福田ちえのときどき日記

日々の活動や雑感を掲載いたします。

くれぐれも よいお年をお迎えください

2009年12月31日 | オピニオン
           「崖の上のポニョ」の舞台 広島県福山市の「鞆の浦(とものうら)」にて
          景観か開発か、反対派と推進派に分かれ四半世紀にわたって揺れ続ける
          「鞆の浦埋立て架橋計画問題」の現場を調査
           


◆1年が終わろうとしています。
光陰矢のごとし。
やはり今年も駆け足で過ぎ去っていく感があります。

◆今年の最も大きな出来事はといえば、やはり「政権交代」。

目まぐるしく変わり続ける世の中で安定して働き続けられるかどうかの不安、老後の不安、子どもたちの未来に対する不安、莫大な借金を抱えた日本の将来に対する不安など、現代を生きる私たちは多くの不安に包まれています。

この不安が少しでも取り除けることを願って、国民は政治の変革の道を選びました。
であるとすれば、政治が目指さなければならない最も大切な事は…、やはり、未来へ向けて安心と元気を作ることでしょう。

◆さまざまな不安を取り除く為に必要な政策が、新政権の手によって次々と実行されようとしています。
私もそれらの実現に全力で携わっていきたいと考えています。

やはり、目標とするのは 「全ての人の生活に安心と安定を」 そして 「思いやりと生きがいと自信に満ちた笑顔ある社会を」 です。

大げさでもなんでもなく、真剣にそう思います。

◆もちろん、私一人の力でできるとは思っていません。
今年もほんとうに貴重なたくさんの出会いがあり、そして大勢の方々に助けられました。

少しでも良い未来を創るために、志ある方々と手を携えながら、自転車をこぐようにひと踏みひと踏み少しづつでも前に進んでいきたいと思っています。

◆さて、今年もいつものとおり まだまだ年内の仕事・行事が落ち着かず…、
ブログ更新もままなりませんでしたが、改めましてご挨拶させていただきます。


今年も1年間 ほんとうにありがとうございました m(_ _)m m(_ _)m


来年こそ、今頃の時期を笑顔で迎えらる1年にしたいですね。
夢と希望と目標をあきらめずに、できることを少しづつ コツコツと確実に…です。

みなさん、くれぐれも良いお年を!!


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宇都宮でも初雪のたより

2009年12月20日 | 活動報告


◆ここのところ 吹く風が一気に冷たさを増して、寒さが本格的になりました
防寒対策をおろそかにしたまま徒歩や自転車で外まわりをすると、体が芯から冷えてしまって温めなおすのに時間がかかります。

今年も暖冬かもしれない… との長期予想に内心よろこんでいたものの、二日前から全国的な大雪のニュース。
そしてついに宇都宮でも初雪のニュースが流れました(実際は風花だったようですけど)。
いよいよ冬本番ですね。

◆また、ここのところ連日のように地震があって、特に一昨日の朝方の 寝起きを襲われるように 普段の地震波より長ーく揺れ続けたやつは怖かったですね
ベッドから飛び出そうかどうか迷いながら、頭が徐々に真っ白になりかけました。
かなり揺れたと思いましたが、震度4ということでした。

伊豆の方では、またまた大きな東海地震が来る…との風評被害が起き始めているようで、関係者の方々の心労はいかばかりか、です。

せめて天災・自然災害のない年末年始になるよう願ってやみません。

◆私事ですが…
ここ数年立派な冷え性でして、冬になると足に保冷剤を貼りつけられたような状態になります。

趣味のスキーに夢中になり、毎週のように各地のゲレンデ通いをした20代30代の若かりし頃は感じたことのない体の変化ですが、きっと代謝が悪くなってるんでしょうね~

でも現代は寒さ対策に便利なものがたくさんあります。
内緒ですが私にも秘密兵器が…
北風に負けないよう体温上昇させて、今週も頑張るぞ~
みなさまも、くれぐれも暖かくしてお過ごしください。


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まずは発想の転換から ~ 地球温暖化対策(COP15) と ダム開発

2009年12月19日 | オピニオン
◆コペンハーゲン(デンマーク)で開催されていた 新しい地球温暖化対策の枠組みを話し合う「国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)」。

協議が深夜にもつれ込んで、各主要国が妥協の末、なんとか大筋の合意にたどり着いたとのことですが、しかし…
その結果には、歓迎の声と失望の声が入り乱れて のようです。
はたして当面の課題とされている「京都議定書を超える新たな議定書の策定」にまでこぎつけるのかが注目されます。


◆地球温暖化防止については、二酸化炭素の排出総量を減らす取り組みが何より必要ですが、
賛否はあるものの、鳩山総理が 就任初の国際会議となった国連総会で、温室効果ガスの中期的な削減目標を 1990年比で2020年までに25%削減するといった大胆な数値目標を掲げたことには正直驚かされました。
ただしこれについても、「すべての主要国の合意」を前提としての話であることは あまり世間に理解されていないようです。

すごい決断か、逆に反対派が言うように 産業・経済がめちゃくちゃになるのか…。

ともあれ、「発想」を大胆に変えなければ とても取り組めたものではないことだけは間違いなく言えることです。


◆「時代の要請」という言葉がありますが、
これまで当然のように行われていたことも、時の変化で、発想を変えて見直すことが迫られることがある・・


その良い例のひとつが、国交省が先に公表した 八ツ場ダムをはじめと48ヶ所のダム工事の見直し・一時凍結でしょう。

30年から50年近くも行政に翻弄され続けた地元の住民の方々の嘆きや怒りも当然です。一番に気配りをしなければならないところです。
そんなダム建設の予定が、全国でまだまだ150ヶ所近くあるそうで、しばらく大きな政治テーマとなりそうです。

◆私も先日「湯西川ダム」の建設予定地を視察させていただきました。
存続か見直しか中止か…
さらに広く意見を集めることと様々な検討が必要ですが、

私見ですが「治水対策としてのダム事業は大きな発想の転換期にきている(見直しが必要である)」という考えに強く共感します。

これからは、できるだけダムに頼らない治水事業や河川整備を目指すべきで、
ダム開発によって水がよどみ水質の悪化を招くことや森林伐採などといった自然環境保護の問題や、ダム以外の治水方式で事業コストの縮減が図れるのではないかといったその他多くの問題も含めて、
治水といったものに対する考え方についても、地球温暖化と大きく路線が違わない問題として、同じように発想の転換を行う時期にきていると思います。

◆生活の利便向上や経済発展のためには、少しくらい自然の破壊がなされても仕方がない…
そんな、これまで当たり前のように考えていたことが、
これからは、
省エネ技術や自然保護・環境ビジネスに積極的に取り組む努力が新たな経済発展を生み出す鍵になるかも…
といったように、発想と目標・努力の矛先が変わっていくことを期待して。


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