オナガサナエとオジロサナエのヤゴの抜け殻を求め、歩いてきました。
両種とも今が羽化の時期です。
オナガは多産地を知っていますので問題ありませんし、オジロも両岸をゆっくり探せば見つかります。
ただ、昨日のスコールで流されていたらダメでしょうね。
オナガサナエ 羽化殻
少し前に羽化したものでしょう。
上のは殻が破れており、中に小さなアリが群れてました。
下のには小さなナメクジが入ってました。
他にもいくつかありましたが、みな状態が悪かったですね。
写しやすくするため、ナメクジのいた抜け殻を手ごろな葉の上に乗せました。(ナメクジは入ったままですよ。見えませんが・・・)
側棘は7節~9節、全体の形が似ているアオサナエには、2節~9節にあるので区別は容易です。
真横から・・・背棘がよくわかります。
この後、オジロの川へ向かったのですが、雨が降って来てしまい、残念ながらオジロ探しは断念しました。
ではでは、昨年見つけたオジロと今日のオナガを比較しましょう。
大きさは見てのとおりです。長さも違いますが横幅も違いますね。
オジロサナエ 羽化殻(左)
触角の比較です。
オジロ最大の特徴の三角形の触角がよくわかります。
2007年7月13日 神奈川県
オナガサナエ、地元では1回しか見たことがありません。オナガサナエは成熟後に羽化場所に戻ってくるのでしょうか・・?羽化殻を見つけた場所で張っていれば、見られるかなと思ったり・・
今日、虫メガネを買ってきて羽化殻を観察しなおしてみよ~っと!
風さん
抜け殻は整理が大変ですね。見つけては持ち帰ってくるのですが、放りっぱなしです。冬に整理しようなんて思いながら何年経ったのだろう・・・