先日珍しく大阪に出張があり、これまた珍しく日中少しだけ時間が取れた。
場所は淀屋橋。建物こそ新しくなったが、遠目でも懐かしいフェスティバルホール。
そして向かった先は中之島の東洋陶磁美術館。
目的はこの二点。
(重文 木葉天目茶碗 吉州窯 南宋時代12世紀)
(国宝 油滴天目茶碗 建窯 南宋時代12-13世紀)
本物の木の葉が使われている木葉天目、そして言わずと知れた油滴天目 . . . 本文を読む
パクチーが苦手である。
刻んだのがタレに入っている程度なら平気なのだが、こんな風にモリモリと繁っているのは、正直逃げ出したくなるくらい辛い。
オペラシティを挟んで初台駅の南側、「蘭々酒家」の汁なし担々麺。
どうにかしてパクチーを避けながら混ぜたいのだが、混ぜれば混ぜるほどあちこちから顔を出す。うーん・・・
物理的にも香り的にも邪魔になって仕方がない気がするのだが、今度はおとなしく汁あ . . . 本文を読む
バッハ・コレギウム・ジャパン、第119回定期演奏会。
初台駅の北口を駆け上がり「加賀」のかき揚げ蕎麦で腹ごしらえをしてからオペラシティに向かう。
今日の演目はフェーブス(アポロ)と牧神パンの歌合戦を描いた音楽劇。
パンフルートでお馴染み、葦笛の名手パンがフェーブスの竪琴に勝負を挑む。裁定したのはトモーロス山で、勝負はフェーブスの勝ち。パンに肩入れしたミダス王は、耳をロバの耳に変えられて . . . 本文を読む
E. S. ガードナーの The Case of the Counterfeit Eye 読了。
冒頭からまたもや奇妙な依頼人が登場し「義眼の一つが盗まれて偽物とすり替えられた。見つけないとヤバイことになる。」
そう言った端から殺人事件が起こり、何だか色んな人がごった煮の状態に。
本作から宿敵バーガー検事との対決が始まるのだが、それは男臭い a square deal。
いいなぁこの感じ . . . 本文を読む
レイ・ブラッドベリの The Martian Chronicles 読了。
昨年読んだ The Illustrated Man (『刺青の男』) とほぼ同じ時期、1950年の作品。
年代記というタイトルの通り、1999年から2026年までの火星が舞台。人間がロケットを飛ばして火星に到達し、やがて定住、そして大規模な移住。そこには先住の火星人がおり、人間の歴史よりも遥かに長い歴史が存在する。
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そろそろ白旗を揚げる頃かもしれない・・・。
こちらがここ数年使ってきた和竿+Abu。
(565グラム)
そして今回新しく組んだ竿と、ダイワのスマック・レッドチューン。
(342グラム)
これでもまだ、最新の竿とリールの組み合わせ(約200グラム)には到底敵わないが、細かいアタリの取りやすさ、腕の疲労感の少なさは歴然。
この先が知りたくなってきた・・・
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カワハギ、第2戦。
快晴、ベタ凪と天候には恵まれたが、カワハギのご機嫌はイマイチ
エサを取られる割には食い渋く、終日ポツリポツリの拾い釣り。釣果は25センチを筆頭にジャスト20枚。
毎年シーズン初めに船宿のおかみさんにちょこっと差し入れをするのだが、お返しにひじきをいただくのも恒例。
帰り道、馬堀海岸まで延びた高速にちょっとだけ乗って温泉へ。
露天風呂が東京湾を南か . . . 本文を読む
K. A. Applegate の The One and Only Ivan 読了。
小さい頃から人間の家で育てられたが、今はとあるショッピングモールの隅にある檻が彼の住まい。親友の象ステラが亡くなる直前に交わした約束が、イバンにある行動を起こさせる。
一体何歳児が対象なのか分からないのだが、児童文学と侮るなかれ、ゆめゆめ大人の曇った心で見てはなりませんぞ (2013年のニューベリー賞受賞 . . . 本文を読む
普段はあまり行かないが、近くに行ったら寄ろうと思っていた赤坂の「希須林」。
よなよなのビールで美味しく酔った後、どこぞの後輩が並びの"Hooters"に行きたいとか余計なこと言うから時間をロスったが、何とかラスト3麺の2つに滑り込む。
パッと見は野菜たっぷりの味噌ラーメンだが、ひとくち食べると紛うことなき担々麺。
これは見事。自分のなかで、ある方向のベンチマークになるなぁ。
希須林 . . . 本文を読む
志木にある「パティスリー・シンフラ」。
丸いチーズケーキは苺と無花果(中に詰まってます)、そしてピスタチオのムース。
私たちと同じタイミングで小さなお子さんを連れたお母さんがケーキを注文していたのだが、その子がグズって大声を出し始めた。
「よしよし、そろそろ俺の出番」と思った矢先、隅のテーブルで打ち合わせをしていたオーナーの中野さんがその相手に「ちょっと待って」と言 . . . 本文を読む
P. D. ジェイムズの The Skull beneath the Skin 読了。
若き女性探偵コーデリア・グレイ物の第二作。
イギリス近海の孤島コーシイ島の城で演じられる古典劇。その主演女優クラリッサの警護を依頼されたコーデリア。クラリッサの夫、義理の息子、従姉妹、元愛人の評論家、衣装担当の付き人、そしてその島と城の所有者と彼に仕える執事夫妻。この10人だけのほぼ密室状態の城で、本番の . . . 本文を読む
今季初のカワハギ@相模湾。
徐々に晴れて半端なく暑かったが、青空は高く、風はもう秋。
新作のカワハギ竿(黒い方)に続けざまにキタマクラとベラの魂が入ったのはここだけの話だが、カワハギの釣果は23枚、最大は写真の23センチ。
そしていつものメシ屋、煮魚定食(今日は鰤大根)で締める。
ロッドの詳細はまた別途。実は釣行の前日ギリギリまで作業してい . . . 本文を読む