映画業界で仕事をしていると、字幕チェックの癖がついてしまいます。字幕チェックというのは、出来上がった字幕台本を字幕に仮焼きした後、初号チェックで表現や誤りがないか映像を見ながらチェックをするのですが、その間違いを見つける仕事であります。
自分が関わっている作品のみならず、たとえば劇場で見ていた他社の作品でも、ついついチェックする癖がでてしまうことがあります。
ところで、字幕翻訳用の台本というのは、海外のを見比べると非常に面白いものがあります。
アメリカやカナダなど、英語圏は台詞だけではなく、そのシーンのこと細かなことが書かれたもので、英語に馴れていないと、どれが台詞なのがわかんないことがあります。
香港映画だと、漢字と英文の両方が書かれているのですが、これを見比べていると、時々、意味が違う台詞になっていたりして、これは翻訳者泣かせにもなってます。
ところで、現在、ゴールデン・ハーベストのクラシッククンフーの字幕チェックを始めているのですが、この字幕台本、漢字のみの、それも手書きのものもあります。なので、ところどころ癖字があってわかりずらい。それよりもびっくりしたのが、ジミー・ウォング主演で京都オールロケの『冷面虎』なのですが、字幕台本には台詞が載っているのに、映像をみるとないシーンが多い!こんなのも珍しいのですが、台本と見比べてみると、どうもカットされているシーンの台詞がそのまま載っているようなのです。例えば、後半、クラブで岡田可愛が歌っているシーンだと、台本ではフルバージョンで歌の歌詞が載っているのに、映像では最後のところの3行分しか入っていない、という風になっており、非常に興味深いものとなっております。
これはこれまで見たことのない、とても不可解な字幕用の台本です。
自分が関わっている作品のみならず、たとえば劇場で見ていた他社の作品でも、ついついチェックする癖がでてしまうことがあります。
ところで、字幕翻訳用の台本というのは、海外のを見比べると非常に面白いものがあります。
アメリカやカナダなど、英語圏は台詞だけではなく、そのシーンのこと細かなことが書かれたもので、英語に馴れていないと、どれが台詞なのがわかんないことがあります。
香港映画だと、漢字と英文の両方が書かれているのですが、これを見比べていると、時々、意味が違う台詞になっていたりして、これは翻訳者泣かせにもなってます。
ところで、現在、ゴールデン・ハーベストのクラシッククンフーの字幕チェックを始めているのですが、この字幕台本、漢字のみの、それも手書きのものもあります。なので、ところどころ癖字があってわかりずらい。それよりもびっくりしたのが、ジミー・ウォング主演で京都オールロケの『冷面虎』なのですが、字幕台本には台詞が載っているのに、映像をみるとないシーンが多い!こんなのも珍しいのですが、台本と見比べてみると、どうもカットされているシーンの台詞がそのまま載っているようなのです。例えば、後半、クラブで岡田可愛が歌っているシーンだと、台本ではフルバージョンで歌の歌詞が載っているのに、映像では最後のところの3行分しか入っていない、という風になっており、非常に興味深いものとなっております。
これはこれまで見たことのない、とても不可解な字幕用の台本です。
はい、ややしばらく経って「あ~あ~」っと思い出しました。ふふふ。
大香さん、こんばんは。
ある年代にとっては「サインはV」は思い出深いテレビドラマです(笑)『冷面虎』ではミニスカートなので、私は観ながらふふふとなってました(笑)
(もにかるさんも~)
コメントは初めてですが以前より拝見しています。
字幕台本ですが、字幕翻訳をしているので、いろんな台本を見てきました。手書き台本も過去に5回ほど経験しました。印刷された台本でも、映画のセリフと台本が数ページまったく違っていて、もしくは台本が数ページなくて、その数ページぶん書き起こさねばならなかったこともあります。また、台本にたくさんセリフがあるのに映像では出てこない(その場面がない)ことも70年代くらいの香港映画ではよくありました。不思議でした。
たぶん、もとはそのセリフのある場面も撮ったけど、公開時に編集でカットした、もしくは海外向けではカットした、ということかなーと思っていました。真相は分かりません。
よく考えると面白いですね。。
先ほど台本と本編を見比べたチェックが終わったのですが、感じとしては撮影はしたけど編集でカットされたんでは、というシーンがありました。個人的は面白がっておりました。