青森県の「Be Easy Brewing」。
軍人として三沢基地にやって来て、そのまま弘前に根付いたギャレス・バーンズ。ビールに付けられた津軽弁のネーミングに、彼の強い思いを感じる。
2016年の創業で、早くも既に両国「ポパイ」の常連だが、いつか弘前のタップルーム(その名も「ギャレスのアジト」)を訪れてみたいもの。
Be Easy Brewing
青森県弘前市松ヶ枝5-7-9 . . . 本文を読む
ヴァン・ダインの The Greene Murder Case(1928年)読了(邦題『グリーン家殺人事件』)。
ニューヨークの市街地の一角にあるグリーン家の屋敷には、前当主の亡き後、未亡人と5人の子供たちが住んでいる。ある日、長女のジュリアと末娘のエイダが銃で撃たれたのを皮切りに、一人、また一人と何者かに殺される。どうやら犯人は屋敷の内部にいるようだが、ただでさえ不仲な一族と陰鬱な雰囲気漂う . . . 本文を読む
ブレット・ハリデイの The Private Practice of Michael Shayne(1940年)読了。
赤毛の探偵マイケル・シェーンのシリーズ第2作。前作でも登場したフィリス嬢が、とっぽい若僧とカジノで散財しているという。見かねたシェーンが乗り込んで追い払った矢先、その若僧が銃で撃たれて死んでいるのが見つかる。死体の側に残されていたのは、何とシェーンの拳銃・・・。どうやら親友の . . . 本文を読む
子供の頃、お盆を過ぎたら暑中見舞いでなく残暑見舞いだと教わったが、残暑と言うにはまだまだ厳しい暑さ。
神奈川県は厚木の「サンクトガーレン」。
エールビール特有の立った香りは言うに及ばず、地元で開発されたオレンジを使った「湘南ゴールド」や夏季限定の「パイナップルエール」など、年中いつ注文しても楽しい。湘南ゴールドのサイダーなんて、これだけ単品で売り出して欲しいくらい。
も少し続くよ夏ビー . . . 本文を読む
ブレット・ハリデイの Dividend on Death(1939年)読了(邦題『死の配当』)。
私立探偵マイケル・シェーンの元をブライトン家の令嬢フィリスが訪れ、自分が母親を殺してしまうかも知れないので見張って欲しいと頼む。彼女が正気なのか病気なのかもよく分からないうちに、入れ替わりに今度はブライトン家の主治医が現われる。その夜シェーンが約束の時間に邸を訪れると、その母親は部屋で死んでいた。 . . . 本文を読む
都心に出た帰り道、池袋で「すずめや」に寄って帰ろうと思い立ち、有楽町線に乗っていたので東池袋で下りて歩くことにする。
移転した豊島区役所がホテルと見紛う高層ビルになっているのを見上げつつ、道を曲がる時に気付いたのが洋食の「ウチョウテン」。並びの「ピノ・ジョーヴァネ」には一時期よく通ったのだが、「ウチョウテン」は久しぶり。
ハンバーグとミニメンチのセットを頼むと、こうしてメンチカツが別皿で . . . 本文を読む
熱中症は怖いがビールは美味いこの暑さ。
このところあちこち取り寄せては楽しんでいるのだが、続いては岩手県の「ベアレンビール」。
伝統的な骨太のビールは勿論、地元の農産物を使ったヴァイツェンやホワイトビール、フルーツビールに至るまでバリエーション豊か。
カミさんと二人、毎日1本しか飲まない(正確には「飲めない」)ので、こういう飲み比べセットにはめっぽう弱い。
まだまだ続くよ夏ビール
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ジェイムズ・M・ケインの The Postman Always Rings Twice(1934年)読了(邦題『郵便配達夫はいつも二度ベルを鳴らす』)。
流れ者のフランクが行き着いたドライブイン。ギリシャ人の主人に請われて働き始めるのだが、それはその妻カーラが若くて魅力的だったから。ほどなく二人はいい仲になり、邪魔者の亭主を亡き者にしようとする。完全犯罪を狙った二人だったがその結末は・・・
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先週に続きキス@東京湾。
沖に出ると風が強く、やや釣りづらい一日。
ただキスの食いは活発で、後半少し失速したものの、最終的な釣果は35尾。
手前のアジは28センチ。先週も今週も何度か走られてハリスを切られていたのだが、ようやく取り込む。勿論その場で締めて血抜きし、キンキンに冷やした水氷で持って帰ってきた。背中の金色が眩しい。
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川崎にある「ブリマーブルーイング」。
その名を知ったのはもちろん両国「ポパイ」で、一時期は表参道にタップルームがあったのだが、再開発で地元川崎に移転したと聞く。
ラベルをよく見ると釣り人がいて、何とはなしに親近感が湧く。
梅雨明けとともに暑さが本格化したものの、暦の上では大暑から立秋。
夕方、日が落ちてからの風は少し心地よくなってきた気がする。
ブリマーブルーイング
川崎 . . . 本文を読む
レックス・スタウトの The League of Frightened Men(1935年)読了(邦題『腰ぬけ連盟』)。
ニューヨークの私立探偵ネロ・ウルフのもとに不思議な依頼。ハーバード大学の同窓生仲間が一人、また一人と怪死を遂げる。それを仄めかす脅迫状が次々と、しかも全員に届き、みなが次は自分の番かと恐れ慄いているという。
そしてついに、ネロ・ウルフに調査を依頼してきた当の本人が行方知れ . . . 本文を読む
このところ在宅続きで、都心に出る機会がめっきり減った。
逆に出る時はまとめて用事を済ませるのだが、もちろん途中の寄り道も忘れない。
湯島と言えば「阿吽」に「うさぎや」、「山家」に「デリー」とお気に入りを挙げればきりがないが、「つる瀬」の豆大福も捨てがたい。
赤豌豆につぶし餡。しっとり柔らかなお餅は、半分に切ろうとつまんだけで四角い形になるほど。
御菓子司 つる瀬 湯島本店
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キスを調理。
今回は全て三枚に下ろし、昨日の夜はカルパッチョ、今日のお昼はフライにする。
奥のカルボナーラと同時進行でやったので、ディルの振り方がまぁ雑なこと・・・。
ひと口サイズのフライ。
こちらは大葉を巻いて。
産卵期ゆえ痩せて細身の魚も多かったが、だから身に味がないという訳でもなく、久しぶりにホクホク、甘みのあるキスを堪能。 . . . 本文を読む
バッハやヘンデルよりも前の時代、ブクステフーデという作曲家がいた(1637-1707年)。
生前はオルガニストとして鳴らし、1685年生まれのバッハやヘンデルも彼の晩年の演奏を聴いたと言われる。
このところまとめて色々聴いているのだが、CD何枚分もiPodで連続して流していても、必ず「お!」と思って手が止まる曲があるもの。チェンバロ(もしくはクラヴィーア)のために書かれた「アリア『宮廷風に』と . . . 本文を読む