ、トップ交代による新体制への移行を決めた日本航空(JAL) <9205> を発表し、新経営陣による再建方針を示した。西松遙次期社長は、「再生への時間の猶予はない」と話し、改革に向けた意欲を強調。初年度黒字転換や安全強化などの目標を掲げたものの、踏み込んだ施策は見当たらず、迫力不足の感は否めない。 

(時事通信) - 3月3日6時3分更新
日本航空(JAL) <9205> は2日、2006年3月期の単体最終損益が従来予想の82億円の黒字から1310億円の赤字になると発表した。国際線、国内線事業を行う子会社の「日本航空インターナショナル」、「日本航空ジャパン」の株式について、約1395億円の評価損を計上するため。連結業績への影響はない。 

<ANA>大阪-高知間減便へ

2006-03-03 | フライト
<コメント>
 本日、ANAは国際線就航20周年を迎えた。東京-グアム間で就航を開始し、現在では国内NO.1企業(安心・安全面)へと成長した。
が、このトラブル機「DHC8-Q400」への対応は頂けない。以下の記事は大阪-高知間のものだが、1日14便を2便減らし、折り返し便の間隔を広げ整備を充実させようとするもの。整備の時間が無く、それで脚が上がらなかった。と結論付けているようにも取れる。しかしよく考えればおかしい。DHCメーカーそのものが欠陥と認めている機を使い続けている事。
 2便減らし、そのかわり関空-高知間1便とし、小型ジェット機で運用すると発表されている。小型ジェットに全便切り替えは無理だろうが、大阪-高知間にもぜひ導入して頂き、「安全第一」を守り抜いて欲しい。

(朝日放送) - 3月2日19時57分更新
 全日空は、機体のトラブル発生のために引き返しや欠航が多発している大阪~高知線の便数を、6月から減らす方針です。
 1日14往復と人気路線の大阪~高知便。しかし、肝心の機体にトラブルが相次ぎ、全日空は、整備の時間を取るために本数を減らすことにしました。トラブルが相次いでいるのは、カナダの航空機メーカー・ボンバルディア社の小型プロペラ機「DHC8-Q400」型です。全日空は、大阪~高知間でこの飛行機を1日14往復、およそ1時間に1本飛ばしていますが、「機体の整備の時間に余裕を持たせるため」などの理由で、6月以降2往復を減らして運航間隔をあけることにしました。その代わり、関空と高知の間に、新たにジェット機を1便就航させる予定です。大阪空港の利用客からは、「関空になってしまうと、都合悪いことも出てくる」「伊丹(大阪空港)の方が、やっぱり使いやすい」「安心と安全を重要視するなら、仕方ない」といった声が聞かれました。3年前に導入されたボンバルディア機は、これまでに全日空だけで26件のトラブルが発生していて、そのたびに出発地への引き返しや欠航などの事態が起きていました。