先日ライトタックルのアジ用に組んだグラス竿。
とりあえずは釣りに行くのにガイドを巻いてコーティングしたところで終わっていたが、少し思いついたことがあり、セパレートのグリップ部分にタイガーラップを試すことに。
これまで二度ほどトライしたものの中途半端過ぎて苦手意識が抜けず、それはもちろん理屈をちゃんと分かっていないからなのだが、納期がある仕事でもなし、ぼちぼち手順を確認しながらやってみた。(特に今回参考にしたのは、YouTubeにあがっているMud Holeのこちら(Part A)とこちら(Part B)の動画。)
毎度ながら以下は手順というよりは、自分のための備忘。使ったスレッドは次の3種類。
【1層目】
※本当はここでオレンジを抜く前に、全体を擦って(burnishing)予め巻き目に歪みを出しておくべきなのかもしれないが、メタリックはスレッドの表面の膜が弱いので、触らないことにした。
【2層目】
【3層目】
動画はこちら。
思ったよりウネウネが出なかったが、恐らくの要因というか以下は次回への課題。
とりあえずは釣りに行くのにガイドを巻いてコーティングしたところで終わっていたが、少し思いついたことがあり、セパレートのグリップ部分にタイガーラップを試すことに。
これまで二度ほどトライしたものの中途半端過ぎて苦手意識が抜けず、それはもちろん理屈をちゃんと分かっていないからなのだが、納期がある仕事でもなし、ぼちぼち手順を確認しながらやってみた。(特に今回参考にしたのは、YouTubeにあがっているMud Holeのこちら(Part A)とこちら(Part B)の動画。)
毎度ながら以下は手順というよりは、自分のための備忘。使ったスレッドは次の3種類。
G002 White (NCP-C)(以下、白)
G541 Medium Brown (NCP-C)(以下、オレンジ)
G9002 Electra Metallic Silver (D)(以下、メタリック)
【1層目】
1)オレンジとメタリックを2本同時に、右から左に巻く。
2)オレンジを抜いて、カラープリザーバーを塗る。
※本当はここでオレンジを抜く前に、全体を擦って(burnishing)予め巻き目に歪みを出しておくべきなのかもしれないが、メタリックはスレッドの表面の膜が弱いので、触らないことにした。
3)コーティングする(写真は2回目のコーティングの後)。
【2層目】
4)オレンジと白を2本同時に、今度は左から右に巻く。巻いた後、ブランクの0度と180度の面は右から左、90度と270度の面は左から右に、巻き目全体を擦っておく。
5)オレンジを抜いてカラープリザーバーを塗り、コーティングする(写真は1回目のコーティングの後)。
【3層目】
6)オレンジと白を2本同時に、右から左に巻く。巻いた後、ブランクの0度と180度の面は右から左、90度と270度の面は左から右に、巻き目全体を擦っておく。
7)白を抜いてカラープリザーバーを塗る。
8)全体をコーティングして完成(写真は2回目コーティングの後)。
0度の面
90度の面
180度の面
270度の面
動画はこちら。
思ったよりウネウネが出なかったが、恐らくの要因というか以下は次回への課題。
・各層の間のコーティングをもう少し厚くする
(↑今回はワインディングチェックのサイズ的にこれが限界)。
(↑今回はワインディングチェックのサイズ的にこれが限界)。
・2本巻きした後のBurnishingの際、スレッドがあまり動かなかった。
(↑湿気のせいか、はたまた何年前に買ったか分からないコーティング剤のせいか・・・)
(↑湿気のせいか、はたまた何年前に買ったか分からないコーティング剤のせいか・・・)
・両端部分(ワインディングチェックとの境目)は最初から丁寧に糸目や段差を均しておかないと、最後の留め巻きで難儀する。
・以下、また思いついたら追加。
このタイガーラップもすごいですね・・・。
同じ模様が2つとはできない仕様。
コーティングの伸縮を糸の移動に
生かしている感じですかね。
それもコーティングの厚みでさらに
変わって見えるという・・・。
塗装ではできない、糸巻きならではの
摩訶不思議ですね。
コントロールは、正直全くできてないですねぇ
シェブロンを巻くように、巻きながら結果が見えるのとは違い、
巻き終わってコーティングして初めてどう見えるか、
つまり出たとこ勝負の要素があまりにも多いです。
まぁだから気楽で楽しいのですけど。