福田ちえのときどき日記

日々の活動や雑感を掲載いたします。

3月22日(月)のつぶやき

2010年03月23日 | 活動報告
21:52 from TwitBird iPhone
3月22日、宇都宮市東コミュニテーセンターにて、宇都宮市障害者福祉連合会の主催する「ノーマライゼーションフェスティバル」が開催されました。

午前:パネルディスカッション「障害者と健常者の共生社会をめざして」
午後:映画「ゆずり葉」上映会


23:04 from TwitBird iPhone
映画「ゆずり葉」は、全国ろうあ連盟創立60周年を記念して製作された映画です。
この上映が、障がい者と健常者の共生社会に向けての機会になれば、と願います。

23:41 from TwitBird iPhone
夫と二人で観賞させていただきましたが、二人とも涙なみだ… 胸が熱くなりました、感動です。
全国で上映会が企画されていますので、是非ご鑑賞ください。
その際は、くれぐれもハンカチをお忘れなく!

映画「ゆずり葉」公式サイト→http://www.jfd.or.jp/movie/

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お彼岸 は 自分を見つめ直す週間だそうです

2010年03月21日 | オピニオン


◆「お彼岸」の3連休です。
自宅のある西原界隈はお寺の多いところで、この時期は黒装束の法事の方々が大勢行き交う場所でもあります。

◆ところで、お彼岸って いつからいつまでの期間をさすのかご存じですか?

私も最近まで気にしていませんでしたが、
「春分の日」と「秋分の日」を中心に 「前後の7日間」を彼岸と呼ぶのが正解だそうです。

◆そしてもうひとつ。
「お彼岸」は、ご先祖のみ霊を慰めるための お墓参りなどの行事を行うだけではなくて、

併せて、自分自身を半年に一度ゆっくり見つめ直して、ヒトの道に外れたり他人に迷惑をかけたりすることがなかったか… と反省して、少しでも悟りに近づこうという人間修行の期間でもあるんだそうです。

◆この半年間をまとめて反省かぁ… 私も心あたりがいくつか… 
まだまだ厳しい修行が必要です。

自分の足りないところ、まだまだ磨き足りないところを見つける週間の 「お彼岸」。
そんなことを心掛けて過ごすのもいいかもしれないですね。


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3月19日(金)のつぶやき

2010年03月20日 | 活動報告
13:44 from TwitBird iPhone
今日は私の母校、西原小学校の卒業式に出席した。卒業生の協力で作った歌を聴いて、心が震えました!


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 曲はチャイムからはじまります・・・

「未来へ」
作詞・作曲:神尾恵理(卒業生の保護者)
作詞協力 :平成21年度6年生一同

 にぎやかだった教室
 思い出のたくさんつまった校舎
 昨日までの 当たり前の風景も
 今日はまぶしい
 この広い宇宙で
 めぐり会った仲間たち
 どんなに遠く離れても
 君との絆 つながったまま

※ありがとう
 たくさんの思い出を忘れない
 あの日の笑い声も 涙も宝物
 今 飛び立つよ 春風に乗って
 あの大空へ 翼はばたかせ 未来へ

※繰り返し
 あの大空へ 翼はばたかせ 未来へ
 未来へ

食糧廃棄率 なんと3割 「残飯大国」 日本

2010年03月19日 | オピニオン
◆みなさん、今年は 「花粉症」 のほうは大丈夫でしょうか?
私は、遅まきながら先週末ころから始まりまして…
目が しょぼしょぼ、鼻が むずむず です …

睡眠不足も関係しているかもしれませんが、まぶたが重くて腫れぼったくて、
そうでなくても垂れている目尻が クジラの目のようにますます見事に垂れさがったようです。

マスクをして目をつぶると、いっきに眠気が襲ってくるし… とてもつらい毎日です
春は楽しみ でも、花粉だけはやっぱり困りものです。

◆さて、春といえば異動のシーズンで歓送迎会があちこちで行われていますが、年をとってから気になるようになったのが宴席の最後に必ず目にする食べ残しの山。

「食育」 の大切さを訴えている立場から、そして主婦である身からも、いつもがっかりするのは、日本という国がいかに食糧を無駄にしているか、ということです。

日本が1年間に出す残飯の量は およそ750万トンで、金額にすると軽く10兆円を超えるそうです。
食料自給率が4割しかなく、6割を外国からの輸入に頼っているにもかかわらず、食糧の廃棄率は30%に迫る世界一の 「残飯大国」 が日本の姿です。

◆外食産業やコンビニから捨てられる 「手つかず食品」 も増加の一途。
世界の食糧援助の総量と同じ分量でもあるそうで、世界中の飢餓を救えるだけの食べ物を日本では毎日ゴミにして焼却や埋め立てにしているということです。
そしてそれでも増え続ける肥満や成人病。

日本古来の伝統である 「質素倹約」 「もったいない」 という文化は、戦後どこかへ行ってしまったようですね …、残念というよりも かなり異常な状態だと思います。

「食べ物はすべて他の生き物の命」 であって、他の生き物の命によって私たちは生かされている。 だから「小さな命でも大切にする心」 や 「食を大切にする心」 を育みましょう! と、子どもたちに説教をするのも なんだか はばかられてしまいます。

◆このままでは、食文化、環境、そして日本人の倫理感など、あらゆるものが崩壊に向かうと (もう崩壊しているとも) 言われています。
現代日本の食生活に、もっと 「地産地消」 や 「もったいない精神」 を持ち込んで、食べ物を粗末に扱う 「飽食」 とは別の方向にかじ取りしなければ、ですね。


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3月18日(木)のつぶやき

2010年03月19日 | 活動報告
14:54 from TwitBird iPhone

宇都宮市上河内中央小学校の卒業式に出席しました。ちょっと大きめの制服は、期待の大きさかな(^-^)




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*携帯電話を 「iPhone」 に替えたところ、「Twitter(ツイッター」 に投稿した記事をブログに転載する機能が付いていました。
上記の書き込みは その実験で転載しました。
まだまだ全然使いこなせていませんが、「iPhone」 ってすごい機能満載です!

 

一般質問 無事終わりました ウグイスに負けないよう今週も…

2010年03月15日 | 活動報告
◆日中の暖かさに しっかりと春の匂いを感じる時期となりました。
ウメ、モモ、ツバキなど、あちこちで可愛い花を目にします。
我が家でも、しだれウメが満開です。

 嬉しいことに今年も「ウグイス」さんが我が家の界隈にやってきました。

昨日の朝5時45分くらいからしっかり2時間、今年はじめての のどを披露していただき、おかげでぜいたくで気持ち良い春の目覚めでした。

毎年山からやってきては、我が家の周辺でさえずってくれてますが、今年は例年より10日ほど早いお出ましです。

ハルツゲドリ(春告鳥)の別称を持つウグイスの登場で、いよいよ春へまっしぐら。
歌いはじめは ずっこけることも多いのですが、これから毎日頑張って 鳴き方の腕があがっていくのを感じるのも春先の楽しみのひとつです。

今年はゴールデンウィークのころまで我が家の周辺に訪ねて来てくれるかなぁ~

◆さて、私は今週も市議会です。

先週金曜日に 私の 「一般質問」 は無事終わりましたので、その概要については後日ご報告します。

市民の皆様からいただいたご意見・疑問点を元に行った質問・提言が多かったのですが、どの質問にも市長や所管部長などから前向きに改善に取り組む旨の良い答弁が得られました。
細かな反省点はいろいろありますが、まずまずの出来であったと思います。

お忙しい中わざわざ傍聴に来て下さった皆様、ほんとうにありがとうございました。

数日後には、「議会録画映像」が市議会のホームページ
<ahref="http://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/gikai/"target="_top">宇都宮市議会ホームページ [本会議の中継] にて公開されると思います。

また、今回とこれまでの会議議事録は<ahref="http://www2.city.utsunomiya.tochigi.jp/utsunomiya/"target="_top">宇都宮市議会会議録検索システムで閲覧できます。ぜひそちらの方もご覧下さい。

◆今週は、今議会に上程されている議案が それぞれの委員会に付託されていますので、それらを各議員がそれぞれ所属する委員会で審議します。

今期の私の所属する委員会は、「総務常任委員会」 「福祉のまちづくり調査特別委員会」 
そして 「議会運営委員会」 の3つです。

各委員会でも。ウグイスのように大きく息を吸って胸をいっぱいふくらませて、声をはっきりと背筋を伸ばしてさえずりたいと思います。


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卒業おめでとうございます

2010年03月11日 | 活動報告
                  市議会を代表して お祝いのご挨拶です


◆今日は宇都宮市の全ての25中学校の卒業式が執り行われました。
私は自分の母校でもあり、今年 二女が卒業生となる地元の一条中学校の卒業式に参列させていただきました。

一条中学校の今年の卒業生は151名。

ひとりひとり名前を呼ばれて壇上にあがり、卒業証書が手渡されるのを、卒業生、在校生、保護者、来賓と、全員が静粛な気持ちで見守りました。

◆証書をもらう姿は皆立派なおとなの姿で、

卒業生も、見送る2年 1年生も、背筋が伸びて凛として、とても立派で、 卒業生、在校生一緒になって心を込めた門出をたたえる式典でした。
歌も素敵でしたよ~。

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!!

4月から新しい世界に飛び込むわけですが、健やかで楽しい毎日が送れますよう頑張ってください!


明日 12日(金) 午前11時から 市議会本会議での一般質問を行います

2010年03月11日 | 活動報告

◆明日の市議会本会議で、今任期中6回目の一般質問に臨みます。

私の質問・答弁に与えられる時間は約1時間です。
もちろん、与えられた時間の枠をいっぱいに使いたいと思います。

質問の内容は、質問日の2日前までには執行部へ提出しなければならないといった申し合わせがあるので、先日 原稿用紙約20枚分の質問原稿の一部を提出してあります。


◆一般質問の流れは、まず私に約30分の持ち時間があって、市長と執行部に対して主な質問・提言項目を投げかけ、
それを受けた答弁を、市長、部長、教育長などがひと通り順番に行うといった形になります。

実は、そのあとに与えられる15分間が、「事前に通知した質問要旨にとらわれない 自由な質問・提言が許される 再質問の時間」 となります。

市長や執行部そして観ている議場の人にとっても 台本の準備が出来ない質疑のやりとりが行われ、 
時には 「爆弾」 と呼ばれる想定外の指摘や批判発言も飛び出して、
答弁する側が答えように窮する場面も見られる、あるいは真意が測れる 「緊迫する時間帯」です。

今回も事前準備で調査や取材も十分に行っていますので、私の1回目の質問・提言に対して あいまいで納得のいかない答弁があった場合は、角度と矛先と素材を変えて「再質問」でアタックです。


◆政治とは生活です。
政治の表舞台である「議会」が、私たちを取り巻く社会の様々な取り決めを作っています。
そして税金の使い道も決めています。

お時間のある方は、市役所となりの議会棟(本会議場)へ、どうぞ傍聴に来て下さい。
市民の代表である 「議員の姿」、「飛び交う野次」、「何とも独特な緊張感」…。

私たちの生活を決めているその現場に、ぜひ視線を向けてください! 
お待ちしています。

◆議会は 「生中継」 も行われています。<ahref="http://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/gikai/"target="_top">宇都宮市議会ホームページ [インターネット中継] からご覧いただけます。

また、これまでの質疑の模様も 「録画」 でご覧いただけます。

※これまでの会議議事録は<ahref="http://www2.city.utsunomiya.tochigi.jp/utsunomiya/"target="_top">宇都宮市議会会議録検索システムで閲覧もできます。



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宇都宮市議会本会議 一般質問 が行われています

2010年03月10日 | 活動報告


◆宇都宮市議会は、8日から今週いっぱい、議員による本会議一般質問(自民、民主市民、公明、共産、統一、環境 の各会派の代表による)が行なわれています。

今回は、のべ4日間の日程で、計14名が登壇します (明日11日は、市立中学校の卒業式ということで休会となります)。

一般質問3日目の今日は、午前10時~午後3時まで、4人が登壇して、「文教」 「まちづくり」 「環境保護」 「障がい者福祉」 「防災防犯」 そして「上下水道行政」 などの分野に関係する質疑が行われました。

◆12日(金)に 私の予定している項目は、
1 環境保全型社会に向けた農林業の振興
2 失業者対策
3 「栃木県地域生活定着支援センター」、「宇都宮圏域障害者就業・生活支援センター」への支援
4 新しい公共(NPO)
5 市民意見の聴取のあり方
6 地域教育の取り組み
7 第3図書館の整備関係
8 小中一貫教育
9 子ども行政
10 すべての子どもたちのための「シックスクール問題対応マニュアル」の活用
11 まちづくり
の11項目です。

◆質問内容は要旨をまとめて 9日に議会事務局に提出してありますが、 今回も欲張って項目が多いので、準備に苦悩しながら なんとか1時間という質問持ち時間内に収めました。

本当はもっとたくさん時間をもらって訴えたいことがあるし、日頃の調査で素材として持っている事がらも山ほどあるんですが…、
泣く泣く身を削る思いで切り刻んで…、当初の原稿を結局2分の1くらいにまで削っています。

◆あとは、市長や執行部の所属長の答弁が、どれも全て具体的なことばで答えていただけるよう、そして、市政での取り組みが成されるよう気持ちを込めるだけです。

いつもながら、与えられたわずか1時間の持ち時間に勝負をかけて!
本会議の一般質問前って、そんな気合いが入るとき です。


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オリンピックに見た日本の若者の奮闘  後生(こうせい)畏(おそ)るべし!  

2010年03月08日 | オピニオン

◆連日、選手たちの活躍がお茶の間を沸かせた 「バンクーバーオリンピック」。
その余韻に浸って1週間が過ぎました。

結果がどうであろうと、様々な試練を乗り越えて、やっとの思いで晴れ舞台に臨んだであろう選手の皆さんに、敬意を表したいと思います。

いつもながら、同じ身体でありながら、鍛え抜くことによって人間はあそこまでできるようになるのか… と不思議な思いがしました。

◆自分の持てる力を出し切れた人。 本番での思わぬ失敗で悔し涙にくれた人。
「結果」 は悲喜こもごもですが、何より大切なのは そこへたどり着こうと精進した 「過程」 そのものにあるはずです。

「勝ち負けや成功失敗は ただの結果でしかない!」 と、えらそうに言うわけではありませんが、
負けや失敗そして挫折だらけの私が、それらのつまづきから得られた教訓が、

「命が輝いているのは、実は 目標に向かって一歩一歩努力しているとき!」

です。

◆ひとつの物事に打ち込む生きざまの美しさ。 黙々と戦う姿にもいつも本当に感動させられます。

また、私が完全に中年の域に達しているせいか、最近は 「頑張る若いひとの姿」 にも涙ながらの感動を覚えます。

選手たちは、若いのに皆堂々としていて頼もしく、 そして実に清々としていました。
キラキラと輝いて、なんとも眩しくて、

「日本の若者だって 大したものじゃないか!」 と、胸が何度も熱くなりました。

それに引き換え…、
連日オリンピックのニュースに引き続いて流れる国会での立派な大人たちの攻防には…。 明らかに好対照のものを感じてしまいました。

◆いつの時代も年配者が口にする愚痴のひとつが 「今の若いもんは…」 ですが、
少し疲れた日本社会の中にあっても、あちこちで元気に活躍する 「若者たち」 に行き会います。

限りない可能性を秘めながら、純粋で活き活きとした若い方々に、「後生(こうせい)畏(おそ)るべし!」 の気持ちでエールを送りたい気持ちです。


◆P.S
バンクーバーの閉会式では、私が先のブログで予想したとおり、「ニールヤング」 が サプライズで登場しました!
それも、ギターとハーモニカだけで たった一人で…。

高校生のころ聴き初めて、以来、主人も好きなので 30年近く我が家のステレオで慣れ親しんだ歌声がオリンピックで聴けるなんて夢のようでした。

ニールヤング に ジョニミッチェル。 カナダのアーティストってどこか独特の風情があります。

「ナチュラル で ポジティブ」

私の目指す生き方とどこか重なる気がして…、とても魅せられます。


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「連合栃木 2010 春季生活闘争 総決起集会」 が行われました

2010年03月06日 | 活動報告
                         (写真は別の集会のものです)


◆「連合栃木 2010 春季生活闘争 総決起集会」 が行われました。

場所は、宇都宮市オリオンスクウェア。
朝から雨がパラつくあいにくの天気でしたが、集会には、連合栃木や各産別の労組メンバーらが1500人あまり、そして 「連合」 の推薦をいただいたている各級議員約20人が集結しました。

◆今年の 「春闘」 の柱となるテーマは、

・すべての労働者を対象とした、賃金、労働時間等の労働条件の改善
・非正規労働者の労働条件の改善
・下落・低迷に歯止めがかからない賃金水準の維持向上
・すべての組合での賃金カーブの維持
・大手と中小の格差是正   

などです。

これらを 「宣言・集会アピール」 として掲げたほか、

◆併せて 「3.8 国際女性デー アピール」 を実施。

働く場所にまだまだ残る 「事実上の男女間格差」 という不合理な待遇の解消に向けて、労使交渉の場に これまで以上に多くの女性が参画していける環境づくりへの取り組みを確認しました。

◆そしてもうひとつが、今夏の 「参議院選挙の必勝決議」。
選挙まであと4ヵ月となった来る参院選では、格差を是正して生活の安心を取り戻すため、昨年の衆院選に続く働く者の闘いであることを皆で確認しました。

昨年の衆院選勝利で 初めて現実のものとなった 「政権交代」。

長期間政権交代がない中で積ったあらゆる不条理を洗い出し、国民不在の政策にブレーキをかけることができるところにまで ようやくたどり着けたわけですが、

弱い者いじめの政治を止めるため、
汗して働く者の生活と労働環境を守るため、
そして、将来の不安を解消して暮らしやすい世の中をつくるため、

格差社会の拡大をもたらした前政権勢力の巻き返しに負けないで、
もう一度 「市民が改革の声をあげる 希望の1票」 を投じなければならない と、
参加者全員が一体となって 力強く気勢を上げました。


◆今の日本の最大の心配ごとは…、
不景気などにみる元気のなさ、 それと 将来が見えづらいこと。

景気低迷やデフレの大きな要因のひとつは、個人消費が上向かないから、
つまり個人が物を買わないからです。
よく言う 「負のスパイラル (連鎖)」 です。

なぜ 「財布のひもが堅い」 かといえば、やはり 「将来に対する不安」 が大きいから…でしょう。

◆ここのところ 人が集まれば始まる 「話のタネ」 といえば…、

給料がもう何年も増えないままだが、この先もこのままなんだろうか?
勤めている会社の業績が芳しくないが、人員整理の対象にならないだろうか?
会社が近い将来 倒産することはないだろうか?
病気をしたら、生活していけるだろうか?
老後の蓄えが乏しいが、ふつうの暮らしはできるだろうか? 要介護になったらどうしよう。
たのみの年金が破綻することはないだろうか?
国や地方の借金が膨らみ続けているが、大規模な増税はいつあるのだろうか?  etc.

◆こういった 「不安のタネ」 が 財布のひもを堅くし、将来に向けた蓄財や節約や倹約を意識させますから、消費は低迷 (物が売れない) するわけです。

労働条件の改善も、景気の回復が大きな前提になるわけですが、

「将来の不安のタネを ひとつづつ 摘み取ること」 こそ政治・行政に期待されるところでしょう。

◆今年の春闘も、働く仲間たちの多くが、例年になく大きな関心を持っています。

史上最高益を更新し続けている企業でも、利益の分配は依然として株主や役員に厚くて、
連続して労働者への利益分配率が下がり続けているといった流れに歯止めをかけることが望まれるところです。



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