岡山、広島の皆さんから質問が届きました。
僕らの方法をまとめます。
僕らはこうしたんです、という内容です。
参考になれば、少しでもお役に立てます。
決して先輩面をしてるのではなくて、僕らは、僕はこうしていましたということを。
◆濡れた畳などはどうしたか。ガレキなどはどのように分別したか。
可能な限り僕らは分別しました。
(そして、ガレキとは呼びませんでした。
一つひとつが思い出なのだと思います。)
その結果、山元町は片付けが早くてその後の展開が早かったです。
何もかもを山にしてはその後の手間が増えますので、頑張ってください!
◆水はどうしたか?
◆何故、ケルヒャーが使えたのか?
水はローリーに入れて、運びました。
もちろんお家の水道から水は出ませんでしたから、水源はローリー頼りです。
軽トラやダンプに乗せて何度も何度もピストンしますので、水の係が必要でした。
そのローリーの中に鶴見の水中ポンプなどを入れて、勢いよく排出します。
電源は発電機です。
なんでもいいとは思いますが、インバーターのものを使っていました。
ケルヒャーは自吸用ホースなどがあって自力で吸おうとしてくれますが距離が遠いとやはり水圧が必要でした。
なので、ポンプで水圧をかけることで遠く離れた部屋まで行くことが出来ました。
そして、ケルヒャーはエンジン式のものを使用していました。
とても高価なものでしたから当初は送ってもらった一台で。
後半戦では4機で分散しました。
僕らの自由を奪うのはポンプからのホースのみで、これにコンセントからの電源などもあったら効率が下がっていたかと思います。
そして、大切なのはワイパーの担当です。
ワイパーが下手くそだと、水がいくらあっても足りません。
そして、一番返り泥を浴びますので皆が嫌がる係でしたがケルヒャーとワイパーの息が合うと水は少なくて済みます。
水は大切でした。
僕の場合、ワイパーはシゲでした。
どんなにめげそうになったって、
諦めなければ、いつか必ず片付きます。
諦めるって、本当は難しいんだと思います。
だって、自分に嘘をつくってことでしょう。
諦めなければいいんだ。
残りの人生で、あと何度本気でやるべき事があるだろう?
そうは言いながら、僕は何も出来なかった。
全てが悔しかった以外、実はあんまり記憶もない。
長い夢の中にいたように感じます。
どうやったって勝てないナニカと、戦う気持ちを持ち続けることが一番大変でした。
でも、人に嫌われる勇気と、無鉄砲という武器を持てば乗り越えられました。
価値観は、相対的であると学びました。
その人がいなくなってしまったら、モノだけに思い出は残る。
写真や手紙はその人の行動や、活動の残り香のようでした。
画びょうが壁に刺さっていた。
抜こうとしたら、お父さんに止められた。
画びょうを刺して遊ぶことを覚えたばかりだったんです、と。
画びょうも確かにその子が、そこにいて、そこに刺したもの。
行動という思い出すらも僕は愛おしく、悲しく感じたものでした。
なんとかして人が悲しくて泣くのを止めてみようと思いました。
こんな時でも、嬉しくて泣くほうがいいと思ったから。
一番大切にしたことは、誰も怪我しないでお家に帰ってもらうこと。
何があっても、危ないことは僕だけがするように心がけました。
道具はとても大切にしました。
いつも洗ってピカピカにしておきました。
おかげさまで、これらの道具は、これまでの災害であちこちに送られていきました。
消防の方々がまとめてスコップ団に入ってくれるようになりました。
「安全第一、それが選んだ理由の全てであります。」
安全第一。
分かっていても忘れてしまいます。
どうか、ご安全に。
片付けのことなど書いてきましたが、片付けの前に嫌でも写真や動画などを撮っておいた方がいいです。
罹災証明を取るのに役立ちますし、この後「困った」ことが増えないようにです。
その後困った人たちをたくさん見ました。
もうダメだ。
泣きそうになる。
頑張ってください。
どうか、頑張ってください。
いや違うな。
みんなで頑張ろう!
当事者は言いにくいことは、周りが言わなくちゃいけない。
お金が大切です。
アンカーに送ってあげたい。
アンカーは、ちゃんとご飯食べてますか?
スコップ団は財団法人です。
財団法人の口座だと助かります。
(ゆうちょ、都市銀行のものも下記に載せておきます)
●七十七銀行(しちじゅうしちぎんこう)
【支店名】栗生支店(クリユウシテン)
【店コード】294
【預金種目】普通
【口座番号】5061695
【口座名】一般財団法人 スコップ団
その他の口座
●三菱東京UFJ銀行
仙台支店
店番314
普通口座 0289305
●ゆうちょ銀行
記号 18170
番号 8409961
僕らの方法をまとめます。
僕らはこうしたんです、という内容です。
参考になれば、少しでもお役に立てます。
決して先輩面をしてるのではなくて、僕らは、僕はこうしていましたということを。
◆濡れた畳などはどうしたか。ガレキなどはどのように分別したか。
可能な限り僕らは分別しました。
(そして、ガレキとは呼びませんでした。
一つひとつが思い出なのだと思います。)
その結果、山元町は片付けが早くてその後の展開が早かったです。
何もかもを山にしてはその後の手間が増えますので、頑張ってください!
◆水はどうしたか?
◆何故、ケルヒャーが使えたのか?
水はローリーに入れて、運びました。
もちろんお家の水道から水は出ませんでしたから、水源はローリー頼りです。
軽トラやダンプに乗せて何度も何度もピストンしますので、水の係が必要でした。
そのローリーの中に鶴見の水中ポンプなどを入れて、勢いよく排出します。
電源は発電機です。
なんでもいいとは思いますが、インバーターのものを使っていました。
ケルヒャーは自吸用ホースなどがあって自力で吸おうとしてくれますが距離が遠いとやはり水圧が必要でした。
なので、ポンプで水圧をかけることで遠く離れた部屋まで行くことが出来ました。
そして、ケルヒャーはエンジン式のものを使用していました。
とても高価なものでしたから当初は送ってもらった一台で。
後半戦では4機で分散しました。
僕らの自由を奪うのはポンプからのホースのみで、これにコンセントからの電源などもあったら効率が下がっていたかと思います。
そして、大切なのはワイパーの担当です。
ワイパーが下手くそだと、水がいくらあっても足りません。
そして、一番返り泥を浴びますので皆が嫌がる係でしたがケルヒャーとワイパーの息が合うと水は少なくて済みます。
水は大切でした。
僕の場合、ワイパーはシゲでした。
どんなにめげそうになったって、
諦めなければ、いつか必ず片付きます。
諦めるって、本当は難しいんだと思います。
だって、自分に嘘をつくってことでしょう。
諦めなければいいんだ。
残りの人生で、あと何度本気でやるべき事があるだろう?
そうは言いながら、僕は何も出来なかった。
全てが悔しかった以外、実はあんまり記憶もない。
長い夢の中にいたように感じます。
どうやったって勝てないナニカと、戦う気持ちを持ち続けることが一番大変でした。
でも、人に嫌われる勇気と、無鉄砲という武器を持てば乗り越えられました。
価値観は、相対的であると学びました。
その人がいなくなってしまったら、モノだけに思い出は残る。
写真や手紙はその人の行動や、活動の残り香のようでした。
画びょうが壁に刺さっていた。
抜こうとしたら、お父さんに止められた。
画びょうを刺して遊ぶことを覚えたばかりだったんです、と。
画びょうも確かにその子が、そこにいて、そこに刺したもの。
行動という思い出すらも僕は愛おしく、悲しく感じたものでした。
なんとかして人が悲しくて泣くのを止めてみようと思いました。
こんな時でも、嬉しくて泣くほうがいいと思ったから。
一番大切にしたことは、誰も怪我しないでお家に帰ってもらうこと。
何があっても、危ないことは僕だけがするように心がけました。
道具はとても大切にしました。
いつも洗ってピカピカにしておきました。
おかげさまで、これらの道具は、これまでの災害であちこちに送られていきました。
消防の方々がまとめてスコップ団に入ってくれるようになりました。
「安全第一、それが選んだ理由の全てであります。」
安全第一。
分かっていても忘れてしまいます。
どうか、ご安全に。
片付けのことなど書いてきましたが、片付けの前に嫌でも写真や動画などを撮っておいた方がいいです。
罹災証明を取るのに役立ちますし、この後「困った」ことが増えないようにです。
その後困った人たちをたくさん見ました。
もうダメだ。
泣きそうになる。
頑張ってください。
どうか、頑張ってください。
いや違うな。
みんなで頑張ろう!
当事者は言いにくいことは、周りが言わなくちゃいけない。
お金が大切です。
アンカーに送ってあげたい。
アンカーは、ちゃんとご飯食べてますか?
スコップ団は財団法人です。
財団法人の口座だと助かります。
(ゆうちょ、都市銀行のものも下記に載せておきます)
●七十七銀行(しちじゅうしちぎんこう)
【支店名】栗生支店(クリユウシテン)
【店コード】294
【預金種目】普通
【口座番号】5061695
【口座名】一般財団法人 スコップ団
その他の口座
●三菱東京UFJ銀行
仙台支店
店番314
普通口座 0289305
●ゆうちょ銀行
記号 18170
番号 8409961
振り込みました
少しですがお役立てください
笑って過ごす楽しい瞬間も確かにありましたが
私達も心にザワザワしたものを持ちながら
日々の生活を送っています
毎日がカラフルに映えている訳ではありません
でも皆さんにも笑って食事する日が
一日でも早く戻る事を心から願っています
本当に心から
遠慮だけはしないでちょーだい!でしょ!
団長が泣けてくることも、言い難いことも、一人で抱えないで、全国の団員が居るじゃない。支えにならないかもしれないけど、人助けに理由はいらねぇけど、辛い涙や悲しい涙は極力減らしたい、皆が平穏な暮らしに一日に早く戻れるように、団長が好き。
これだけ理由そろってれば、十分。
ここを借りて。岐阜の教授との連絡が取れました。