飾り巻き部分のコーティングが終わりました。
今回は都合3回塗り重ねました。スレッドの重なりが大きい部分があり、かなり凸凹があったのですが、何とか平坦に仕上げることが出来ました。
片方の端面はインローの継ぎ目になっているので、口割れを防止するために端面ギリギリまでコーティングを塗っています。以前気付いたことですが、こういう場合スレッドはギリギリまで巻かず、0.5mmから1mmくらいの幅で巻き残し . . . 本文を読む
ロッドビルドの小物たち、7回目の今日は、コーティングに使う筆です。
これも初めて使ったのはマタギのセットに付いていたものでしたが、使い捨てにしていたのですぐになくなってしまいました。
その後しばらくして、ミキシングカップと同様、アルコールで洗って使いまわすようになりましたが、それでも3回~5回くらい使うと、穂先がバラバラになったり根元が固まったりして使えなくなります。その度に買い足すのですが、 . . . 本文を読む
久しぶりにホームページの「飾り巻き」のコーナーを更新しました。
今回は2種類の星型模様(英語では"Star"と"Spaced Star")で、ひとつは先日このブログでもご紹介した失敗作、もうひとつはその後やり直したパターンです。どちらも、ベースのクロスとダイヤモンドを張るところは同じで、その後のスレッドの重ね方が少しだけ違います。
ロッドの方は、お天気が悪いので、コーティングの重ね塗りが出来な . . . 本文を読む
備忘のためもあって、今回の飾り巻きの際に注意していた点や気付いたことをメモしておこうと思います。
・マーキング
今回のマーキングは表面(0°)と裏面(180°)。間隔は等間隔としたが、模様が出来た後のスペースを総巻きにする際に、バット側とティップ側で表面積の差が顕著。次回はTaper Offset Settingをトライ。
・スレッドのテンション
通常よりも緩め(多分、普段がテンション強すぎる . . . 本文を読む
ようやく飾り巻きが完成しました。
先週の週末に作業してから1週間放置していたのですが、ようやく重い腰を上げて最後の仕上げを行いました。
まず、中心の星型の模様を仕上げます。先週の時点でほぼ出来上がっていたのですが、全体のバランスを考えて、もう一巻き増やしました。
これで星型模様は完成です。
このままでも面白い柄ではあったのですが、やはり星型模様を強調させるためには模様の周辺を総巻きにす . . . 本文を読む
いま組んでいる投げ竿には、ローライダー・ガイドを使おうと思っています。
用意したのはCLCSG2071のガイドセットです。トップガイドは径が合わなかったので別にMNST8を買い足しました。本当はチタンの方が軽く仕上がるしバランスも良くなるのでしょうが、それでも手持ちの年代物の投げ竿の重さに比べたら何てことはありません。モーメントが・・・慣性が・・・というほどの釣りはしませんので、ステンレスで十分 . . . 本文を読む
以前、ロッドビルドの小物を紹介するシリーズを続けていたのですが、久しぶりの今日は、コーティングに使うミキシングカップです。
初めて使ったのはマタギさんの初心者用セットに付いていたカップでしたが、確か2個しか付いておらず、すぐに使ってしまいました。その頃はまだ使い捨てにしていました。
その後、アルコールで洗って再利用出来ることを知り、長い間ずっとそうしてきました。しかし、いちいちアルコールで洗っ . . . 本文を読む
平日の夜は、飾り巻きのような根を詰める作業はする気になりません。久しぶりに、昔買ったロッドビルドの本を眺めています。
これは、タイトルに"Advanced"とあるように、ある程度ロッドビルドの知識がある人向けに書かれたものです。しかし、そこはアメリカのHow-to本らしいというか、随所に図や写真が使われていて、内容によっては「そこまで言わなくても分かるよ」というくらい丁寧に、解説されてます。
. . . 本文を読む
飾り巻きもそろそろ中盤に差し掛かっています。
前回の失敗の教訓が活きて、今回は順調に仕上がってきました。模様もきちんと浮き出て、何となくそれらしい形が出来ています。
あとはどこでこの模様を完結させるかです。本の方では、中心のダイヤモンドが四隅の模様に接するところまで巻いていますが、そこまで巻く方が良いのかどうか、ちょっと考えています。
下巻きをしていればもう少し違って見えたのかも知れませんが . . . 本文を読む
ちょっと悔しかったので、少し別のパターンでもう一度巻いてみることにしました。
これは先日ご紹介した本のNo.14で、前回失敗したNo.15に比べると、少し手間が掛からない、(恐らく)簡単なパターンです。巻き方は殆ど同じなのですが、今回はいくつかの点に注意しながら、巻いています。
一つ目は、ロドランさんからコメントがあったように、巻き始めのクロスの目をきちんと詰めることです。前回は最初の方であま . . . 本文を読む
新しいパターンに挑戦していましたが、とうとう諦めました。
写真は失敗作です。きちんと巻けたらHPの方に巻き方をアップしようと思っていましたが、折角ですから私が失敗した過程をアップしたいと思います。
まず、参考にしたのは "Custom Rod Thread Art"という本です。この中の、一昨日のブログの記事の写真に載せた No.15というパターンに挑戦しました。
写真にもありますが、巻き方 . . . 本文を読む
新しいパターンに挑戦していますが、大きな壁にぶち当たっています。
飾り巻きを巻く部分を2ピース目のお尻の部分に決定し、今度こそ新しいパターンに挑戦しようと意気込んだのですが、のっけから壁にぶち当たっています。
もともとこの柄は、巻き方としては決して難しいものではなく、ダイヤモンドラップを少しずらして重ね合わせるような巻き方なのですが、スレッドが増えるにつれてその編み込むような模様のでき方が綺麗 . . . 本文を読む
リールシート部分のコーティングが終わりました。
1回目のコーティングで少し糸目が残っていたところにもコーティング液を盛り、表面の凸凹をならします。スレッドの端の部分、ブランクとの境目の部分も処理し、何とか綺麗に仕上がりました。
写真は、中央部分にプラスチックカバーを取り付けたものです。
さて、次の工程のことを考えています。
通常であれば、先にグリップ周りを完成させてから飾り巻き、ガイド . . . 本文を読む
リールシート部分のコーティングをしています。
今回使用するスライドシートは、3箇所をスレッドで固定するようになっており、その部分を先にコーティングしてしまいます。
コーティングする部分も少ないので、1回で終わらせるつもりで塗り始めましたが、少し目論見違いが発覚。これは径の大きなガイド周りのコーティングでも言えることですが、スレッドがブランクから浮いた部分が大きい場合、その部分がコーティング液を . . . 本文を読む
次は投げ竿を作ろうと思っています。
もともとは去年、砂浜からキスを狙って投げ釣りをしようと思い、サーフ用のブランクを用意していました。子供の頃から慣れ親しんだ投げ釣りですが、これまでは置き竿が中心で、引き釣り(さびき釣り)は経験がありません。それをやってみたいと思ったのです。
他にガイドやリールシートも揃え、後は組むだけという状態だったのですが、何というか少し間があいてシーズンも終盤になってし . . . 本文を読む