福田ちえのときどき日記

日々の活動や雑感を掲載いたします。

環境保護 地球温暖化 対策は 家庭から地域から 地方自治体から

2010年02月22日 | オピニオン
                   我が家の ツバキも ほころびはじめました 


◆宇都宮市の3月定例議会。開会を間近に控え、今週半ばに市の執行部からの事前概要説明が予定されています。

平成22年度の当初予算案の中に、どういった事業が盛り込まれるのか大いに気になるところです。

◆気になる項目は あれこれありますが、
そのひとつが 「環境対策」 。
いまや世界共通の課題です。

宇都宮市でも、昨年の6月補正予算で 「環境配慮型自動車の購入助成」 など地球温暖化対策費(約3億3千万円)を盛り込んだ一般会計補正予算が容認されましたが、今回も地方の一自治体としてどこまでの取り組みができるでしょうか …。

◆「環境問題」 特に 「地球温暖化対策」 に関心を持っている方は何年増えていると思います。

全世界が注目する中 昨年12月に193カ国の代表が集まり デンマークで開かれた 「国連 気候変動枠組条約会議 (通称:COP15) 」。

全世界の国が、二酸化炭素の排出量削減のための具体的な目標設定が COP15の目的であったはずですが、
オバマ大統領が急きょ駆けつけて調整を図ったり、日程が大きくずれ込むなど 会議のゆくえは踊りに踊って…、 

しかし残念ながら最終的に世界各国の歩調を合わせることはできませんでした。

皆さんご存知のとおり、合意形成できなかった原因は 先進国と発展途上国の意見の食い違いでした。

これからますます発展を目指そうとする中国、インド、アフリカ、南アメリカにとって、二酸化炭素の排出量を抑えることは成長にブレーキをかけることを意味します。

その言い分も 子どものけんかのように簡単明瞭で、
「これまで大量の二酸化炭素を排出し続けて、地球を汚したのは先進国だ。 地球温暖化の責任を取るのは先進国であって、 今さらあなたたちの不始末のツケをなんで我々が払わなくてはいけないのか。 不公平で理不尽きわまりない。」といった内容でした。

◆地球や人類が この先 破滅するかものしれないのに…。

国と国のエゴイズムのぶつかり合い。
イニシアチブを発揮すべきアメリカや中国といった2大大国も 自国に排出制限を設けるのには以前から及び腰ですし。

地球の未来より、目先の自国の繁栄が先決とは…、
人類の罪はそれほどまでに深いものなのでしょうか?
そして悲しいかな やはり人類は 神や自然にとって敵の立場にいるのでしょうか。
なんて…、 寂しさを感じたのは 私だけではないと思います…。


 「福田ちえ」ホームページ http://www.f-chie.jp 

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