イブの日・主に守られて

　クリスマス・イブの24日、大東京真夜中のネオンは一段美しく輝いていた。
仕事で夜遅くなり首都高速から帰路に着いた。
途中イブ礼拝で教会に行っていた妻を迎えに行った。
会社で社用車のハイブリット・クラウンから自家用車プリウスに乗り換え自宅まであと10分位の花見川区作新台１丁目の広い交差点の信号で停止し、そろそろ青に変わるかと思った瞬間凄い音と強烈なショックを感じ車を押される感覚がした。
瞬間的に強くブレーキを踏んだ。妻は「エーッ！ナニ？」悲鳴と同時に私に「どうしたの？何か道路で爆発事故であったのかしら？」
「違うよ追突されたみたいだ」と言うとびっくりしていた。
下りるとニッサンの２トントラックが後方部にのめり込んでいた。
バックさせ道路側方誘導、警察に連絡し運転手に事情を聞くと居眠りしてしまったとの事。
速度は50km位で気が付いたらぶつかっていてノーブレーキとの事。
トラック前部がバンバーとラジエターが破損、私の愛車プリウスは後部無茶苦茶に壊れた。
私は最初相手の不注意につい怒鳴ってしまったが妻に制止され冷静に対応した。
次の日、保険や車の修理又レンタカー手続きなどに追われた。
修理に出したトヨタの営業社員に夫婦で緊急入院してもおかしくない大事故ですよ！本当に身体は何ともないですか？病院に行ったほうがいいですよと何回も言われた。
その日予定してたプールに夫婦で３時間泳ぎに行き、身体はいたって健康で正常状態を確かめた。
　
昨日は日曜礼拝に孫の祐介が始めて教会にきた。
サッカーブラジル留学中(１年間、今年帰国）世界各国選手はクリスチャンが多く、付き合いで教会にいっていたが、日本では葬式以外は来たことはなかった。
祐介に事故の事を話すと言った「おじいちゃん、神様に守られたんだね。」「ウンそうだね。」と答えた。
本当に50km速度のトラックにノーブレーキで突然ぶっつけられて、夫婦共にも首も腰も何ともないのは主に守られたと改めて感謝のお祈りした。

今年も暮れて

今日クリスマス・イブで平成２２年もあと残り１週間で暮れようとしています。
　
今年も我家はいろいろな事がありました。
まず2月に妻は長年の夢イスラエル聖地旅行に9日間行きました。
そして3月18日から約二ヶ月間かかって家の窓を二重窓にしたり、玄関を広げ、内外装の塗り替えなどのリフォームをしました。
そして6月、私恥ずかしながら京成電鉄本社及び系列社員の中優秀社員として表彰されました。
また今年は千葉国体があり、役員及び県総務員として10月まで会社も協力してくれたお蔭で責任をはたす事が出来国体は大成功でした。
又残念なことは今年早々知人、友人が何人か病気、事故で旅立った悲しい事もありました。
11月私の健康診断は再検査も異常なく妻も元気で神様に感謝です。
年末は夫婦で箱根、伊東の温泉に行ってゆっくりして来たいと思っています。

　　　　（写真：東京渋谷六本木＊クリスマス・イルミネーション）

父の面影

　通勤電車で向側に座っていた老人が生前の父にとてもよく似ていて驚いた。
目を瞑って時々薄目で老人を見ながら尊敬する大好きだった父を思い出していた。
父は13年前あと一ヶ月で95歳という時「ありがとう！」を最後の言葉に旅立った。

私は子供の時から落ち着きがなく、問題ばかり起こすどうしょうもない子供だった。
父の兄弟の子供たちは皆優秀で有名高から国立大学へ行き銀行に就職した。
私は並みの県立高校から中国電力の就職試験にも落ちた。
父はこんな私にも精一杯の愛情を注いでくれた。
自衛隊入隊後の空挺への難関合格に喜びの手紙が速達で来た。
その後父から励ましの便りが頻繁に来た。
お蔭でアメリカの特殊部隊グリーンベレーより厳しいと言われた地上共通（レンジャー）、250km行軍等、空挺猛訓練にも耐えられた。
手紙の最後に必ず「強く、正しく、朗らかに」と書いてあり、まるで牧師のような手紙に父の愛情ある親心を感じていたように記憶している。

先日ある新聞の親心の欄に「高学歴・好青年の隣りの子供より、どうしょうもない出来の悪い我が子が可愛い」と書いてあった。
＊正に私の事で改めて出来の悪い息子で申し訳なく思いながら父に心より感謝している。

　　　　（写真：父の愛情を一心に青春を過ごした日本最強部隊第一空挺団）

五木の子守歌

　♪おどま　かんじんかんじん～　あんひとたちゃよかし～　
　　　　　　　　　　　　　　　よかしゅよかおび　よかきもん～♪・・・
昨日妻の実家で久しぶりに昨年７月亡くなった義弟の孫結衣ちゃん（３歳）に会った。
可愛くて元気な結衣ちゃんは家中飛び回っていた。
疲れた様なので「おいで」と両手を広げると私の胸に飛び込んできた。
私は抱っこして九州の民謡の子守歌を鼻歌まじりに聞かせると不思議そうに私の顔を見て目をパチクリしていたがやがてスヤスヤと眠りについた。

この歌は今は亡き九州大分の姉が、私が幼い時よく聞かせてくれた熊本の子守歌で懐かしく覚えている。
幕末の肥後（熊本）勤皇党が孝明天皇に捧げた偲び歌の一つだそうだ。
私のおんちで下手な歌でも気持ちよく寝てくれた結衣ちゃんに感謝（笑）。

　　　　（写真：実家で義弟の孫の可愛い結衣ちゃんと♪～）

愛車の冬支度

　昨日仕事で早朝３時起床４時に自宅を出た。
帰宅も夜10時を過ぎた。
少し疲れを感じていたが、妻の「おかえりなさい！」の声と笑顔(^^ゞ　の中、暖かい遅い夕食で疲れもとれ単純だがすぐ元気が出た。

自家用車プリウスの事でトヨタよりリコールの連絡があり今日行って来た。
今度の冬は夏が猛暑だったので寒波が予想されるとの事。
ついでにスタッドレスタイヤへの取替えと定期整備を頼んで冬支度をした。
リコールはハイブリット用電動ウォータポンプ関係の修理、調整、取替え。
全国で数件不具合車がでたので95％のプリウスは現状でいいのだが、全車リコールするとの事、信用のかかわる事とはいえ大変だと思った。

所要時間約３時間との事でトヨタディーラーに預け妻と近くを散歩した。
私が「老夫婦で少し散歩でもするか」と言ったら「何言ってんの！」私は12も若いのよ。
詐欺師と被害者の散歩でしょ！」と冗談を言いながら花島公園を散歩していたら、池の畔に鳥のサギがいて大笑いしながら快晴の公園ベンチでそれぞれ読書（私は剣豪物、妻は歴史小説）しながら時を過ごした。

　　　　　　　　　　（写真：花島公園の池の鷺、妻が撮る）

風邪

　久しぶりにブログを書く気になった。
一週間前より喉が痛く咳が出始め、妻にも移したらしく夫婦で「ゴホン、ゴホン！」
あなた気をつけて！と注意されたが申し訳ないと思っている。
今回の風邪は熱は出ないが咳が酷い、少しずつ直りかけているのだが昨夜も夫婦で夜中咳で苦しんだ。
身体不調だとTVを観ても本を読んでも気持ちも乗らず何故か落ち着かない。
何をするにも健康が一番だなぁーと改めて思う。

明治の歴史ドラマ「坂の上の雲」が昨年の暮れに続き今年12/5よりも放映が始まった。
当時の明治維新、経済及び工業も劣る小さな国日本が、すべてに優る大国清国（中国）及びロシアを相手に陸、海軍の秋山好古、真之兄弟、有名な東郷平八郎、廣瀬中佐等大国の植民地になる事を防ぎ日本の独立を守った明治の人物達に凄さを感じ日本人として感謝、感動しながら観ている。

　　　　(写真：アメリカの義兄が自宅「サクラメント郊外」近くで撮る）