福田ちえのときどき日記

日々の活動や雑感を掲載いたします。

議員の立場で迎える国政選挙 ~ 常に緊張と牽制の関係にある2大政党制の実現へ向け尽力したいと思います

2007年06月24日 | 活動報告
        宇都宮市議会一般質問での再質問に対し市長答弁の様子(6/22)

今日は、地元町内会の皆様のお宅を何軒か訪問させていただいた後、東京の三田で開催されたJAM全国議員団総会に出席し、宇都宮にとんぼ返りして 谷ひろゆき参院議員の後援会総決起大会(市文化会館)に出席しました。

市議会議員としての活動を行ないながら、一方では、ほぼ毎日のように7月の参院選に向けた取り組み・活動を行なっています。

谷ひろゆき議員の選対会議や集会で、あるいは二荒山神社や東武宇都宮駅前で街頭活動をする私を見かけた方もいっらしゃると思います。

党所属の議員として初めての国政選挙(参院選)をこれから迎えます。

数の論理による横暴的な議会運営や、多選や任期の長期化に対する様々な批判が言われています。
単一の政党が永きにわたって議会の実権(政権)を握り続けることで、澱みや歪みや不公正が生じることは過去の不祥事や歴史が証明をしているところです。

健全で偏りの少ない政治・行政の実現のためには、アメリカ合衆国に代表されるように、いつでも政権交代が可能で常に緊張と牽制の関係にある2大政党制が、日本にも早期に根付くことが必要であると私は考えます。

そして、今その役割を担える政党は民主党であるとの思いから、浅学非才の身ながらも、民主党入りを決意した私です。
地方議会も国政と似たりよったりでしょうか、特に、保守(自民党)の王国とも言われ、地方議員に野党議員が極端に少ないのがここ栃木県。
そんな状況を、栃木の地方議会からも少しずつ変える取り組みが出来たら…との思いからも民主党を所属政党に選びました。

自民党の独裁を杞憂する方向に、国民の皆さんの考え方が変わってきていることを日々の活動を通して肌で感じています。

そしてまた、民主党自体が、まじめに汗して働く者・生活者の想いを、頼もしく受け止められるだけの信頼と度量を持った政党に更に進化することが、併せて望まれていることも感じます。

大切なことは、批判をするだけではなく、対案を考えて提案していくこと。
これからも皆さんのご意見に耳を傾けながら、市長に、そして執行部(市役所)に、くらし良化のための提案・指摘を行って、行政の改善につなげていきたいと思います。


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市議会定例会の一般質問を無事に終えました

2007年06月23日 | 活動報告
市議会定例会の一般質問を無事に終えました。
今回は質問時間30分間と市長・執行部の応答を受けての再質問のやりとりがおよそ15分間でした。

「宇都宮の福祉と教育の流れを変えるための一石を投じる!」という自分なりのテーマで、数え切れないほどある私の提言・提案項目からいくつかに絞ってプレゼンさせていただきました。

発言の要旨(項目)は次のとおりでした。

1、市長の政治姿勢について
(1)地方分権の確立と格差是正対策について
(2)福祉都市宣言を生かしたまちづくりについて
(3)投票率向上の取組みについて
2、子育て環境の整備と充実について
(1)子ども行政窓口の一本化について
(2)仕事と生活(家庭)の両立支援について
3、教育政策について
(1)教育行政に要する予算の増額と人的支援について
(2)家庭教育力向上のための施策について
(3)教育の格差是正対策について
4、障害者自立支援法について
(1)障害者医療費助成制度について
(2)地域生活支援センターについて
5、DV被害者の自立支援対策について
6、公共交通網の整備とLRTについて
7、「おもてなしのまち」について


内容が的確に伝わったかどうか…、しかし、どの質問項目にも前向きな回答をいただけたものと(もちろん今後の執行部の取組みを注視し続けますが)認識しています。
傍聴においでいただいた支持者の方から、疲れていたのかな?普段の元気が感じられなかったような…とのご指摘もいただきましたが、切々とした語り口の中に、内なる信念や想いをより強く感じたよ、との寸評もいただきました。
少なくとも意気込みについては、確実に行政に伝わったことと思います。

宇都宮市は福祉都市を高らかに宣言しているまち。
ただし今のままでは、そんな宣言もおこがましいただの後進地方都市に成り下がってしまう。今後、福祉都市としては生き残れなくなってしまうでしょう。

税収の先細りを懸念材料にして、熱意のない及び腰の施策ばかりを重ねていたら、福祉サービスはこれからもどんどんカットせざるを得ないでしょう。

ある程度安定した税収の確保がなされていることを背景に、教育や就労の問題も含めた広い意味での社会福祉サービスを充実させるといった観点からも、福祉先進都市を目指すためにどうしても必要な政策を選んで提言させていただきました。

これから常任委員会も続いて行われます。
様々な議論の場において、健康でいきいきと暮らせる宇都宮のまちづくりについて、提案と質疑を続けていきたいと思っています。

皆様からのご意見もぜひお寄せください。
ここ数週間、一般質問の準備やら地域行事やらでかなり忙しかったのですが、与えられた待望の質問時間をまずまずやり遂げられたかな…と、心地よい疲労感と充実感を覚えています。

市民の皆さんも、是非一度、市議会の様子を傍聴あるいは放映でご覧になってみてください。
宇都宮ケーブルテレビやインターネット(今議会から)で、議会の生中継も見ることが出来るようになりました。
質問終了の7日後からはインターネットで録画映像も公開されます。
宇都宮市議会ホームページ http://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/gikai/ で検索してご覧ください。


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「サポセン」主催の意見交換会 まちづくりと地方議会 ~ 投票率向上を目指して

2007年06月19日 | 活動報告
今日の下野新聞に、先週15日(金)に開かれた「宇都宮市民活動サポートセンター(略称「サポセン」)」主催による意見交換会の記事が掲載されていました。
記事の写真に目を凝らすと、一番左側に写っているのが私でした(正面から撮られなくて残念です(笑))。

第四期 みや市民ネットワーク 「まちづくりと地方議会 ~ 投票率向上を目指して」
第1回 下がりつづける投票率を考える
①「投票率はなぜ下がりつづけるのか」
 ②「投票率を上げるには何が必要なのか」
と題して、これからのみや市民について活発な意見交換が行われました。

民主主義の基本は選挙制度にあります。なのに、各種選挙の投票率は最低記録を更新中です。
有権者の半数以下が投票に行っていないのが現実で、このままでは民主主義が成り立たなくなってしまうとの心配がされます。

「議員なんて誰がなっても同じ」という政治に対する無関心と「政治は信用できない」との政治に対する不信感、いづれにしても政治に対する信用を取り戻し、投票率を上げる取り組みが必要と考えます。

市民の関心を政治(行政)に向けるためには、

情報公開を進め、税金の集め方・使われ方をわかりやすく広報・解説すること。
そして、これから未来を担う若者達が政治に対して興味を持つような教育の機会を充実させること。

例えば、学校教育の中に「社会生活科」(仮称)を設け、社会人として生活に必要な義務的経費のしくみを勉強したり、様々な税についての知識を身に付けたり、政治と生活のかかわりを知識として与えるしくみが必要ではないかと考えます。

今まで、政治と宗教はタブー領域であった学校教育ですが、あえて、特定の政党・団体に偏らないよう配慮の上、世の中のしくみと基本をしっかり学ぶことが、これからの時代には必要だと考えます。

また、有権者が投票する候補者を決める上で参考となるのは選挙公報や新聞報道ですから、マスコミの側からもさらに創意工夫を凝らした積極的な情報提供を進めて欲しいと思います。

明日から市議会の一般質問です。
私の登壇日は22日(金)午後1時です。
投票率向上を目指した行政の取り組みに関する質問も行わせていただきます。

お時間の許す方は、どうぞ議会の傍聴にお出かけください。


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宇都宮市議会定例会がはじまりました 本会議での私の壇上(一般)質問は6月22日です

2007年06月17日 | 活動報告
                      清原球場での新人議員研修にて
                     (もっともっと市民や子ども達に
                      開放して、真の有効利用を図って
                      いくべき市民の施設ですね・・)


先週14日に、今週6月20日(水)から始まる宇都宮市議会(第3回)定例会の「質問通告」の締切がありました。

議会開会当初から手をあげさせて頂いた私の一般質問の順番は、議会運営委員会(通称「議運(ぎうん)」)で決定されていましたが、今回の定例議会での質問者枠12人の中で、私の所属する「民主市民連合」からは、
 真壁秀敏議員、
 駒場昭夫議員、
 そして私
の3人が壇上での質問を担当させていただくことになりました。

私が一般質問での項目は、

 1 市長の政治姿勢について
  (1)地方分権の確立と格差是正対策について
  (2)福祉都市宣言を生かしたまちづくりについて
  (3)投票率向上の取組みについて
 2 子育て環境の整備と充実について
  (1)子ども行政窓口の一本化について
  (2)仕事と生活(家庭)の両立支援について
 3 教育政策について
  (1)教育行政に要する予算の増額と人的支援について
  (2)家庭教育力向上のための施策について
  (3)教育の格差是正対策について
 4 障害者自立支援法について
  (1)障害者医療費助成制度について
  (2)地域生活支援センターについて
 5 DV被害者の自立支援対策について
 6 公共交通網の整備とLRTについて
 7「おもてなしのまちづくり」について

の予定です。

質問日と時間は、6月22日(金)午後1時~1時45分
場所は、市議会本会議場
です。

初めての選挙を通して感じた事、訴えてきた事を中心に、私なりの視点で今の市政に対する思いを、市長と施行部(市の行政の部局・委員会)に質問させていただきます。

お時間のある方はどうぞ傍聴にお出かけください。


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初議会で初質問をさせていただくことになりました

2007年06月10日 | 活動報告
                       雨の合間を縫っての街宣でした


6月14日から市議会定例会本会議が開催されます。
新人で議会経験ゼロながら、恐れ多くも一般質問をさせていただく事になりました。
質問日は6月22日です。

一から勉強しなくてはならないことが多く、地域や学校あるいは関係する団体での活動・行事や間近に控えた参院選の取組みもあって、毎日分刻みで予定が組まれていますので一人であせっています。
それでも、新人での初議会初質問は、なかなか前例がない事。
お膳立ていただいた会派の方々にも感謝しながら、滞りなく今の市政に対する私の思いを精一杯ぶつけるつもりです。

今回の初質問では、市長の政治姿勢について、教育について、働き方について、公共交通網について、障害者福祉についてなどを質問項目として考えています。

14日は、その議会質問の事前通告締切日です。

締切が迫っているというのに、質問骨子はどうしよう・・・とか、つじつまは合っているだろうか、とか、家で資料をめくり、役所でヒアリングをしながらもあれこれと悩んでいて、まとめ上げに苦慮しています。
当たり前の事ですが、使う資料やデータはほんの僅かなのに、原稿を作り上げるためには、その何倍もの資料や文献や記録に目を通す必要があります。
その時間がことのほかかかります。

一般質問の登壇順序はこれから決まるので、はたして何番目になるだろうとか、今からどきどきです。

昨日は、あいにくの雨でしたが、東武宇都宮駅前での連合栃木女性委員会による

「働く女性のための相談ダイヤル」(電話 0120-154-052)

の街頭宣伝活動を行い、その前後の空いた時間に、たまっている洗濯・掃除を片付けました。
おまけに次女が40度の高熱でダウンで病院通いということもあり、気が付くとあっという間に日が暮れていました(いつもこんな調子ですが・・・)。

幸いな事に、急場を察した料理上手?の夫が、昼はロコモコとナシゴレンのあいのこの様なオリジナル料理を、夜は煮物(実は、おでんの様なもの?)と煮込みうどんを私と子ども達のために用意してくれたので助かりました。


ほぼ徹夜で朝を迎え、今日日曜日は西原小学校のPTA球技大会でした。
私と同年代を中心に、20代から50代までのPTAが大勢集まり、現役をはるか昔に退いたものの、まだまだイケル往年の腕前を披露しあって学年対抗で汗を掻きました。
普段はスーツや作業着あるいはエプロン姿の子育て世代の好プレー珍プレーに、私も負けずに頑張らなくちゃと、嬉しい刺激がもらえた一日でした。

反省会を終えて帰宅したのが子ども達の寝る時間。

議会質問の原稿を作成し始めたものの、まだまだ、仕事部屋に山のように積んである資料とにらめっこしているだけの状況です。

そんなわけでブログの更新も滞っていますが、真面目に謙虚にひたむきに議員活動その他に取り組んでいます。

一般質問の内容等については、追って報告したいと思います。
今夜ももうひといき頑張ります。


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消えた年金の責任・行方は・・・

2007年06月04日 | 活動報告
昨日、民主党県連による街頭宣伝活動に参加しました。
(活動の概要は、今日の下野新聞3面にも写真入りで掲載されています。)

自民・公明政府による重要法案の強行採決が矢継ぎ早に行われています。
数の論理による横暴との批判が後を絶ちませんが、趣旨説明や審議に十分に時間をかけずしての危険な暴挙の連続には唖然とするばかりです。

この2ヶ月間、国民投票法、教育関連法そして年金関連法など、今国会終盤にして驚くべきスピードで私たちや子ども達の大切な暮らしの将来を導く法案が可決されています。
とても正常な状態とはいえません。

中でも、衆議院で行われた「消えた年金問題」の与党案に対する審議は、たったの4時間。
審議のあり方はまさにお飾り、形式だけ。
消えた年金保険料納付記録の挙証責任は、本人からの証拠書類の提示が前提となるといった、あまりにも場当たり的な解決案でした。

社会保険庁の不備により、誰が納めたものか判別できず宙に浮いた年金保険料納付記録が5千万件。
追給総額は950億円・・・など、驚くべき数字が明らかになっていますが、どうやらそれもこれも、民主党の追求で政府与党がこれまで把握していながら、だんまりを決め通してきた数字のようです。

消えた年金問題の責任は国にあります。
本人の申請があるまでは・・・ではなく、ずさんな管理を長年続けた国がその責任で徹底的に調査をし、納付記録を訂正・追加するのは当然のことです。

年金問題も、全ての国民の生活に直結する問題です。
年金制度の信頼はまたもや大きく損なわれてしまいました。
民主党は対案として、「歳入庁設置法案」「年金保険料流用禁止法案」「消えた年金記録被害者救済法案」からなる「年金信頼回復3法案」を提出しています。

これまでそしてこれからも、年金保険料の「納め損」が起こらないよう、被害者救済のための調査と打開策の策定については、時間をかけて慎重に徹底的に行っていただきたいものです。


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