本日、(2017,3,31)読売新聞朝刊の記事。
全国中学校保健体育の必修武道改定案に銃剣道が加えられた。
銃剣道て何?
銃剣道は国民体育大会の種目になって37年になります。
スポーツをしている方、特に武道をしている方はご存知ですが一般の方は知らない人が多いようです。
銃剣道は日本古来の武道で昔(10世紀)からあり、その後槍術と言って歴史は古く宝蔵院流槍術と上泉伊勢守の新陰流の技法を根幹としています。
明治になって剣術は剣道に、柔術は柔道、唐手は空手道に、槍術,は銃剣術に名前が変わりました。
明治、大正、昭和と激動の日本は戦争で度々軍隊の武道として使われた為、現在も銃剣術は戦争をイメージする方が多勢います。
戦後昭和31年に新たに銃剣術を銃剣道に変え、日本武道として又近代スポーツとして県民、全日本、国体等大会が毎年行われています。
近年ではアメリカ、ロシア、ヨーロッパに遠征し、日本古来の礼儀正しさに拍手喝采を受けたそうです。
特にスペインでは4,5千名の観客が集まり、銃剣道の演武と迫力にものすごい歓声で、日本とスペインの友好と親善に役立ったとの事です。
私は銃剣道と言う武道を土台にして自分自身に厳しく他人に優しく規律を守り、礼節を尊び、信義を重んじる社会人になれるようさらに精進しつつ、また青少年に対しても心身ともに健全でマナーを守れる人間形成のために日本武道の銃剣道のますますの発展を祈っています。
第59回全日本銃剣道優勝大会 防衛省第1部 決勝 先鋒戦 Jukendo Budo