幼馴染のシンヤが社会福祉士をしており、福島で福祉士会の理事をしています。
まさか彼がね、そんな立派な仕事をするようになるなんて!
と驚きを隠せませんが、昔から情には厚い男でした。
ライブにも必ず来てくれて、バイクで散々あっちこっちと走り回っていた仲間だったりもしますが多くは語りますまい。
こいつです。
オッサンやないかい!
彼の上司にあたる方が、スコップ団を応援してくれていたらしく、ひょんなコトから友達だと言うと嘘つき呼ばわりされたとのこと。
その場で僕に電話が入り、
「疑われてるから代わってくれ。」
という流れから今回の講演会という運びになりました。
福島県は仕事でもよく来ていたので、とても好きな土地です。
皆シャイでね、僕はとても好きだ。
福島県の福祉士会からの依頼で、今日は講演の後にはディスカッションもありました。
仮設住宅への福祉活動や様々な方々への福祉を行っている彼等に対しても、僕は見て来たものをただお伝えして、それでいいと思いました。
泣きながら話を聴いて下さいました。
やはり、この講演内容はとても疲れる。
でもね、僕がやらなくちゃいけないことだとも改めて思いました。
「了くん。」
「ん?」
「本当にありがとう。」
「とんでもねぇよ。」
「一人さ、どうしても何かを伝えたい人がいたんだよ。その人が、「来て良かった。今は話すと泣きそうだから何も話せない。」と言ってたんだ。」
「アタマかたい感じなの?」
「ガチガチ。本当にありがとう。」
「そう。それは良かったね。お前も大変だなぁ(笑)」
「本当に良かった。助けられた。」
なんてことねぇよ!
はははは!
これは懇親会と称した飲み会での写真じゃ。
右の方が、友達だということを疑っていた方。
娘さんがたまたま復興大学の講演の時に参加されていたそうです。
素晴らしい機会をありがとうございました。
懇親会中もブログを読んで泣いてる方がいました。
あのね、僕ね、泣きたかったんだけどね、支えてくれる人がいて頑張れた。
柄にもねぇことをしてね。
だから、お土産を買って帰ります。
待っていなさい。
そしてそれはスコップ団、皆のおかげさまなんだ。
み~んなの。
これから、もっと頑張るけどね。
僕のピークは、これからだ。
変な団では終われねぇのさ。
あ!
変な名前のバンドだ!
ハチマキだって!
ぷぷぷぷ~!
ぁあ!
変な名前の会社だ!
ファンキーベイビー工務店だって!
ぷっ!ぷぷぷぷ~!
笑うな!!
かっこいいやんけ!!!
おうシンヤ。
八月三日。
仙台のライブで待つ。
懐かしかろう?
ジャンクボックス。
ビデオが残ってるんだよ、ハタチの頃の。
ライブ終了後、
「いやぁ、来ねぇと後でやられますからねぇ!」
という君の最低なコメントも。
ブルもまだ生きていて奴のエックスジャンプも映っている。
「俺たち、エックス関係ないし。」
「うっせぇ!サイコー!!」
あいつも、もういない。
あの頃、俺たちは猛烈に生きていた。
金はない。
時間はある。
吐く息が白過ぎて、タバコがいらねぇって笑ってた。
仕方ねぇなんて言わなかった。
つまらねぇなんて言わなかった。
くだらねぇとは言っていた。
皆の青春のようだったCHEAP DUSTというバンドはもうないけれど、ハチマキに期待しておれ。
何故ならば、あの時のように感じたことだけで俺は張り詰めそうな気分だからだ。
仕事をしている君を見て、なんだか胸が熱くなったぜ。
「了君がこんな想いをしなくちゃいけないってことがアタマに来る。」
一昨年。
そんなコトを言ってくれたっけなぁ。
ありがとう。
次はライブでだな!
予定?
あけろ!!