最近ややこの「本」のカテゴリーがご無沙汰でしたが、それは決して本を読んでいなかったからではなく、実はこのところ読んでいた長編が何とも中途半端な内容で、その割には読むのに時間が掛かってしまったからです。
で、先週の出張の間にようやくそれを読み終わり、帰りの飛行機のなかで読み始めたのが掲題の本。
(因みに冒頭の本は、飛行機のなかでラスト数十頁辺りを読んでいた時に隣のオッサンが「それはとてもいい本 . . . 本文を読む
東京藝術大学大学美術館で開催されている、高橋由一展に行って来ました。
誰もが一度は目にしたことがある鮭の絵を筆頭に、副題にもある「近代洋画の開拓者」としての高橋由一の画業が良く分かる、素晴らしい展示でした。(会期は6月24日で終了しています。)
高橋由一が活躍したのは幕末から明治にかけて。絵の修業は当然のことのように日本画からで、生涯西欧に留学した経験もなく、ひたすら日本で絵を、いわゆる洋画 . . . 本文を読む
文庫本サイズのブックカバーです。
サイズは以前作ったものと同じですが、今回はこの名刺入れと同じ茶色の革を使ってみました。
今回も前回の名刺入れ(黒)と同様、麻糸を使いました。但し色はこげ茶で、番手も少し細いものを使っています。
革の厚さや軟らかさ、そして縫い目の間隔にもよるのだと思いますが、この革でこの縫い目であればこのくらいの太さの糸がちょうどよいのかも知れません。
も . . . 本文を読む
友だちから預かった2本のうち、デッキススティックはトップガイドを交換します。
使うスレッドはいずれも#246 Dark Blue。スプールの大きい方はA糸、小さい方はD糸です。
まずAスレッドで下巻きをして、
一度コーティング。
その後、D糸で上から巻いて終了。
・・・のつもりだったのですが、コーティングをしてみると微妙に色が明るい
やむなく再度A糸で上から巻いて、図らずも都 . . . 本文を読む
今日の日本酒会は、栃木県の「松の寿」。
こちらのお酒もこれまで飲んだのは1回きり。生産量が少ないのでしょうか、どこの居酒屋でも見かけるというものではなさそうです。
今回用意されたのはこの9種。
それぞれのお酒の紹介や説明が書かれた紙を見ながら、いつも通り順番に飲んで行きます。
必ずしもこの順番に供されたのではありませんが、
1)松の寿 特別限定大吟醸 鑑評会出品酒 23BY
. . . 本文を読む
兵庫県と言えば、山田錦。
その産地のほぼ中央に位置する(と先生から伺った)本田商店。今宵はその「龍力(たつりき)」の会です。
実は子供の頃から地元でずっと目にしていたにもかかわらず、飲むのは今回が初めてでした。
今回用意されたお酒は全9種。例によって全ては写真を撮れなかったのですが、
1)純米大吟醸 龍力 日本の櫻
2)大吟醸 米のささやき <生> 荒走り
3)大吟醸 ドラゴン青 . . . 本文を読む
前回作ったもの(Ver.2)と同じ構造・サイズですが、作り方に少し変化を付けています。
これまではネット上で紹介されている作り方以外は特に参考にしたことはなかったのですが、折に触れて本屋で立ち読みを繰り返しているうちに、これだけは手元に置いて勉強したいと思うようになりました。
著者は吉田カバンの創業者を父に持つ方で、基本となる作り方やある程度の技術が必要な作例まで、非常に丁寧に解説されて . . . 本文を読む
今日の日本酒会は、奈良県の睡龍。
四谷三丁目の「山灯(やまびこ)」というお店に杜氏の加藤さんをお迎えしての会でした。
睡龍はこれまで一度だけ(一杯だけ)飲んだことがありましたが、こうして腰を据えて飲むのは初めてです。
今回はその睡龍と、それから醪(もろみ)を酒中に残した「生酛(きもと)のどぶ」の2種。それぞれ醸造年度や仕込みタンクの違い、冷やと燗の違い、様々な角度からの飲み比べは実に面白か . . . 本文を読む