電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

沖縄国際映画祭など

2012-02-21 15:19:25 | Weblog
業界にいるといろんな情報が入ってきますが、どこそこがどんな作品を持っていると聞いても、マーケットの状況でそれがお蔵入りする場合もあって、特に中華系作品はなかなか厳しい場合があります。
特に日本の場合だと、アクションなどはビデオ化しやすいけども恋愛ものやコメディはなかなか買いつけてもらえないので、結局は映画祭での上映で終ってしまう場合が多いわけです。
例えば全国で20000人以上の人が劇場にきてくれれば、小規模の公開でもそういった作品を買いつけできるとは思うのですが、現状はなかなかむずかしいわけです。日本の人口から考えると0.00017%の数字ですが、なかなか映画館へ来てもらえない。少なくても東京だけで10000人の人が見に来てくれる確証さえあればビジネスが成立、また劇場ではなくてもストレートセルで5000枚売れればどんどん入ってくるかとは思いますが、それでもむずかしい中華映画です。
と業界内にいても、いい作品であってもなかなかGOできないのがビジネスであり、そうしていくうちにどんどん時間が経っていくわけです。
とぐちばっかり言っているようですいませんが、本日、沖縄国際映画祭のプログラム発表があり、『八星抱喜』と『桃姐』がエントリーされていました。
マスコミの記事とかで、これを主催している吉本興業が赤字で危機、なんて書かれていましたが、なんとかがんばってほしいものです。そしてできればここでやった作品で公開されていないものを配給してくれるとおおのですが。
沖縄国際映画祭HP

そうそう、そんな恋愛もの作品が厳しいといいながらも、ある作品(『●●●戀』)がDVD化になるようです。正式な題名と発売日程がわかり次第、またお教えしますのでもう少々お待ちを。
※題名にピーンときたらコメント欄へどうぞ


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
「だったらいいな」という願望ですが (meiry)
2012-02-22 13:41:13
「全城熱戀」とか。
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私も (usako)
2012-02-23 23:04:53
ほんの数分のマギーの出演シーンのおかげで(笑)「全城熱戀」かなと思いました。

何時も楽しみに拝見しています、ありがとうございます。
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別のジャンルとして (皆吉忠三郎)
2012-02-24 00:26:25
今年の正月映画の「マイウェイ」のように歴史的な事実は議論がありますが第二次世界対戦の日本軍を悪役にした映画がアジアには多数あると聞きます、これらは中国や他の中華圏でヒットしても日本で公開できない作品も多々あるようですね、難しい問題だと思います。
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 (FREEMAN)
2012-05-16 20:36:07
すいません、久々にコメントします。
6月発売の2作品、ぜひよろしくです。
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