福田ちえのときどき日記

日々の活動や雑感を掲載いたします。

「たばこポイ捨て条例」への取り組み 行政調査で札幌市へ

2008年01月23日 | 活動報告
                   札幌市環境事業部で 経過説明を受ける様子です



「みんなで自分たちの街をきれいにしよう!」
安全、安心、きれいで快適に生活できるまちを実現するため、たばこの吸殻や空き缶などの「ポイ捨てを防止」するための実効性ある取り組みが、大都市を中心として全国的な広まりを見せています。

宇都宮市でも、今年6月議会での条例案上程を目標に、路上喫煙を禁止する条例を制定する方向で議論が進められています。
背景は、市の世論調査で、禁止を望む声が圧倒的多数(94%)を占めていたことによるもの。
民主市民連合のメンバーで、顕著な効果を挙げているとの評価の高い札幌市を訪れて、有意義な情報収集・意見交換ができました。

宇都宮市では、昨年11月に、学識経験者、公募委員などで構成する「懇談会」が設置されて、私も委員の一人に任じられました。

今年の春までに数回の会合を開いて、路上喫煙の規制方法、具体的な罰則の内容や規制区域の選定などについて意見交換して、条例案の骨子をまとめる作業に就いています。

先進自治体の例に倣って、違反者には2000円程度の過料も視野に入れながら、
「宇都宮市路上喫煙による被害の防止に関する条例(仮称)」と銘打って、中心市街地に喫煙禁止エリアを指定して、
すでにある「ポイ捨て禁止条例(市飲料容器等散乱防止条例)」の改正も併せて行って、
空き缶や、たばこの吸い殻、ガムなどのポイ捨てにも過料を課す方向で議論がなされています。

マナーの欠落からか、心無い人による たばこや空き缶等のポイ捨てが依然としてなくならない状況にあります。
とても残念ですが、健康被害やポイ捨てによる地域の環境問題、歩行中のやけどや衣服の焦げなどの不安や被害など、様々な問題が取り沙汰されています。

街の美化や健康・安全などの観点から、懇談会やパブリックコメントなど多くの方々の意見聴取を慎重に行ったうえで、全市一丸となって取り組む時期にあると考えています。


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新年最初の 「市政報告会」を 2月1日(金)19時から開催いたします! 是非おいでください

2008年01月21日 | 活動報告
                次女と学校行事で…(失礼。本文とは関係ありません


「福田ちえ 市政報告会」を、来る2月1日(金)19時から開催させていただきます。
場所は、西原小学校敷地内にある「西原地域コミュニティーセンター」をお借りしました。

当日は、次期衆院議員予定候補者の「石森ひさつぐ」さん(元済生会宇都宮病院医師)も同席していただいて、健康・医療・介護・福祉などの話題・課題を中心に、型にはまらない和気藹々の集いにしたいと考えています。

日頃の私の活動や宇都宮市政、民主党の動きなどは、これまで街頭での演説や市政レポートの配布などを通して皆さまに報告させていただいておりました。
(市政レポートは毎回手づくりして、出来上がったものは、多くのボランティアの方々のお手伝いをいただきまして、可能な限り広く配布させていただいています。またホームページでもご覧いただけます。)

また、時間をみつけては、支持団体、支援者の方々を訪問して、市政への要望やご意見をうかがっていますが、今回はぜひともより多くの方に、身近なところから、政治やわたくしの活動に関心と叱咤激励を寄せていただけたらと思います。

昨年は、初めての選挙を中心に、無我夢中に活動してきた1年でした。
議会に送り出していただき半年がたちましたが、実際の議会での活動の様子は、皆様に直接見ていただく機会が少ないのが現状です。
今年は、さらにこうした活動を通して、皆様との接点の幅を広げていきたいと思います。

今後もさまざまな形で、皆さんに情報を届けさせていただきたいと思います。
お時間の許す方は、是非お気軽に覗いてみてください。


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公教育改革に挑む! 和田中学校 藤原和博校長の講演に感動

2008年01月20日 | 活動報告


東京都で初の民間人校長として公教育改革に挑む「時の人」和田中学校の藤原和博校長を講師にお招きして、宇都宮市PTA連合会(市P連)のPTAリーダー研修会・教育課題委員研修会が開催されました。
参加者は市内各地のPTA代表と教職員及び関係者約250名。
会場いっぱいの大盛況でした。

笑いあり驚きありの中、藤原先生の巧みな語りかけ口調と小気味好いテンポで、少しも飽きさせることなく展開された講演に、会場全体がどんどん引き込まれていった感があります。
先生は、プレゼンの天才でもありました。

「藤原さんの講演を生で聴くことができてよかった!」
期待を超える内容で、参加いただいた全ての方々に充実・満足を感じていただけたと思います。

先生の教育・地域改革の取り組みは、どれもこれもワクワクするものばかり。
世界で一番受けたい授業と言われて久しい「よのなか科」や、地域主導の学校運営形態「地域本部」といった学校教育改革の実践の様子を映像も交えてご紹介いただき、開かれて活き活きとした学びの場が提供されている様を目の当たりにしました。

私が肌で感じた「藤原イズム、藤原ビジョン」の土台を成す哲学のうち、際立っているもの…、

まずひとつは、

公立学校の運営に地域の大人を巻き込み参加していただくことで、地域社会の大人たちと子どもたちの「ななめの関係(利害のない第三の関係)」を作り出すことの大切さ。

そこでは「子どもたちへの様々な教育効果」と併せて、失われつつあると言われる地域内の新たなコミュニケーションが生まれ、結果「地域社会を活性化させる」重要な機軸になるといったもの。
公立学校を「地域の核、大切な拠点」として、これからの日本に求められる「地域社会の再生」を図ろう。
日本の「社会やヒトづくりを根底から見直そう」といった壮大な取り組みでもあります。

もうひとつが、

今のような成熟した社会では、これまでの学歴偏重・点数至上主義はもう通用しないといった考え。
問題に対して常に一つだけの正解がある…とは限らない多様で複雑な社会で、
これからは「情報処理能力(与えられて解く)」ではなく、より多くの人が納得できるような「納得解」を導き出す「情報編集能力(真の学力・能力)」が求められるというもの。
タフな時代を生きなければならないこれからの子どもたちには、「生きる力」を養成してやらねばならない。
そしてそれは、自分の力で「世界観・人生観・幸福観」を創りあげる能力でもあるというもの。

勉強が出来れば幸せになれる…という過去の迷信は、これからの社会では危険なもの。
「ジグソーパズルを早く正確に仕上げる能力」ではなく、「限られた数のレゴ・ブロックで、より多くの人に納得と感動を与えられる組み立ての能力」とも語っておられました。
日本の公教育にも、そういった能力の養成を目指した教育プログラムを取り入れなければ、世界に取り残される…、

といったところでしょうか。

私ももちろん、参加した皆さんも元気とパワーをたっぷりいただけた講演でした。
教育やヒトづくりに夢や理想を持って行動している私たちに、ヒントや更に一歩踏み出す原動力を与えていただけました。


今回は私も、企画立案者の一人として、冒頭に先生の経歴と実績のご紹介と、最後に謝辞を述べさせていただく役をお任せいただきました。

先生のお人柄は、エネルギッシュに学校・地域を引っ張っていくパワフルな企画・実践力と透徹した知性にとかく焦点があてられがちですが、
昨年暮れからの出演交渉での打ち合わせから、今日までのメールのやりとり、そして宇都宮駅へのお迎えとお見送りの車中や会場でのさりげないお気使いなど、実は、ずば抜けた気働きと人間性を兼ね備えた方であることにも大いに勉強させられました。


講演終了後、同じく参加していた某小学校のPTA執行部の友人たちから、

「福田智恵が普段から やりたい、やろうよと訴えていることが良く解ったよ…大役お疲れ様でした…」
「宇都宮で、藤原先生のお話を直に聴けるなんて思っていなかった。すぐそばで迫力あるお話を体感できました…」
「タイムリーなお方の講演で最高!もっと大勢の人に聴かせたい内容だね…」

といった内容のメールをいただきました。
これからの活動で壁にぶつかり悩むことがあれば、藤原先生のプレゼンの迫力を思い出して、地道に一歩づつ歩を進めていこうと思います。

「藤原イズム、藤原ビジョン」は今後加速度的に全国に広がる様相を呈しています。
全国にその哲学と手法が広がっていく時、教育の場と地域社会にどのような変化が出てくるのか今からほんとうに楽しみです。


先生とは、また何処かでお会いできることを楽しみにしています。
ほんとうにありがとうございました。


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杉並区立和田中学校校長の「藤原和博氏」の講演が行われます!

2008年01月20日 | 活動報告
ネットワーク型授業「よのなか科」や「地域本部」。
教育界に新しい風を吹き込んだ方として、マスコミにも大きく取り上げられている東京都杉並区立和田中学校校長の「藤原和博氏」が、宇都宮市PTA連合会の招へいにより本日宇都宮にお出でになり講義・講演を行います。

超ご多忙なお仕事を調整していただき、私たちの念願叶っての来宇です。
是非とも多くの関係者の方々に触れていただきたいと思います。


本日の、藤原先生の講演・講義日程です。

1 名称  藤原和博氏教育講演会

2 主催  宇都宮市PTA連合会
      (宇都宮市PTA連合会 教育課題委員会 リーダー研修会)

3 目的  和田中学校の学校経営の様子を拝聴しながら、地域を巻き込んだ子どもの居場所づくり
       や学習の支援方法、及び学びの実践化など、これからの学校教育について藤原校長の
       明解なる話を聞き、親として教師として、今後の進むべき道を探る。

4 日時  平成20年1月20日(日)
       受付 13:00~
       開会 13:30~
       閉会 15:00  

5 会場  とちぎ福祉プラザ 多目的ホール
      (栃木県宇都宮市若草1-10-6  電話028-621-2940)

6 講師  東京都杉並区和田中学校校長 藤原和博氏
  演題  「いい学校をつくる! 和田中「よのなか科」と「地域本部」の取り組み
         ~魅力ある学校づくりと家庭・地域の教育力向上のために~ 」

7 お問い合せ先 宇都宮市PTA連合会事務局(宇都宮市天神 宇都宮市教育センター内 028-632-7856)


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教育問題の行政視察に出掛けています

2008年01月16日 | 活動報告
                       東京都江戸川区立一之江小学校
                       すくすくスクール事業の校庭で


昨日から、私の所属する教育問題調査特別委員会の行政視察で、先進自治体である東京(江戸川区)、大阪(寝屋川市)、京都(京都市)を訪ね歩いています。

初日は、私の提案でもあった江戸川区の「すくすくスクール」。
平成17年度に区内全面実施となった事業です。


新小岩の一之江小学校にお邪魔して、「地域の方々がサポーターとなって一緒につくるもう一つの学校」の様子を拝見させていただきました。

「人間教育」を地域の力で行おうという精神で、平成15年度に当校をモデル校としてスタートした事業は、現在、区内全校(73小学校)で実施されていました。

「すくすくスクール」は、自治会、各種団体、学校、PTA等の関係サポーター(ボランティア)の方が作る「子どもたちを地域で育む場」です。
小学校は「地域」の大きな財産であるといった発想で、放課後の学校を有効に活用して、子どもと地域と学校と保護者の連携・交流を喚起して、子ども・大人の豊かな人間性を育むことを目的としています。

また、学童クラブ(留守家庭児童会)を吸収し、学年制を廃止し、希望者全員の受け入れを可能にしているため、学童クラブの待機児童が解消されています。

学校には一切負担をかけず、クラブマネージャーとサポーターにより運営されています。
子ども達は異学年との交流や、大人との接触により社会性を醸成し、地域と学校がより身近になります。
結果、地域の活性化にも大いに貢献しているようでした。

専用のホームルームに企画に添ったスタッフが配置され、いろいろな遊びや運動や各種のイベントを行っています。
全員がボランティアでしたが、高齢者の方々に負うところがやはり大きいとも感じました。
そして、学校・家庭・地域が一体となって、子どもの豊かな人格形成を育むことを目的に運営される教育事業・地域事業としては、一歩先行く洗練されたものと感じました。

学校や職場以外での人との出会い・繋がりの場を創出することの意義。
子どもたちにも大人たちにも、学びと刺激と様々な体験の場所を提供することの意義。
共育・協働の精神の意味を改めて感じさせられました。

因果関係はさておき、江戸川区は東京23区の中でも最も出生率が高いそうで、年間6000人を超える赤ちゃんが誕生しているそうです。

明日からは京都、大阪です。


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火の祭典 「西原どんど焼き」で 地域の無病息災・家内安全を願いました

2008年01月13日 | 活動報告
                       いよいよ点火され勢いよく昇る炎

地元住民がつくる地域行事のひとつ「西原どんど焼き」が、西原小学校校庭で盛大に行われました。

どんど焼きは、門松などの松飾りやしめ縄、だるま、破魔矢などの正月飾りを、火(神火)によって高々と焼き、お正月様(歳神様)を空にお送りするお祭り。
歳神様の力によって、お焚き上げの火や煙には今年1年の様々な災厄を祓い清める力があるとされています。

子どもたちは、朝から地域内の各家庭を練り歩いて正月飾りを集め、また、米の粉で作ったまゆ玉づくりに励みます。
そして、松飾りやだるまなどを持った家族連れなども続々と校庭に集合。
お昼ごろまでには、竹、わら、杉の葉などで校庭の真ん中に作ったやぐらに、集められた正月飾りが山のようにうず高く積み上げられました。

「どんど焼きの火や煙にあたると、この1年を無病息災・家内安全で過すことができる」
「どんど焼きの火で焼いた「まゆ玉団子」を食べると健康になる」といわれています。

陽が傾き始めたころ、500人を超すと思われる地元の方々が見守る中、いよいよ火がともされます。
寒風に煽られて勢いよく炎が上がり、周囲に熱気が伝わると「すごい炎だね!」と興奮する子どもたち。集まった人々からも大歓声があがりました。

火が少し弱まってから、米粉で作りヤマミズキの枝に刺された色とりどりの「まゆ玉団子」をあぶって焼き、熱々のところをいただきます。
また、子供会連合会や育成会の大人達らが、とん汁、焼きそば、おでんや甘酒を作ってふるまいました。

そして最後は、終始火勢の具合など安全を見守っていただいた消防団による放水消化で、名残り惜しく火の祭典は幕を閉じました。

「子どもたちには、小正月の伝統行事を大人になっても覚えていて欲しい」
「参加した住民に、伝統行事を通じて世代を超えて交流を深める機会を作ろう」

地元西原では、コミュニティー協議会を中心に実行委員会を作り、様々な催しの企画・運営を行っていますが、なかでも「どんど焼き」は特別楽しい行事となっています。
西原地区の「地域力」を感じた1日でした。


私も、神火とまゆ玉に厄を落としていただいて、今年も体力・気力の続く限り、謙虚に前向きに思い切り動き回る1年になると思います。
元旦からも様々な業務と行事に追われ、すっかりお正月を忘れていたような毎日でしたが、赤々と燃える炎を眺めながら、不思議と普段できない考え事や頭の切り替えができた気がします。

皆さん、今年こそ実りある1年にしましょう!


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自然や命への想い・理解を深めていきたい ~ 「ざぶん賞・展・楽」が開催されます

2008年01月12日 | 活動報告
             野崎真由さん(小学校6年)の作文と 西のぼるさん(挿絵画家)の絵による
             昨年の「ざぶん準大賞受賞作品」です
        家族旅行で訪れた沖縄の海の感動と環境保護の大切さを子どもの視点で訴えています


「水」を通じて命や自然の大切さを考える…「ざぶん賞」事業をご存知でしょうか?
ざぶんプロジェクトによる「ざぶん展」「ざぶん楽」が県総合文化センターにて開催されています。

「ざぶん賞」は、子どもたちが感じて書いた生命の源である海や水・自然に関する作文を題材に、大人たち(挿画・工芸関係のアーティストなど)が装絵・額装などの手を加えて、世界でひとつだけの新しい芸術作品にしてお返しするというプロジェクトです。
子どもたちが波をおこし、送られた大人たちがそれを受け止め返す…世代間のキャッチボールです。

事業は、環境保全やモラル(道徳心)の涵養に賛同するNPOや文化人・企業の方々のボランティア活動に、関係する行政・自治体が協力する形で運営されています。
実行委員会会長は、ジャーナリストの筑紫哲也さんです。

私と「ざぶん賞」の出会いは、市民活動サポートセンターを拠点に「宇都宮を住んで楽しい街にしよう!」と題して行われている市民活動家の皆様(「みや市民ネットワーク」)との集まりからでした。

便利さを追求する生活環境の人工化で、自然に接する機会が年々減少する私たちの生活。子どもたちは、私たち親世代が知る自然環境を経験しないまま成長していきます。
心優しさや他を大切にする心、自立の心などが希薄化するのも、「自然の恵みや命の大切さに触れて知る機会に恵まれないから」などといった未来を担う子どもたちの問題も、こうした事業が隆盛することで一人でも多くの方々に関心を持って改めて考えていただけたらと思います。

この世にはお金に代えられないものがある。何よりも大切なものは豊な心。
世代を超えて自然や命への想い・理解を深めていくため、微力ながら運動拡大のお手伝いをさせていただこうと考えています。

お時間のある方は、この機会に「ざぶん賞」に触れてみてはいかがでしょうか。

○表彰式、ざぶん楽
 *作品朗読や箏演奏、創作ダンス披露など
 日時:2008年1月12日(土)14:00~
 場所:栃木県総合文化センター(宇都宮市本町)メインホール

○ざぶん展2007宇都宮展
 日時:2008年1月12日(土)~16日(水)
 場所:同センター 第2、第3ギャラリー

○入場無料です


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仕事始めの働く仲間のみなさまに 新年のご挨拶

2008年01月08日 | 活動報告

株式会社クボタ宇都宮工場の仕事始めに朝一番でおじゃまして、ご挨拶かたがた新年の抱負と目標を記した活動報告資料を配らせていただきました。

難しい課題が山積しているなか、今年1年の労働の安全と成果技能の向上を第一に願い、働く仲間、労働組合役員の皆様と、お互いを支え合う協働の職場を作ることを確認し合いました。

夢を大きく育て、汗して働くものが報われる素敵な花実をつける年にしたいですね。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!


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「連合栃木 2008新春のつどい」 ~ 石森ひさつぐ衆院議員予定候補と医療制度改革にエール!

2008年01月07日 | 活動報告
                          石森さん がんばって!

夕方から、連合栃木の賀詞交歓会に参加しました。
およそ350名の働く仲間たちの代表が集い、
今年1年を大きな変革実現の記念すべき年にすること、
そして、生活向上への新たな運動に一致団結して的確に取り組んでいくこと、
を確認し気勢を上げました。

次々となされる決意表明の中で、やはり最も会場を沸かせたのが、
衆議院栃木1区予定候補(新人)の「石森久嗣(いしもり・ひさつぐ)氏」でした。

元済生会宇都宮病院脳神経外科医長である石森予定候補の公約の第一は「医療制度改革」。
格差社会の象徴ともいえる貧困のため十分な医療が受けられない国民が多数存在することや、
長く続いた医療費抑制政策によって、過重労働を強いられる燃え尽きようとしている医療スタッフがいることなど、
大きな社会問題のひとつとして、日本の医療保健制度の崩壊はすでに始まっているとあちこちで叫ばれています。

(今夜の「テレビ東京:緊急スペシャル」でも、日本の医療政策の限界を訴える現場医師と国会議員の熱いトークバトルが鮮烈でした。)

崩壊寸前の地方の「医療・福祉・介護」を救うため、医師不足地域への医師派遣の促進や、地域の生命身体を守る重要な拠点である病院・福祉介護施設を国や自治体が責任をもって整備・維持する施策の整備は緊急の課題です。

命に値段がつくほど弱肉強食の連鎖が続く日本の有り方に、英断のストップをかけなければ私たち、そして子供たちに安心した将来を残すことはできません。

「改悪され続ける医療制度によって、医療現場や患者が右往左往させられている現状を変えたい。子や孫に安心した社会福祉制度を残してあげたい。」

「労働の現場でも、正社員との雇用形態の違いから様々な格差が生じている今。雇用の拡大を図りながら、賃金や労働条件が著しく不利にならないよう公正妥当な原則(セーフティーネット)作りに取り組みたい。」
が、石森氏が声を振り絞って訴える決意の一端です。

いつ衆院総選挙があってもおかしくない状況の今。
10選を目指す現職船田議員という強大な力に、体当たりで胸を借りる戦いとなりますが、その姿は、士気も勇気も力も十ニ分と感じました。

今日の日中には、勇躍、「石森ひさつぐと生活を良くする会 http://www.ishimori.jp」の事務所(宇都宮市山本1-3-34 山本町交番東向い)開きも行われました。

石森さん、がんばりましょうね!


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消防出初式にて 災害にどう備える…を考えました

2008年01月06日 | 活動報告
                城址公園二の丸広場での一斉放水訓練の様子です


年に一度の恒例の伝統行事「宇都宮市消防出初式」に参加しました。
場所は総合文化センターの式典の後、宇都宮城址公園と大通り二荒山神社前。
お正月の風物詩ともいわれ、今日は全国各地で同様の行事が催されていたようで、参加されていた方も多かったと思います。

出初式は、イザという時のために、消防団、自主防災組織、ボランティアの方々が一堂に会して顔を会わせ、お互いの役割を確かめ合う良い機会、そして、消防団員らの皆さんが、士気を高め気持ちを引き締める決起の場でもあります。

市の統計によると、昨年の火災発生件数は215件で死傷者は43名。
私も閲覧席で、今年は火事や災害ができるだけ発生しませんように…と祈りました。

災害に見舞われたとき、被害を最小限に抑えるために日々奮闘する関係者の皆様にはほんとうに頭が下がります。
テキパキと動き回るその勇姿に、改めて職責の重さと頼もしさを感じさせられました。

有事の際は、市民と各機関が連携して総合的力を発揮するといった意味で、地域の人々が行う初期消火や初期救助活動が、災害対策では何より重要であることが多くの事例・教訓から明らかになっています。
火災はもとより、大規模な直下型地震に見舞われる心配から逃れられない私たち。
昨年も、新潟や石川で地震による大きな被害と犠牲に大勢の方々が苦しめられました。
改めてお見舞いを申し上げ、一日も早い復旧をお祈りいたします。

各家庭の災害への備えは万全でしょうか?そして、お住まいの地域の災害対策はどうでしょう?
「他人事ではなく、明日はわが身」の心構えを絶えず持たなくてはなりませんね。
年頭のこの時期、1年を憂慮無く過すための再点検を行いたいものです。
我が家でも早速、消火器・報知器や災害時持ち出し品の点検と応急手当方法の確認を実施したいと思います。

また今月は、市内各方面で消防フェアが開催されます。

・1月19日(土)午前10時から(雨天中止)南消防署主催 於:アピタ宇都宮店駐車場
・1月20日(日)午後0時から(雨天決行)消防本部・中央消防署共催 於:オリオンスクエア
・1月27日(日)午前10時から(雨天中止) 西消防署主催 於:カワチ薬品戸祭北店駐車場

消火訓練、煙体験、起震車による地震体験、模擬救急の実演、市消防音楽隊演奏などを通して、一人でも多くの市民に防災を身近に感じていただくイベントです。
お時間のある方はお出かけになってはいかがでしょうか。


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「よのなか科」「民間人校長」で有名な杉並区立和田中学校 藤原先生が来宇します

2008年01月05日 | 活動報告
先の議会の一般質問の教育問題の項でも提案いたしました ネットワーク型授業「よのなか科」と「地域本部」。
ここ数年来マスコミにも大きく取り上げられ、東京都杉並区立和田中学校校長の藤原和博氏は教育界に新しい風を吹き込んだ方として、まさに時の人です。

私も昨年8月、円よりこ参議員議員が校長を務める「女性のための政治スクール」において、「公教育の再生と教育格差」と題した藤原先生の講演を拝聴する機会に恵まれ、たいへん感銘を受けました。

その後、宇都宮市PTA連合会の教育課題委員長と市立西原小学校PTA会長の立場で和田中学校を訪れるなどして、是非とも藤原先生を宇都宮へお招きして直接の講義・講演等を多くの関係者の方々に触れていただきたいと働きかけてきましたが、昨年暮れになって念願が叶い、下記のとおり先生の来宇が実現する運びとなりました。

「よのなか科」は新しい授業スタイルです。
学校・教員・地域がともに連携して外部のエネルギー(ヒト・物・情報等)を取り込む授業であり、子どもたちに、自分が世の中に関わりたい、あるいは関わっていけるという意気込みと実感を与えることを目的にしています。
大人の仲間入りの扉に立つ中学生は、もっと具体的で魅力的で大胆に、政治・経済などの現代社会のしくみや有り様を体感することが必要であり、「大人になるって何だろう」ということを考えさせ、自分の納得できる答えを導き出す授業によって、世の中への動機付けが芽生えます。
もっと色々な勉強をしたい、知りたいといった知的好奇心を刺激することによる通常の教科授業の成果向上にも役立つのではないか、といった考えにも立脚しています。

また、「地域本部」は、小中学校の教育活動の役割(学習支援活動や部活動や登下校の安全指導など)の一部を保護者・地域のボランティアを中心に地域全体で分担・支援することを狙いとして行う取り組みです。
文部科学省は来年度から4年間で中学校の1万校区に「学校支援地域本部」(仮称)を設置する方針を固め、現在20年度予算要求に盛り込まれ折衝中ですが、そのベースとなっているのが和田中学校での方法でした。
「教師受難の時代」と言われ、多忙の上その社会的な地位が低下している教師が、その本務である授業づくりに集中できる環境を整えることも重要な目的のひとつです。


藤原先生の講演・講義日程の詳細です。

1 名称  藤原和博氏教育講演会

2 主催  宇都宮市PTA連合会
       宇都宮市PTA連合会 教育課題委員会 リーダー研修会

3 目的  和田中学校の学校経営の様子を拝聴しながら、地域を巻き込んだ子どもの居場所づくり
       や学習の支援方法、及び学びの実践化など、これからの学校教育について藤原校長の
       明解なる話を聞き、親として教師として、今後の進むべき道を探る。

4 日時  平成20年1月20日(日)
       受付 13:00~
       開会 13:30~
       閉会 15:00  

5 会場  とちぎ福祉プラザ 多目的ホール
      (栃木県宇都宮市若草1-10-6  電話028-621-2940)

6 講師  東京都杉並区和田中学校校長 藤原和博氏
  演題  「いい学校をつくる! 和田中「よのなか科」と「地域本部」の取り組み
         ~魅力ある学校づくりと家庭・地域の教育力向上のために~ 」


「よのなか科」は、ニート全国第3位といわれる栃木県において、是非とも取り組みたい授業であるし、また、「地域本部」は本市においての次世代育成プランである「魅力ある学校づくり地域協議会」などの構想にも近く、なかなか前進しない本市の同種事業推進のための参考にさせていただきたいと考えています。
興味のある方は、宇都宮市PTA連合会事務局(宇都宮市天神 宇都宮市教育センター内 028-632-7856)までお問い合せください。


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年頭の所感です 今年もよろしくお願いいたします!

2008年01月01日 | オピニオン
                  雅やかで威勢よく 地元お囃子会の音頭にのって
                 ご近所蓬莱町の天満宮境内で 新年の初顔合わせ会


新年明けましておめでとうございます。
皆さまには穏やかにそして清々しく新しい年を迎えられていらっしゃることとお慶び申しあげます。

昨年は私にとって新たな発起の1年となりました。
拙い議会活動や地域活動、市民活動の場において、皆さま方からは得がたいご指導、ご支援、ご鞭撻をいただきましたこと、改めて心からの感謝と御礼申し上げます。

本年も新たな目標を掲げ、一人の生活者、一人の母親、一人の市民である立場を忘れることなく、みなさんとともに考え、市民が主役の住民自治を目指して活動していく所存です。
与えられた立場の責任の重さを噛みしめ、皆さまのご負託に応えられるるよう、昨年以上に動き声をあげて、さらに実効ある活動を行うべく汗する努力を惜しまない覚悟でおります。
どうぞ本年も引き続き厳しく温かいご指導、ご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。

議員活動半年を過ぎた私の今年の目標は、なんといっても福祉都市宇都宮に恥じない福祉・教育施策の充実のために活動することです。
まじめに働く方々が報われ、安心して暮らせる社会の実現のため、他の自治体に遅れをとることが顕著な福祉・教育の施策の是正・見直しと、他に先鞭をつけるような独自施策への取り組みの促進に向けて活動してまいりたいと思います。

また、議会活動を半年あまりさせていただきましたが、新人であるからこそ取り組めることとして、議会や行政の場に市民目線を忘れた馴れ合いの構図があるとすれば、その不公正、不信義にも目配せしていきたいと考えています。
特に、議員の立場を使った利権誘導につながる口利きなども、公正であるべき議会を停滞させ、結果、市民に不利益をもたらし、あってはならないものと考えます。

他の自治体で大きく議会改革が進み、市長と議会の良い意味での緊張関係と、市民の利益を大前提に置いた政策のせめぎ合いが実現している様子を見聞きするたび、今の宇都宮市議会はどうだろうかと考えさせられてしまいます。
もしかすると、形式化して風通しがよくない、おもしろくない議会としてまだまだ他に誇れないレベルにあるかもしれません。


さて、今年は暮に、市政のあり方を方向付けする意味で、最も重要といえる宇都宮市長選挙が控えています。判断を間違えば、宇都宮市政が大きく足踏みすることもあり得ます。

これから先、国政の場では日本の民主主義にとって激動の数年間になることは必至の状況です。
地方議会においても、首長も議員も強い政治的信念を持ち、溢れかえる情報の中で先見性と柔軟性を持ってことにあたらなければならない厳しい時代です。

今、宇都宮市にとって必要な人、リーダーとして相応しい人を選ぶ機会です。
個人的には、市議会多数派と馴れ合わず媚びず距離を置き、60万市民の長として「公平・公正・中立の立場」に立った市民目線でものごとを見極める市長、リベラルで是々非々の毅然とした姿勢で臨む市長の下で、議会にいい意味での緊張関係が持ち込まれ、活性化し変わっていくことを実感しながら市政に参加したいと願っています。

現職の佐藤市長も含めて、そんな候補者が名乗りを上げてくれることを、市民の一人としても切望しています。

次はどんな市長に市政の舵取りが任せられるか、傍らで眺めているつもりはありません。
許されれば、積極的に応援にも参加させていただきたいと思います。

末筆ながら、今年1年が、皆様方にとって多くの幸せと将来への希望を感じられる年になることを、そして、ご繁栄とご健康を心よりお祈り申し上げます。
お時間がありましたら、今年もこちらのブログに是非お立ち寄りください!


 「福田ちえ」ホームページ http://www.f-chie.jp 

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