電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

浪漫演義

2009-04-08 19:56:23 | Weblog
今日は本当にいい天気ですが、お昼に香港在住の方にお会いいたしました。ランチしながらのミーティングだったのですが、こちらに来られる際に、DVDやらいろいろお願いして買ってきていただきました。
DVDは『機動部隊』シリーズや『葉問』などいろいろ。そして香港国際映画祭で販売されたツイ・ハークの電影工作室25周年記念「浪漫演義」の書籍です。特にこの書籍は電影工作室25年の歴史を書いた本なので、本当に手に入れたいものでしたが、中身はまさに資料として充実したものになっています。
電影工作室に関わった人たち、スタッフ、俳優たちのコメントやインタビュー、また作品に関してのことや、貴重なスナップ写真、ここにはシー・ナンサンとの2ショットやジョン・ウーとの2ショット、『男たちの挽歌』のセレブレーションディナーでの出演者、製作者たち(ティ・ロン、レスリー、レイ・チーホン、エミリー・チュウ、ジョン・ウー、カール・マッカ、ディーン・セキ、レイモンド・ウォン)が一緒に写ったもの、などが載っています。そして俳優たちがキャラクターの衣装を着てテスト用に撮った写真のページもあり、本当に貴重なものばかりです。特にインタビュー部分は、テレンス・チャンやジョン・ウー、チン・シウトンなどなど、当時のことを語っているのですが、こりゃかなり面白いです。
個人的には海報(ポスター)のページで、『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』と『ブレード/刀』の日本版のポスターが載っていて、これらは自分が宣伝プロデュースした作品だったので、すごく光栄に思いました。
これ以外にも絵コンテ、台本の表紙や音楽の楽譜等々、これだけのものをよく入れ込んだと思うもの(というよりはよく残っていた)が載っていますので、ツイ・ハーク・ファンのみならず香港映画ファンには楽しい本ではないでしょうか?

ちなみに私は出版元のまわし者ではありませんので、あしからず(笑)


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3 コメント

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Unknown (tera-chan)
2009-04-09 21:05:45
こんばんは。

この本、欲しいなぁ~・・・ぜひまた何かのイベントの景品で入れて下さい!(笑)

既出の「アジアン・ビート」は懐かしいですねぇ~~~!思わず反応してしまいましたよ。もう15年前になるんですね。

毎週欠かさず見ておりました。
当時としては貴重な番組でしたよね。金城さん以外にも、ビビアン・チョウやグラス・ホッパーなんかも出てましたし、終盤では、渋谷でライヴもやりましたもんね。

韓国のスーパースターだった「ソテジ・ワ・アイドル」が紹介されたのも、この番組が初めてだったんじゃないでしょうか。

そう言えば、司会の「文恵子さん」は、ご自身で作詞活動も始めたと、番組内でおっしゃってましたが、近年の韓流ブームでも活躍されてるんでしょうかね?
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私も購入! (nancix)
2009-04-11 12:55:23
私も買いました! とても貴重な資料ですよね。
香港・灣仔のAgnes.bギャラリーでの展示もポスター陳列だけでなく、なんとあの「英雄本色」脚本のコピーも自由に閲覧できて、毎日通ってデジカメで1頁ずつ撮影したい衝動にかられました。展覧会開始時はチェリー・チェン鐘楚紅と、レスリー・チョンの元マネージャーのフローレンス・チェン陳淑芬からお花が届いていましたよ。
電影工作室の成り立ちを語るビデオ上映もルーティンで行われていて、ツイ・ハークが事務所でインタビューに答えていたりしました。ジョン・ウーも登場しました。一部はフランス語ナレーションでした。日本でもこういった上映会+展覧会は何とか開けないものでしょうか…?
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> (FREEMAN)
2009-04-14 16:37:16
tera-chanさん、どうもです。
は、は、は、さすがに景品では、無理ですよ。思い返してみれば90年代はアジアを扱った番組、けっこう多かったですね。

nancixさん、ご無沙汰です。
香港でそういったイベントがみれるのはうらやましいかぎりです。日本では・・・ん~、やはりスポンサーがなければなかなか難しいでしょうねえ。前に六本木ヒルズで行われた写真展も赤字で厳しかったと聞きましたし、この不況ではこういったイベントを開催できる状況ではなくなってきていますね。
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