今日は順調に作業が進み、1/2ピースのガイドラップが全て終わりました。
ガイドリングのゴールドも初めて使いましたし、スレッドも赤に黒と金という組み合わせは初めて巻きましたが、だんだんと見慣れてくるにつれ、これもありかなぁと思えてきました。下巻きの段差もそれほど目立ちませんし、このくらいであればコーティングをすれば全く分からなくなるでしょう。
ラッピングが終わったら厄介なホコリが付かないうちに . . . 本文を読む
ティップ側のLSG#6を巻き終わったところです。
巻き慣れたパターンのはずなのに、最初の1個目に少し手間取りました。今回はAスレッドを使っていますが、久しぶりに小さいガイドを巻いたせいでしょうか、巻き目がなかなか揃わず往生しました。
これは多分に下巻きをしている為だと思います。普通は少しくらいの隙間は、Burnishing Toolで擦れば綺麗に整えられるのですが、下巻きのコーティングの上で . . . 本文を読む
今日初めて、新しいコーティング剤「スレッドマスター(Thread Master Lite)」を使ってみました。
まだ1/2ピースの下巻き部分に1回塗っただけですが、結論から言うと、なかなか使いやすいコーティング剤です。作業をしたのは日中の比較的暖かい時間帯ですが、粘度もそれほど高くないですし、薄く広く塗り広げることができます。ワーク時間はアフコートに比べると少し短いような気もしますが、特段気に . . . 本文を読む
先日再検討が必要になったガイドセッティングですが、ようやく何とか納得出来るスペーシングが決まりました。
改めて感じましたが、ベイトロッドのガイドセッティングは難しいですね。特に今回のブランクのように、負荷によって曲がりの頂点が大きく移行するものでは、ティップ側、高さの低いLSGは、むしろ等間隔に近いスペーシングの方が良いような気がしました。仮組みしてブランクを曲げることを4回ほど繰り返したでし . . . 本文を読む
それが何故かと聞かれたら返事に困るのですが、ロッドビルドのパーツの中で個人的に一番好きなのが、このリールシートかも知れません。
なかでもこのRECのリールシートは、単なるパーツを超えた、モノとしての魅力があって、このところ気に入っています。自分へのクリスマスプレゼントと言えばカッコ良すぎますが、ちょうどクリスマスの日に届きました。
1つ目が上の写真、PNA780です。これは以前、悪夢のパジャ . . . 本文を読む
昨日は某所で友だちと晩飯を食ったのですが、その待ち合わせの前に買い物をしていた時、ひょんなことから関西の春の風物詩、いかなごのくぎ煮をゲットしました。
もともとはとあるデパ地下に焼きあなごを買いに行ったのですが、そこは珍しく年中いつでも焼きあなごを売っていて、多分関西の店だろうと思ってはいたのですが、昨日売場のおばちゃんと話をしているうちに何だか意気投合し、帰り際に「これ、お歳暮に持っていって . . . 本文を読む
ガイドを仮置きして曲がりをチェックしていたのですが、どうも再検討が必要なようです。
今回使うブランクはスローテーパーのグラス材で、なおかつリアグリップを短く取っているため、ガイドの個数を少し多めにセットする必要があるとは思っていました。それでFujiのガイドセット(GLNSG12101)を買っていたのですが、実際にガイドを置いてブランクを曲げてみると、ティップ側が明かにガイドが足りません。
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メキシコのドン・ホセ君から嬉しい便りが届きました。
先週末、いつも行く釣り場で見事46cm、1.3kgのバスをゲットしたとのこと。(写真の掲載にはご本人のお許しを頂いています。)
でっぷり太ったいいバスです。(アップの写真はこちら。)
使ってくれているロッドは勿論、糸巻屋魚花製竿堂(@洗心さん命名)謹製のパックロッド。自分の組んだロッドが地球の裏側でこうして活躍しているのを目にするのは何よ . . . 本文を読む
先日来お騒がせしておりましたアンタレスのリールフットの長さですが、皆さんからの情報でほぼ62mmと踏んで間違いないだろうと思っていた矢先、持主のドン・ホセ君から連絡があり、正確には65mmだということが分かりました。
手持ちの62mmでも数ミリの余裕を持ってリールをホールドすることが出来ることは確認していたので、それが65mmとはmuch better。心おきなくリールシートを接着することが出 . . . 本文を読む
先日、1通のメールを頂きました。
知り合いのとあるバーテンダーさんからで、ちょっとしたプレゼントの用意が出来たので、時間がある時に寄って下さい、とのこと。12月に入って公私ともに少しバタついていたのですが、先週の金曜日は何とか定時であがって、帰り道、お店に寄って来ました。
カウンターに座って挨拶をし、わくわくしながら待っていると、そっと差し出される小箱がひとつ。
右の隅に何やら見覚えのあ . . . 本文を読む
ハードボイルド小説の古典とも言うべき、ダシール・ハメットの『マルタの鷹』を読みました。
実はここのところ何冊か続けて現代ものでハズレを引いて、やはり長い年月を経て評価の定まったものを読む方が安全かと思い、手に取った1冊です。こういう本を探すのに、学生時代あまり読まないまま捨てずに持っている文学史の本は役に立ちますね。
さてこの『マルタの鷹』ですが、探偵小説、推理物としての完成度はいまいちです . . . 本文を読む
先日補修が必要になったバンブーロッドのフェルール部分ですが、こんな感じになりました。
前回は金属との境目でスレッドが割れてしまったのですが、理由はその境目にあった微妙な段差を無視して上からスレッドを巻いたからでした。要するに手抜きだった訳で、今回はそこに1段下巻きをしてからコーティングし、段差をなくしてから改めて本巻きをしました。フェルールのどこまで巻き上げるのか、流儀が分からなかったので、スレ . . . 本文を読む
近場の管釣りに行って来ました。
東京は昨日の夕方、強い風と雨に見舞われましたが、今日は一転、朝から快晴、絶好の釣り日和。紅葉とのコントラストがとても綺麗でした。
今日ご一緒したのはwatariさん。開門の6時から午前中の6時間、ご一緒して来ました。
魚の方は、朝一番にパタパタッと来て以降は、バイトはポツポツあるものの、なかなか上手く乗せることが出来ず、二人とも10尾ずつくらい掛けたでし . . . 本文を読む
先日、今回使うリールシート(ACS)に関連して、ネジ部をカットするかどうか思案中と書きましたが、後の工程の段取りもありますので、早いとこ決めて作業を進めたいと思っています。
そこでこのブログをご覧の皆さんに質問なのですが、もしお手元に写真のベイトリール、シマノ「アンタレスDC7LV」をお持ちの方がいらっしゃったら、お手数ですがそのリールフットの長さを測って教えて頂けないでしょうか?
実は私の . . . 本文を読む
この時期、割と気を遣うのがコーティング剤の扱いです。これはロッドビルドをする人なら誰しも同じ悩みだと思いますが、気温が下がりすぎても湿度が高すぎてもご機嫌がよろしくありません。何度やっても緊張します。
実はバスロッドと並行して、先に組んだバンブーのフェルールのところの補修をやっているのですが、一昨日コーティング剤を調合していて、「おや?」と少し違和感を感じました。どうやら寿命が来た感じです。
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