福田ちえのときどき日記

日々の活動や雑感を掲載いたします。

アゲハチョウの誕生に立ち会いました

2006年06月30日 | 活動報告
 鶴田町後援会の阿部さん宅へご挨拶に伺いました。
 ひととおりのお話が済んで寛がせていただいた折、「縁起が良いから!」と、今まさにふ化して羽を広げ始めたアゲハチョウを見せてくださいました。

 阿部さんは、10年ほど前に初めてご自宅の庭でアゲハの幼虫を見つけたそうで、以来毎年この時期は今年こそふ化の現場に立ち会おうと、恋人を探す思いで蛹(サナギ)を探していらしたそうですが…。
 大きくなった幼虫(イモムシ)は、いつもいつの間にか何処かへ消えてしまい(葉の裏や軒下へ移動し蛹(サナギ)になるらしいです)これまで恋人には逢えずじまいだったそうで。でも今年は念願かなって蛹を発見し、日々観察し、運良く孵化の瞬間に立ち会えたのだそうです。

 生まれたばかりの蝶がやがて羽を広げて羽ばたいていく様に、「福田ちえ」にも上手に羽ばたいてほしいと 励ましのメッセージを贈ってくださいました。
 温かいお心遣いに心から感謝いたします。


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「西原地区まちづくり懇談会」が開催されました。

2006年06月28日 | 活動報告
 宇都宮市主催、西原地区「まちづくり懇談会」が西原地区コミュニティーセンターにて開催されました。

 「まちづくり懇談会」は、市長と市各部局の代表が市内各地区に出向き、当該地区の住民代表と地域特性に合わせた意見交換、情報交換を定期的に行う場です。

 今回西原地区住民から市側への要望は、新川桜並木の保存に関する最良方策の検討要望と、県立宇都宮工業高校移転後の跡地利用の選択肢として、市立一条中学校の同地移転を求めるもので、小林久夫連合自治会長より、誘致を求める3,856名分の請願署名(発起:西原地域コミュニティー協議会、連合自治会)が市側に提出されました。

 その他、まちづくりに関する多くの質議応答がなされましたが、地域住民がダイレクトに相対し、直接市政(市長)へ要望、提案を訴えることの出来る大変有意義な機会であり、今後益々充実されるべき制度であると感じました。


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第3回民主塾 シンポジウム「新交通システムを考える」-検討されているLRTは本当に有効か-

2006年06月25日 | オピニオン

コンセーレ・大ホールにおいて、民主党栃木県連と連合栃木主催、特定非営利活動法人宇都宮まちづくり市民工房後援のシンポジウムが開催され参加しました。

 高崎経済大学の西野寿章教授(経済地理学)が基調講演を行い、「LRTという設備のやみくもな整備にこだわるのではなく、まずは将来の宇都宮のまちづくりビジョンを大きな視点で策定することが先決で、その一部である交通体系はどうあるべきかの論議を深めるべきだ。」と提言していました。

 西野氏は「宇都宮におけるLRT導入の趣旨は、当初は駅東部清原工業団地方向の渋滞解消であったはずが、いつのまにか中心市街地の活性化を図ることにすり変ってきており、行政が標榜するまちづくり(どのようなまちの形が県都宇都宮の将来にふさわしいか)の観点からの妥当性が薄い。」と疑問を呈しています。 

 パネリストからは、「市民が本当にLRT整備を望んでいるのか住民投票により確認すべき。」、「幅広くそして深く議論する検討・研究会の早急な編成が必要。」、「この計画は白紙撤回して一から検討し直すべき。」などの意見が出されました。

 国も地方自治体も、これまで重ねた借金(公債発行)により財政は火の車(燃えさかる屋台かな?)。財政再建が急務(ほんと遅すぎますよね)です。

 政府が示した歳出歳入一体改革(骨太の方針)により、歳出面では社会保障費・公共事業費・地方交付税・地方公務員給与の削減が、そして歳入面では大きな増税(多分消費税でしょう)が方針として示されている最中、355億円(初期投資のみで運営費等含まず)といった市民の血税をかけて行うLRTの導入に失敗は絶対に許されません。

 採算ラインを割った場合、財政による赤字補填が必要で市民の負担増は必至です。 H16年度末、宇都宮市の借金(地方債残高)は1416億円。 財政逼迫のなかで実施されようとしている巨額な支出を伴う大規模公共事業です。見切り発車による失敗は許されません。

 これまでも行政は様々な失敗(不要不急の無駄事業、贅沢事業、破綻事業の繰り返し)を重ねてきましたが、行政の失敗は為政者の誰もが責任をとらないんですよね!最後に泣かされるのは市民なんですから!

 末代に禍根を残さぬよう、まちづくりビジョンの策定をまずは優先し、乱費の弊を招かぬように、市民の合意形成の努力を十二分に図った上で事業が進められるよう、さらに時間をかけて議論する必要があると思いました。

 

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