電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

ファイブ・ガールズ・アンド・ア・ロープ(その3)

2007-05-16 23:28:19 | Weblog
シュー・ファン(徐楓)が製作した『ファイブ・ガールズ・アンド・ア・ロープ』(原題:五個女子和一根縄子)は、有名な小説の映画化で、同じ題材で日本でも公開された『五人少女天国行き』という作品もありますが、5人の少女たちに起こる過酷な運命と、その5人が一緒になって首つり自殺をしてしまうという、悲しい物語です。
シュー・ファンの会社であるトムソン(湯臣)は台湾の会社で、もちろん香港にも会社を持っていましたが、なんとこの作品は中国で撮影されました。台湾の会社が中国で撮影するなんて、この当時は二カ国間の問題を考えると信じられませんでした。おまけに、主演女優の一人は中国で歌手として人気があった艾敬(アイジン)です。この映画の製作過程に関してはシュー・ファンが来日した際にいろいろ聞きましたが、彼女たち一行がついに日本へやって来ました。残念ながらアイジンは来日することができないということで、他の4人の女優たち(楊潔?(ヤン・クイメイ)、呉佩瑜、 王渝文(ワン・ユーウェン)、あともう一人の名前が出てこない!?)と男優のチャン・シー(張世)、監督のイエ・ホンウェイ(葉鴻偉)、そしてシュー・ファンの会社を手伝っている弟と妹も来日したのですが、この妹が実は女優として1980年代前半に活躍していたシュー・チェ(徐杰)だったのです。


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