夜、コナラの伐採木にやって来たヒメクダマキモドキ。
この伐採木はカミキリを誘うために昨年の春に置いたもの。
今年、この木からフタオビミドリトラ、ナガゴマフなどが羽脱し、
副産物としてムツボシタマムシやナガタマムシの仲間も羽脱した。
メスは大きな産卵管を持つ。
のっそりと歩きながら産卵場所を探しているようだ。
歩き方はまるでナナフシ。
敏捷さというか機敏さというか、そういう類のものは全く感じられない。
ちょっと目を離しているうちに産卵態勢になっていた。
こんなに丸まらなくても産卵管を奥まで差し込めると思うが、何か理由があるのだろう。
産卵管を入れているところはムツボシタマムシの羽脱孔。
ちょうど良さが半端ない。
2023年11月1日 神奈川県