福田ちえのときどき日記

日々の活動や雑感を掲載いたします。

いよいよ9月議会が始まりました

2007年08月30日 | 活動報告
いよいよ今日から9月議会が始まりました。
明日は開会に先がけて22日、29日に行われた議会運営委員会を受けて、民主市民連合会派による報告・勉強会が朝方から行われました。
報告・勉強会の中身は、今議会で審議される議案の概要説明といった性格が強いものになります。

その後10時から本会議は開会し、議案上程と市長からの提案説明が行われました。

今回提出される議案は、条例案、補正予算案、契約案等計23件。
陳情1件を合わせると合計24件となります。

9月議会は前年度財政の決算が報告される議会でもあり、別名「決算議会」ともいわれます。
また、当初予算成立後の行政事情の変更等に対応した大きな補正予算が組まれる議会でもあります。

予算そして決算こそ行政の事務事業の全てが網羅されたもの。
一般市民の眼からはどうしても把握しずらい事項も多くありますので、ポイントを押さえて特徴を把握し、機会を捉えて市民の皆さまに報告できるように望みたいと思います。

市議会に付与された重要な3つの役割。
・条例提案などによる新たな政策の提案や改廃。
・提案される様々な議案、認定、報告、請願・陳情、意見書案などの審議。
・予算の執行状況や決算の審議。
決算の仔細な審議は決算委員会に委ねられますが、予算(当初・補正)と決算のチェックは重要です。
いわば行政の計画(目標)表と成績(実績)表でもあります。

当然の事ながら、全ての議案の趣旨や論点の整理と理解を行って議場に臨みたいと思います。
しばらくの間、議案書や膨大な資料に自宅や議員控室で目を通す日々が続きそうです。
皆様からの調査・改善要望・相談への対応や、お声掛けいただく会合等への出席がままならない場合があればご容赦頂きたいと思います。


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民主党「女性議員ネットワーク会議」に参加しました

2007年08月29日 | 活動報告
                     小宮山洋子衆院議員による開会挨拶


民主党主催による「女性議員ネットワーク会議」総会と全国研修会が、今日から2日間の日程で東京・永田町の党本部で開催され出席しました。

全国各地から集まった女性国会議員や地方議員約100名が集い、女性議員同士の連携と党本部と地方の連携を強め、国民の生活を第一とした政策の実現を誓い合いました。

総会での最初の挨拶は、小宮山洋子男女共同参画推進本部長代理。
春の統一地方選と夏の参院選で、民主党がこれまで以上に多くの国民に支持を得られたことに加えて女性議員の議席数が大きく増えたことに触れて、
「女性議員同士が意見交換をすることでネットワークをさらに強力なものにしていくこと」、
「女性が「国民の生活が第一」の立場で身近なことから地道に政治に取り組み、汗している姿を国民の皆さんに見ていただこう」との呼びかけを行いました。

「女性議員ネットワーク会議」は今年で5回目の開催となるそうで、遊佐美由紀宮城県議、小森雅子船橋市議らから、成り立ちからこれまでの活動経緯などについての説明報告があり、その後、民主党WS(Water&Seed/種と水)基金、年間活動計画、女性議員ネットワーク会議アピールを提案・確認しました。

研修会で講演した「離婚後300日規定(民法772条)の運用問題」で有名な井戸まさえ兵庫県議の、
「地方議員のほうが、色々なことができる。勉強も然り。」
「ここにいる一人ひとりが、自分だけが取り組める課題を持ち、それぞれがバトンを渡していけば、大きなうねりができる。」
との言葉や、

「姫の虎退治」で一躍有名人の姫井由美子参院議員の、
「県議の先に国政や参議院があったわけでなく、年金生活者からの手紙が参議院選に出ることを決意させた。」
との言葉が印象的でした。

初日の後半は、各ブロックにグループ分けし、挨拶・自己紹介を交えた闊達な討論・意見交換などを行って、制限時間一杯まで貴重な交流を深めて参りました。

日程は明日30日までの予定ですが、私は明日の9月議会開会を控え、夜半に一足先に帰郷。
大きく心強いパワーをいただいた一日となりました。


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残暑お見舞い申し上げます

2007年08月27日 | 活動報告
夏のピークもやっと峠を越えるとか・・・。
日中の酷暑もさることながら、毎晩の熱帯夜にも泣かされました。
寝付かれない5人の家族が、汗にまみれながら少しでも風の通りのある場所を無意識に探して転がり眠る…、そんな日もあとわずかでしょう。

朝な夕なにはなんとなく涼しさを感じる風も吹きはじめ、少しずつ秋の気配を感じるこの頃です。

我が家の子ども達も体中真っ黒に日焼けして、海や山や地域・学校の行事にせっせと繰り出して身に付けた夏休み校外学習の成果か?心なしかひと回り逞しく大人になったようにも映ります。

ブログ更新が停滞していたのは長期のバカンスに興じていたから?
日射病か熱中症にでもかかってダウンしてた?
などといったご指摘もいただきましたが、残念ながらこの夏の家族揃っての遠出は1度だけ、宿の予約も無く綺麗な渚とご当地海産を探して、タイトな日程で、みちのくの太平洋道をただひたすら北上してまいりました。
また、水分補給も怠らず、日射病ともおかげさまで無縁でした・・・。

お盆明け以降も、私も軽い夏バテを感じながらも相変らず各種団体の会議やイベント、地元や学校のお祭りや行事への参加を続けさせていただいておりました。
地域の課題や教育・福祉の問題など様々なご意見や貴重な問題提起を生の声で頂き、決意を新たにしながら勉強です。

明日からも、あれこれ・・・、少し溜まり過ぎてしまった相談事・調整事やご依頼をうけている案件の確認に奔走です。
追われるより、こちらから追いかけてやろう…、の心構えで。


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終戦記念日を間近にして~平和の尊さと戦争の悲惨さを改めて考える季節

2007年08月11日 | 活動報告
猛暑も今がピークでしょうか、真夏日の連続(何かの記録を更新するかも?とさえ言われているようですね、定かでなくてすみません…)。

夏が夏らしく暑ければ、景気と農作物の作柄には好影響。とは言え、外での活動には辛い季節。ばてないよう、栄養補給に気を使う毎日です。

お盆休み本番を迎え、社会も夏休みモード。
何処かへ遠出したい気もしますが、我が家の夏休みはここ数年子ども任せ。
少しずつ大人の階段を昇り始めたせいか、ご他聞にもれず家族揃っての旅行を計画するのにも熱意?が感じられない今日この頃ですが・・・、どうなることやら。

さて、この時期は終戦記念日間近ということもあり、テレビの特番などでかつての大戦を反芻する季節でもあります。
平和の尊さと戦争の悲惨さを改めて思い知り、反戦への思いを新たにします。

戦後世代の私たちが経験したことのない戦争の恐ろしさと狂気。
国権の発動は戦闘行為であってはならないことを、
わずか62年前のまぎれもない歴史の事実を忘れてはならないことを、
今年は、広島、長崎、沖縄、そして国内外のいたるところで繰り広げられた戦禍の様相をまとめた「NHKハイビジョン特集」や「はだしのゲン」が連夜放送され再認識させてくれます。

「平和と安全な水はタダが当たり前(悪く言うと「平和ボケ」)」とも言われる日本ですが、戦争は絶対にありえない!と言い切れないところに様々な問題が潜んでいます。
人類の歴史や、今も世界のあちこちで止むことのない局地紛争が、絶対は無いことを証明している気がします。

これまでに何度も観て読んだ「蛍の墓」を今年もまた家族で読み返そうと思います。
有事の名の下に、個人の夢や希望はことごとく黙殺されて、人の運命を大きく歪める戦争という所業。
今年も本の読み手は夫ですが、いつもどおり涙のためきっと最後まで読み聞かせ出来ないことでしょう。
空しくて切なくてやるせなくて・・・。

一昨日、昨日と、市の教育委員会そしてPTA連合会と会合や意見交換会を持ちましたが、常日頃から行う本当の意味での平和教育の大切さを改めて確認する良い機会になりました。

かつて図らずも時代に翻弄され、無念のうち命を捧げた方々、人生を不本意に捻じ曲げられてしまった方々に心から哀悼を捧げたいと思います。
何よりも尊いものは命。
そして、自分の思いのままに人生を選択し生きられること。
絶対に守り通さなくてはいけないことを心に期して・・・。


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次は地方議会での拮抗と緊張の実現を

2007年08月09日 | 活動報告
今回の参院選の結果で、「二大政党制と政権交代の実現に大きく前進」と言われる国政の舞台。
日本にもようやく健全民主政治の実現に向けたうねりが起こりつつあることは大変喜ばしいことです。

ただし「国政」とは異なって、日本の「地方議会」の現状は、民主党をはじめとする野党の議席数はほとんどの自治体で1割~2割程度といったところです。
宇都宮市も例外ではなく、50人の定数の内、民主党(同会派含む)議員は9人。

先日の参議院選挙の結果でも、自民党の牙城である地盤で「谷ひろゆき」候補はほんとうに善戦しましたが、民主党地盤が強固になったかというとまだまだ課題が払拭されたわけではないと思います。

二大政党制と政権交代を大きく掲げているからには、地方にも党がしっかり根付くための組織づくりと運営、あるいは党としての地方議会での戦略や政策づくりをもっともっと目に見える形で行っていくことが重要だと思います。

地方分権の進展のスピードに遅れをとることの無いよう、民主党は地方で何がしたいのか、どうやって支持や組織を拡大していくのかを、今後更に議論していくことになるでしょう。

さらに数多くの志を同じくする方が議席を獲得して、民主党の地方政治のあり方を共に考えられる同志になって頂ければと期待しています。

県議や市議の選挙や活動は、国政のようにマスコミに大きく取り上げられることはあまりありません。
しかし、国民市民の皆様方が普段の生活で感じている行政への改善要望(不公平感、不満や将来不安)は、国会での議論を基本としながらも、市民により身近な地方自治体の議会で取り組めることが沢山あるわけです。

例えば、高齢者の福祉や医療の問題。子育ての問題。教育の問題などは、国政での法制化が基本となるものの、各地方での実情に合わせた形で、自治体の条例などで色付けが可能であり大切になります。

私の今後の活動や訴えは、それらを常に意識しながら行っていきたいと考えています。
「住んで良かった宇都宮」を少しでも多くの方々と実感できるように、動きまわりたいと思います。


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行政視察で 5つの先進自治体を訪ね歩きました

2007年08月07日 | 活動報告
少しの間ご無沙汰してしまいました。
いよいよ夏本番。皆さん体調はいかがでしょうか?

皆さんの今年の夏休みのご予定はいかがでしょう?
ブログ更新が暫くお休みの間、私も夏休みを頂いて、素敵な避暑地に行っていたのでは・・・と言われましたが、残念ながら違いました(笑)。
参院選の翌日から、行政視察で東日本のあちらこちらを駈けずり回っていました。

行政の重要な分野で注目される先進自治体を訪ねて、先進県たる所以に触れ、宇都宮の施策に生かせるよう勉強に馳せてまいりました。

議員の行政視察というと大名旅行のように取り沙汰される向きもあるようですが、日程、行程とも結構タイトな中、夏の日差しが照り付ける中で汗をかきかきの旅程でした。

日程と視察地およびテーマ(注目点)は、

市議会所属会派(民主市民連合議員会)による行政視察として、
7月30日(月)岐阜県岐阜市 「都市再生を目指した駅前再開発の状況」
7月31日(火)愛知県豊橋市 「こども関連施設(こども未来館)の整備状況」
8月 1日(水)愛知県磐田市 「ヤマハスタジアムの整備運営状況」

市議会文教消防水道常任委員会による行政視察として、
8月 6日(月)秋田県秋田市 「小中一貫教育の取り組み状況」
8月 7日(火)福島県福島市 「こども関連施設(こむこむ館)の整備状況」

などでした。

各自治体における注目の手法と視察の成果は、ミニ集会などで改めてご披露したいと思います。

さて参院選後の政局で、国会が大きく動き出した感があります。
これからの国会を注目してください。
おそらくこれまでにない程、緊迫していくものと思います。



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