エチュードの頃

思いつきを書きとめておくために。

百均クオリティ(その2)

2006-01-29 | PC・小物
以前買った時計はどうやら今でも動いております。
ところが…
1~2ヶ月毎に5分は遅れるという、もはやクオーツとは言えない精度ぶり。
まぁ昔のゼンマイ時計と比べれば…って、やっぱり百均の時計は買わないに越したことはないようです。


で今回は性懲りもなく「温度計ならどうか?」ということで買ってみました。


なかなか良好なデザインではないでしょうか。
このカタチで105円は結構嬉しい。

しかし…
早速精度に問題あり…
他の温度計と比べると1℃ほど高く表示されております。
ただ取説には

「製品仕様」として「精度:±2℃」(!)とあったり、
「これより精度を要する温度管理には精密温度計をお買い求めください」

とキッチリ予防線が張ってあります。

仕様です、の一言で片付けてしまうあたり、まるでコンピュータソフトの世界。

予防線を張られているのでそのへんは諦め、普通に使い始めてみました。


翌日、意表を突いて表示が消えておりました。
よくある電池の接触不良を疑ってみましたが、そうでもなさそう。
で電池を強く押さえ付けるとフワッと表示が現れたり、また消えたり。
回路自体が壊れている訳ではなさそうなのですが、これでは役に立ちません。

100円なら「ジュース飲んだつもり」で捨ててしまっても良いわけですが、折角なので修理に挑んでみました。


電池の両側にあるビスを外すと構造体が分離します。
電池用の端子板が外れかかってるのか?とハンダ付けし直してみたりしても状態変わらず。

でも基盤むき出しの状態で電池を押さえ付けると表示が点くんですねぇ。

もしや?と基盤の裏側を見てみると、指で支えていたあたりにチップ抵抗があります。
その片方のハンダがろくに付いてなかったというオチ。
ハンダを盛ってやったら平穏無事に動作し始めました。


今回はうまいこと直ったので良かったけど。
百均の電子機器はスリルを味わいたい時のみ買うことにした方が良さそうです。
コメント
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