土手で妙なものを見つけました。
遠目から見るとオオカマキリの卵のようですが、ちょっと白すぎます。
近づいてみると直径3cm程の綿毛のかたまりが枯れ草にくっついています。
植物なのでしょうか? それとも昆虫の繭でしょうか?
上から見るとまるで白髪の頭です。 つむじまでありますよ。
とてもフカフカして暖かそうです。
調べてみるとヨモギワタタマバエが作ったヨモギクキワタフシという名の虫こぶでした。
日本の約1400種の虫こぶの中でも代表的なものらしいです。
覆っている綿毛状のものを取り除くと虫こぶ本体があり、この中でヨモギワタタマバエの幼虫は越冬するそうです。
それにしても・・・どのようにしてこの綿毛状のものが作られるのだろう? 不思議ですね。
おまけ
今日一日で7種のチョウを見ました。
いくら啓蟄と言っても出すぎですね。
1種だけ載せます。
スジグロシロチョウ
ヨモギクキワタフシ 2007年3月6日 神奈川県