N高校は吹奏楽で有名、いつもいろいろな大会で素晴らしい成績を修めています。
福祉コンサートや定期演奏会等では、吹奏楽のほかに2~3曲合唱もやりますが、歌と共に手話で表現したいとのことで、私は1年に2回指導させていただいています。
今回は「友よ 北の空へ」と「明日への扉」という歌でした。
普通の講演会などの手話と違って、抽象的な表現や例えば「君きみ」と言っても男子なのか女子なのか…迷う事もあります。
そんな時は生徒さんたちと相談して、「じゃーどちらでも良いように友達という手話にしましょう」と決めたりします。
いつもいつも驚く事なのですが、皆さん、たった1度で覚えてしまうことです。
これはほんとにすごい事です。
若いから、だけでなく何事にも一生懸命、真剣に取り組んでいる姿には感動させられます。
そしてとても礼儀正しく、素直です。
毎日、朝早くから夜まで練習に励んでいますが、指導される先生方のご苦労や親御さんの協力は並み大抵ではないと想像されます。
しかし若い時のこの経験が、生徒さん一人一人の素晴らしい宝となって、未来を切り開いていく力になるのだなぁと思わされています。
今回の定期演奏会、11月30日に招待されています。とても楽しみです。
(shizuko記)
(写真:N高定期演奏会のポスター)