FOSTEX の FE83En 完成。
前作が雑誌の付録レベルのユニットだったこともあり、その差は歴然。
全く同じソース、同じアンプにもかかわらず、ボリュームを上げた時の反応が全く別物。
前作はただ音圧だけで鳴っていた感じだったのだが、今回のユニットは音がそれぞれのレンジで綺麗に分解されて聞こえてくるので、ボリュームを上げても音がクリアで耳が疲れない。
なるほど、こういうことか・ . . . 本文を読む
昨年の暮れにユニット(Fostex FE83En)だけ買ってしばらく放置していたのだが、ようやくエンクロージャー(スピーカーの箱)の設計が決まり、材木店に発注してから3週間。
ついに!! フィンランド・バーチがやって来た。
白く美しい木肌と断面、叩くとわかる硬質感、そして何よりも素晴らしい加工精度。
他のことを全て放り出して、今すぐにでも取り掛かりたい心境・・・ . . . 本文を読む
このところ気になっていたアナログ・プレーヤーまわり。この休み中に少し弄ってみた。(実は1年前に既に少し気になっていた。)
まずプレーヤーに内蔵されているフォノイコライザーを切り、昇圧トランス内蔵型のフォノイコ (AT-PEQ20) を外付け。
あわせてカートリッジをMMからMC (DENON DL-301II) に変更。
結果、学生時代に初めて聴いて以来、美化され続けた過去の記憶と . . . 本文を読む
自作スピーカーのエンクロージャー、完成。
故長岡先生の御作にはユニットを取りつけるまで1ヶ月(最低でも3日)は待てとあるが、どうしても休み中に組み上げたかった。
2系統ある真空管アンプのライン入力の1本はSACD(ブリュッヘン+18世紀オーケストラ)、もう1本はアナログプレーヤー(イッセルシュテット+ウィーンフィル)で早速試す。
以下は全くの素人の備忘録。
実はこの1ヶ月 . . . 本文を読む
スピーカーのエンクロージャー、その後。
1面ずつ接着し、乾燥させては次の面。途中で吸音材(フェルト)を貼り、ダクト用の紙筒を接着し、アンプと繋ぐケーブルをセットするためのターミナルを取り付ける。
最後に側面にフタをして組み立て完了。乾燥させるためにしばらくこのまま放置。
因みに正面の小さい穴はバスレフ用のダクト、大きい方はスピーカーユニットを入れる穴。背面のターミナルか . . . 本文を読む
スピーカーのエンクロージャー、組み立て開始。貼り合わせる面で表に出る側はマスキングテープで養生し、内側は溢れ勝手に。
釣竿作りに使うエポキシ系樹脂に比べると、木工ボンドの扱いやすさは格別。
ところどころ木ネジで固定し、角を合わせて重しで圧着。
焦らず今週はここまで。 . . . 本文を読む
遅ればせながら我が家にSACD (Super Audio CD) プレーヤーが到着。
長年お世話になったミニコンポを息子の部屋に嫁入りさせることにし、数少ない手持ちのSACDを再生して吃驚仰天。
アンプを替えた影響もあるのだろうが、何だか音がひと皮向けた感じ。
ついでにリール箱スピーカーに吸音材(フェルト)を入れて密閉型にしたところ、ザラついた音の輪郭がシャープになり、腰が据わって . . . 本文を読む
先週組んだ真空管アンプですが、2点ほど手を入れました。
まず1点目はボリュームの交換。キットにもともと付いていたBカーブのボリュームをAカーブに交換します。
このボリューム、正式には可変抵抗器と呼ばれ、AカーブとBカーブとではボリュームのつまみを回した時の音の変化の仕方が微妙に違うそうです。実際に付け替えてみると、Aカーブの方が特にボリュームを絞った位置での微調整が格段にやりやすくなっていま . . . 本文を読む
真空管アンプ+リール箱スピーカー、絶賛エージング中。
まず、この10cmフルレンジをこのサイズの箱(容積約1リットル)に収めるのは明らかに無理筋。とりあえず後ろを開放しているがそれでもパワー過多、かつ低音が全く締まらない。早々にエンクロージャー(ボックス)を手配要。
一方このPENNの箱も捨てがたく、これはこれでもっと小さなフルレンジを密閉型で鳴らしてみたいところ。
. . . 本文を読む
昨晩(というか今朝がた)完成した真空管アンプ。
今回はスピーカーも自作するつもりなのですが、まずは試しと調達済のユニット(10cmフルレンジ)に接続すると、あっさり鳴り出しました。しかもかなりのパワー感(冒頭の写真)。
次に、全く同じサイズの厚手の箱2つの一面に穴を開け、ユニットをセット。
この箱、実はこれです。
裏のフタを閉じたり開けたり。これまで安物コンポでしか聴いたことがな . . . 本文を読む
何年か前に真空管アンプの自作キットがあると知り、以来ずっと機会を窺っていました。
今回買ったのは、エレキットの TU-879S というモデルです。このモデルを選んだ理由は、まずサイズ的に部屋の机(カウンター)の上に置くのにちょうど良い大きさだったことと、ネットで調べるとかなりの方が製作や改造をされていて、参考になる情報がたくさんあったことです。
納まっているのはみかん箱を少し小さくしたくらい . . . 本文を読む
アナログレコードの新品を置いてある店を見つけました。
勿論、店頭に置いてある数は少ないのですが、やはりレコードマニアが居るのでしょう、お店の方に伺うと、纏まって入荷があっても日が経てば確実に売れていくそうです。現に、2週間ほど前に来た時には3列くらい置いてあったレコードが、この日見ると1/3ほどに減っています。
それでも、2週間経ってもどうしても欲しかったレコードが、ちょうど1枚だけ売れ残って . . . 本文を読む
先日アナログプレーヤーを新調した話をしましたが、結局のところ、これは大失敗でした。
鳴らし始めは結構いい音だと思っていたのですが、1週間もすると、これまで慣れ親しんだ音とは違うことに違和感を覚え始めました。そうなると、違和感を感じながら嫌々聴いていることに、どうしても我慢がならなくなってしまいました。
あれこれ考えた末に、レコードプレーヤーを買い直しました。正確に言えば、重要なのはレコードプ . . . 本文を読む
年代物のプレーヤーを嫁に出す際、さしあたって手持ちのレコードがないという友人のために、何か1枚レコードを進呈しようと思いました。
しかし、手持ちのレコードはそれこそ厳選に厳選を重ねて残してきたお気に入りばかり。それを譲るのはさすがにちょっと辛いですし、かと言って気に入らないものを贈るのも本意ではないので、新たに調達することにしました。
調べてみると、神田にクラシックの海外レーベルを専門に取り . . . 本文を読む
アナログプレーヤーを新調しました。
実は以前も書いたようにプレーヤーはマイクロ製のを持っていたのですが、これが関西仕様の60ヘルツ用のプーリーしか付いておらず、いつも33/45回転調節レバーを微妙に動かしてレコードを聴いていました。
しかし、ただでさえ微妙な調節で、しかもそれで音程が正しいかどうかは自分の耳次第。調節しているうちに、どこか正しい音程だか分らなくなります。そのうちだんだんストレ . . . 本文を読む