福田ちえのときどき日記

日々の活動や雑感を掲載いたします。

オリンピックに見た日本の若者の奮闘  後生(こうせい)畏(おそ)るべし!  

2010年03月08日 | オピニオン

◆連日、選手たちの活躍がお茶の間を沸かせた 「バンクーバーオリンピック」。
その余韻に浸って1週間が過ぎました。

結果がどうであろうと、様々な試練を乗り越えて、やっとの思いで晴れ舞台に臨んだであろう選手の皆さんに、敬意を表したいと思います。

いつもながら、同じ身体でありながら、鍛え抜くことによって人間はあそこまでできるようになるのか… と不思議な思いがしました。

◆自分の持てる力を出し切れた人。 本番での思わぬ失敗で悔し涙にくれた人。
「結果」 は悲喜こもごもですが、何より大切なのは そこへたどり着こうと精進した 「過程」 そのものにあるはずです。

「勝ち負けや成功失敗は ただの結果でしかない!」 と、えらそうに言うわけではありませんが、
負けや失敗そして挫折だらけの私が、それらのつまづきから得られた教訓が、

「命が輝いているのは、実は 目標に向かって一歩一歩努力しているとき!」

です。

◆ひとつの物事に打ち込む生きざまの美しさ。 黙々と戦う姿にもいつも本当に感動させられます。

また、私が完全に中年の域に達しているせいか、最近は 「頑張る若いひとの姿」 にも涙ながらの感動を覚えます。

選手たちは、若いのに皆堂々としていて頼もしく、 そして実に清々としていました。
キラキラと輝いて、なんとも眩しくて、

「日本の若者だって 大したものじゃないか!」 と、胸が何度も熱くなりました。

それに引き換え…、
連日オリンピックのニュースに引き続いて流れる国会での立派な大人たちの攻防には…。 明らかに好対照のものを感じてしまいました。

◆いつの時代も年配者が口にする愚痴のひとつが 「今の若いもんは…」 ですが、
少し疲れた日本社会の中にあっても、あちこちで元気に活躍する 「若者たち」 に行き会います。

限りない可能性を秘めながら、純粋で活き活きとした若い方々に、「後生(こうせい)畏(おそ)るべし!」 の気持ちでエールを送りたい気持ちです。


◆P.S
バンクーバーの閉会式では、私が先のブログで予想したとおり、「ニールヤング」 が サプライズで登場しました!
それも、ギターとハーモニカだけで たった一人で…。

高校生のころ聴き初めて、以来、主人も好きなので 30年近く我が家のステレオで慣れ親しんだ歌声がオリンピックで聴けるなんて夢のようでした。

ニールヤング に ジョニミッチェル。 カナダのアーティストってどこか独特の風情があります。

「ナチュラル で ポジティブ」

私の目指す生き方とどこか重なる気がして…、とても魅せられます。


 「福田ちえ」ホームページ http://www.f-chie.jp 

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