福田ちえのときどき日記

日々の活動や雑感を掲載いたします。

宇都宮市の財政状況は・・・平成20年度当初予算から

2008年04月08日 | オピニオン
                 先月行った 連合栃木女性委員会での街宣から



先の市議会で審議された「平成20年度 宇都宮市の当初予算」。
容認された予算規模は、

一般会計 ~ 1,659億円で、前年度比1%の増
特別会計 ~ 1,040億円で、前年度比18.6%減
企業会計 ~  390億円で、前年度比5.6%減

以上の計は 3,089億円となり、前年度当初予算と比較して総額で7.3%のマイナスとなりました。

特別会計での予算規模の大幅な減は、悪名高き「高齢者の医療制度改革(改悪)」によるもの。
老人保健の特別会計が「後期高齢者医療」に移行することに伴って、保険料の徴収・負担の所管が市町村から都道府県単位になることで、約300億円の高齢者医療に関する歳入歳出が市の事業から外れることによるものです。

市民(高齢者)の税財源負担が減るわけではありません。ご承知のとおり、年金からの天引き徴収などにより、「老人いじめ」などと酷評されむしろ締め付けが厳しくなる件の財源です。

県の財政事情の話題で、ここのところ世間を騒がせているのが、財政調整基金(自治体が不測の事態等に備えるため蓄えた余裕財源)の準備高がかなり取り崩されて財源不足等に充てられ、残高が危機的状況にあるということ。
宇都宮市の財政状況はいかがなものか、常に気になるところです。

結論から言うと、現在の宇都宮市は、財政調整・減債・公共施設等整備の3基金とも中期財政計画上の目標値をクリアしています。
順調な税収確保が図られている富裕自治体であるがゆえのこと。
財政力指数などの指標も中核市の中では上位に位置しており、ひとまず健全性を維持しているといえます。

しかし、税収の順調さに慢心していては乱費の弊を招きます。
今の財政状況で良いとは到底言えません。税収はあくまで他力。努力は常に必要です。
税収など、ひとたび風向きが変わるとすぐに枯渇することを肝に銘じて、火の車にあえぐ他の自治体を反面教師にしなければならないでしょう。
また、将来には少子高齢化や人口減少、そして法人の競争力の翳りなど、不安材料も目白押しです。
今の宇都宮市も、ある程度の余裕がある今の段階で、徹底した行財政改革や事務事業・行政コストの見直しに着手している先進自治体の姿勢を大いに模範としなければならないことはもちろんのことです。


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宇都宮市中心部で民主党街宣活動を行いました(新聞報道)

2008年04月07日 | 活動報告
                        今朝の下野新聞(4面)
                写真は右から 塚原市議、簗瀬参議、石森氏、そして私
              

昨日6日(日)、正午過ぎから約3時間あまり、宇都宮市中心部で民主党街宣活動を行いました。

民意との乖離に混乱する国政でのドタバタの着眼点や、国民の生活を圧迫する実質大増税と医療制度の改悪、年金行政のお粗末さなどを中心に、日本が政治・行政の大きな転換点を迎えていること、そして地方分権のさらなる確立を訴えました。

民主党の次期衆院議員予定候補(新人)でまだまだ知名度の低い「石森ひさつぐ」さんの紹介活動も併せて行わせていただきました。

街中でも、手を振って応援いただける方に多く接し、政権交代への期待と政府自民党に対する不信と批判を身にしみて感じました。

天下分け目の衆議院議員選挙がいつ行われてもおかしくない時勢。
一歩一歩しっかりと準備行動です。


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新川さくら祭りが和気あいあいに挙行されました

2008年04月06日 | 活動報告
                       桜まつり 式典のひとコマです


花満開の中、市の桜の名所でもある地元の「新川桜並木」で、恒例の「桜まつり」が開催されました。

当日の宇都宮の最高気温は平年より数度高い19.7度で、市内の桜は一気に満開に。
天候も花のほころびも正に100点満点のタイミングでした。

地元住民らでつくる桜まつり実行委員会が中心となり、大勢の市民らが繰り出して春のうららかな一日を楽しみました。

新川の流れに沿って、北は西原小学校から南は東武線の高架・南宇都宮駅前通りまでに寄り添う数百本の桜並木。
通り沿いやメイン会場の西原小学校には、露天や屋台が並び、地元の西原小、一条中、宇工高生たちが吹奏楽を演奏したり、はたまた有志によるバンド演奏や踊りを披露したり。

桜を主役として、地域をあげてのお祭りとさまざまなイベントで盛り上がりました。


「毎年ここの桜を楽しみにしている。」「ほんとに見事な満開だね。」と、集まった方々は皆笑顔で淡いピンクの花々を見上げていました。

残念なことに、この後は今年も「花に嵐」の下り坂の天気予報。
見ごろは10日ごろまででしょうか。

期間中は新川沿いにボンボリの点灯が行われています。

夢見るような束の間の繚乱です。日中の陽光の中の姿と夜のライトアップされた姿の両方を、できうる限り楽しみたいと思います。

実行委員会の皆さん、準備から本番そして後片付けまで、本当におつかれさまでした。


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