Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

コーネル・ウールリッチ/Black Alibi

2018年04月29日 | 
コーネル・ウールリッチの Black Alibi(1942年)読了(邦題『黒いアリバイ』)。 女優のキキはアメリカではパッとしないが、南米のこの街では有名人。ある日、マネジャーであるマニングの提案で、一匹の黒豹を連れてカフェに行く。が、ペットとして育てられ人慣れしているはずのその黒豹が、なぜか突然逃げ出してしまう。 警察の懸命の捜索にもかかわらず黒豹の行方は分からないまま、やがて若い女性の惨 . . . 本文を読む
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プラド美術館展 (国立西洋美術館)

2018年04月27日 | 美術・芸術
上野の国立西洋美術館で開催中の プラド美術館展。 ベラスケスは言うに及ばず、ムリーリョやスルバラン、ティツィアーノにルーベンスまで、もうお腹いっぱい。バロック絵画の真髄を是非。 (ティツィアーノ・ヴェチェッリオ「音楽にくつろぐヴィーナス」1550年頃) (ペーテル・パウル・ルーベンス「聖アンナのいる聖家族」1630年頃) (バルトロメ・エステバン・ムリーリョ「小鳥のいる聖家族」16 . . . 本文を読む
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革細工#59 ペンケース(L字ファスナー)茶

2018年04月25日 | 手作り
釣りにも色々あって、釣る場所やジャンルによって呼び方が違う。 船で沖に出れば「船釣り」、岩礁帯なら「磯釣り」、砂浜や堤防から投げれば「投げ釣り」という具合。これらはいずれもエサ釣りだが、ルアー(疑似餌)の釣りはまた違う。川や湖の釣りは魚種、例えば「バス」とか「トラウト」と言うが、海の釣りは「ソルト」と言う。 そのソルトの釣りをかじった人なら誰でも知っている「チャーマス」こと北村秀行という人に . . . 本文を読む
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至上の印象派展 ビュールレ・コレクション (国立新美術館)

2018年04月22日 | 美術・芸術
乃木坂の国立新美術館で開催中のビュールレ・コレクション展。 「至上の印象派展」という副題は伊達ではなく、これまで見たことのないものや「ここにあったのか!」という作品の数々。 総数60点余りと決して多くはないが、選りすぐりの作品はどれも見ごたえ十分。特にこのセザンヌを間近で心ゆくまで見ることができたのは至福。 (ポール・セザンヌ「赤いチョッキの少年」(部分)1888-90年) (ポール . . . 本文を読む
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革細工#58 靴べら

2018年04月10日 | 手作り
このところ、週末はカミさんの園芸店巡りの運転手をするか、家で革を触るかのどちらかだが、もちろん海(釣り)の状況もチェックはしている。 ただ、春のこの時期は意外に風があったり海が悪い日が多いので、行っても辛いだけだと諦めもつく。 写真は釣り友からお題を貰った靴べら。       アールが付いているのはなかにペットボトル(炭酸用の薄くて柔らかいやつ)を切って挟んであるからで、これは彼のアイデ . . . 本文を読む
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革細工#57 ペンケース(L字ファスナー)青

2018年04月05日 | 手作り
L字ファスナーのペンケース、今度は息子用で青のオイルレザー。 これまで何度か試作品を持たせたが、今回のが一番マシかも・・・             . . . 本文を読む
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コーネル・ウールリッチ/Rendezvous in Black

2018年04月03日 | 
コーネル・ウールリッチの Rendezvous in Black(1948年)読了(邦題『喪服のランデヴー』)。 ジョニーとドロシーは恋人同士。毎夜決まった時間に待ち合わせては愛を語っていたのだが、いよいよ明日が結婚式という日の夜、待ち合わせの場所にやってきたドロシーが事故で亡くなってしまう。 その後もしばらく夢遊病者のようにその場所で待ち続けたジョニーだが、ある日を境に姿を見せなくなる。 . . . 本文を読む
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革細工#56 トートバッグ

2018年04月01日 | 手作り
トートバッグ、完成。 色々と失敗もあったが、新しいことはいつも楽しい。 モノの構造や製造工程には理(ことわり)と意味があるのだと、改めて実感する。                   今回は市販の本の通りに作ってみたが、これはカミさんがモニターしてくれると言うので、次はこれをベースに少し変形させて、自分用のを作ってみたい。 因みに焼き印もカミさんのデザイン。 . . . 本文を読む
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