Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

京都

2020年02月25日 | 
三連休、京都へ。 朝晩はまだ肌寒いものの、梅もほころび始め、近づく春の気配。例によってあちこち歩き回ったが、今回は何かと買い食いばかり。あ、いっつもか・・・ 団栗橋から四条大橋。 少ないとは言っても観光客で溢れる祇園。お目当ての茶房が満席だったので、「和バルOku」再訪。 お昼ご飯に行く途中で見つけた茶房、「丸久小山園 西洞院店 茶房 元庵」。 玉露の淹れ方をしっかり教わる . . . 本文を読む
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狩野派 ─ 画壇を制した眼と手 (出光美術館)

2020年02月21日 | 美術・芸術
出光美術館で開催中の「狩野派 ─ 画壇を制した眼と手」。 室町時代から江戸時代にかけて画壇を制した狩野派の全貌を、収蔵品だけで見せるというさすがの展示。伝来の「漢画」を鑑定する(もちろん料金を取って)ついでに模写して画嚢にしていたとか、普段不勉強なだけに知らないことの連続。 個人的には前半、探幽の六曲一双の水墨画に目を奪われる。写真は右隻・左隻それぞれの拡大部分だが、実際はこの間に空間があり . . . 本文を読む
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ディバイダ―と鋏のケース

2020年02月16日 | 手作り
これまであまり携帯することを考えていなかったのだが、だからと言ってケースに入れないのもなぁ・・・と、手持ちの端切れで縫ってみた。 左はディバイダ―(コンパスの、両端が尖ったものと思っていただければ)でまだ新しいが、右の糸切り鋏は、元々は釣竿作りのために買ったもので、もう13年くらい使っている。いずれも先端が命なので、これでどこにでも安心して持って行ける。       . . . 本文を読む
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苺(とちおとめとスカイベリー)

2020年02月11日 | 食べ物
昨日は平日の休日。 元々はあれこれ用事を済ませるつもりだったのだが、せっかくカミさんと合わせた休日、お天気も良いので益子までドライブに。 界隈の道の駅4軒は先月全てまわったので、今回は苺とお昼ご飯に特化。「道の駅にのみや」で買った「とちおとめ」は前回よりもさらに甘さが増し、まさに旬の旬。食べ比べて初めて分かった「スカイベリー」の上品な甘さにも驚き。       お昼は「道の駅ましこ」で、 . . . 本文を読む
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エラリー・クイーン/The Egyptian Cross Mystery

2020年02月09日 | 
エラリー・クイーンの The Egyptian Cross Mystery(1932年)読了(邦題『エジプト十字架の謎』)。 エラリー・クイーンの国名シリーズ第5作。あるクリスマスの夜、田舎道の交差点で、標識に磔(はりつけ)された死体が見つかる。死体には頭がなく、つまりはT字の磔の状態で、被害者の家のドアには血で描いた「T」の文字。 手掛かりがなく数ヶ月経った頃、エラリーの大学時代の恩師から . . . 本文を読む
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ハマスホイとデンマーク絵画 (東京都美術館)

2020年02月07日 | 美術・芸術
気温は低いが風もおさまり、心なしか少し日も長くなった金曜日の夜。人影まばらな上野公園を抜けて、東京都美術館に行く。 何年か前にハマスホイの「ピアノを弾く妻イーダのいる室内」が国立西洋美術館の収蔵となり、常設でたびたび目にしていたが、今回はそのハマスホイ作品37点を含むデンマーク絵画の展示。 行ったことのない国のことを云々するのはおこがましいが、やはりその国固有の美感や意識の違いだろう、印象派 . . . 本文を読む
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モーリス・ルブラン/The Hollow Needle

2020年02月06日 | 
モーリス・ルブランの The Hollow Needle(1908年)読了(邦題『奇巌城』)。 ある夜、古城に忍び込んだ盗賊の一味。騒ぎに気付いた令嬢が撃った弾は確実に命中したはずなのだが、その手負いの盗賊の行方が分からない。 一味の狙いはルーベンスの名画で、やがてそれはアルセーヌ・ルパンの仕業と分かるのだが、それを見破ったのが若干17歳の高校生ボートルレ。 ガニマール警部やエルロック・シ . . . 本文を読む
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アーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)

2020年02月01日 | 美術・芸術
毎朝の乗換駅で「アーティゾン美術館」という見慣れぬ名前を目にし、それが旧ブリヂストン美術館だと知ったのはつい先日のこと。5年の休館期間を経て新装なった美術館の、開館記念コレクション展に行く。 入場は全て事前予約の日時指定制。QRコードでの入場も今はお馴染みになったが、人数制限をかけているのだろう、金曜日の夜間(18:00~19:30)にもかかわらず会場は空間たっぷりで至極快適。 200点を超 . . . 本文を読む
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