ドラマ「glee」はまったく見てないんだけど、こんなのみっけました。
Glee - Scream (Full Performance) (Official Music Video)
マイケル&ジャネット・ジャクソン「スクリーム」のミュージックビデオを、ほぼ完コピしたパフォーマンス。いろいろ見てると、どうやら「glee」では、オリジナルMVのコピーをたくさんやってるみたいですね。
歌唱力があるから、コピーといっても本格的な作品になっていて、もちろん笑わせる意図はまったくないから、比較の対象にならないかもしれないけど、しかし、こういうのを見ると、とんねるずがいかに時代を先取っていたかをつくづく感じますなあ。「パロディ」じゃなく「完コピ」をめざしていたのが、とんねるずの新しさだったんだよね。
と、以上、「glee」の話題は、これから書く本旨とまっったく関係ない枕でありました・・・
よくコメントをくださるchiriraさんのブログ「萌えろ!とんねるず」に先日おじゃまして、すてきな記事を読みました。chiriraの独り言~想い出の処理編~
chiriraさん同様、わたしもブログを始めてから、特に当初は、ネットオークションのヘビーユーザーでした。雑誌の切り抜きや、とんねるずが特集されていたり表紙を飾ったりしている古雑誌を中心に、貴重な品物をいろいろ譲ってもらいました。
だけど、「いいブツが手に入ったぜ、へっへっへ」と思うくらいで、chiriraさんのように、元の所有者(つまりとんねるずワンフー)に想いをはせるなんて、一度もなかったわ・・・(恥)
ところで、当ブログでは、〝開設○周年!〟的なイベントはまったくしていません。ただただ管理者がめんどうくさがりだから、なのですが、あらためてふりかえると、今年の11月でなんと7年目を迎えるらしい。記念すべき(?)一本目のエントリーはこれ。
記事中、「コント批評」と書いているのは、現「コント研究」のカテゴリーのことです。屁理屈をこねくりまわすのがやっぱり好きなためか、ブログの当初の目的はとんねるずのコントについて分析・研究することのみ、でした。
どのコントを研究するんだ、というと、それは、現時点で唯一のとんねるずのコントビデオ、その名もずばり『とんねるずのコント1・2』に収録されている9本のコントについての研究です。
とんねるずのコント(1)~こんと いん なえば 10年の凝縮LIVE~ [VHS] | |
メディアファクトリー |
とんねるずのコント(2)~こんと いん なえば 10年の凝縮LIVE~ [VHS] | |
メディアファクトリー |
そもそも、当ブログを始めたのも、このビデオを偶然手に入れたことがきっかけでした。その時のいきさつは、2本目のエントリー続・前説~とんねるずと私~に書いています。まったく別の目的で、まったく偶然に立ち寄った中古ビデオ店でこのビデオを見つけて、買って帰った。その店にブルース・ブラザーズの曲が流れていたのも、まったくの偶然だった。ちなみに、その店へは、それ以来一度も行っていません。
コント研究の記事を書き続けていた頃は、相当熱にうかされていたのだと思う。怠け者の自分にしては、かなりがんばった。「卒業 '96」と「毒コブラ座」の2本を残した時点で、他のさまざまな記事の比重が大きくなってきたため、ビデオ収録コントの分析はいったんお休みしています。いずれは、手をつけたいと思っていますが、この2本は〝大作〟なので、相当気合いを入れないと完成できないかもしれないなあ・・・
chiriraさんとおなじく、わたしも、とんねるずからはなれていた数年間のブランクがありました。テレビ自体を見ていなかったという理由もあるけど、正直に言えば、とんねるずがコントをしなくなった頃からはなれていったんだと思う。
そんな自分を、ぐいいっ!とふたたびとんねるずの世界へひきもどしたのも、やっぱりコントだったというのは、おもしろいことです。
笑いのさまざまな形態のなかで、落語や漫才やものまねより、わたしはコントにいちばん魅力を感じます。
たとえば先日、大阪ABC放送主催の「ABCお笑いグランプリ」を見ていたとき、漫才もコントも区別なく出場できるこの大会でも、やっぱり自分はコントの方におもしろさを感じてしまった。特におもしろかったのが、沖縄出身のコンビ、三日月マンハッタンのコント。よくあるお笑いオーディションの風景を、「売れっ子幽霊」になるためのオーディションという設定に変えた内幕ものでした。パロディコントという、わたしにとってはどストライクなジャンルだったしね。
自分なりに、たくさんの芸人さんたちのコントを見てきましたが、やっぱりとんねるずのコントが最高におもしろい。80~90年代、それを毎週毎週リアルタイムで楽しめたことは、まったくラッキーだった。
とんねるずの歴史の記事では、「おかげですのコントをDVD化すべき時期に来ているのかどうか」について、みなさんにご意見をいただきました(無論、とんねるずサイドが決めることであって、われわれワンフーがなんだかんだ言うことでもないんだけどさ)。
多くのご意見のように、過去の仕事を商品化するには、まだまだ早いのかもしれません。それならば、唯一ソフト化されている『とんねるずのコント』を、たくさんの人、とくに若い人たちにガンガン見てもらいたい!参考になるのであれば、当ブログのコント研究もあわせて読んでいただきながら。ワンフーの自分でさえ、このビデオを観て衝撃をうけたほどの、力作揃いです。
ただ、最近じゃ、大手レンタルビデオ店はほぼDVDオンリーになり、VHSしか出ていない絶版の作品を観ることが、至難の技になってきました。動画サイトに関しては、大きな声では言えないけれど、アップしてくれる方と権利会社とのいたちごっこになるケースが多くて、まだ不安定。
とんねるずのコントを見たい!という勉強熱心な若人のみなさん。中古ビデオを買いましょう。中古なら、出回っています。とんねるずワンフーなのか、お笑い好きなのか、ともかくどこかの誰かが大事に持っていたビデオが、あなたと出会う日を待ちながら、どこかで眠っている!
とんねるずのコントは、他のどんな芸人にもできない、とんねるずにしかつくりだせない世界。ワンフーからワンフーへ、そして次代を担う世代へ、受け継いでゆきたいですね。
最後に、まっっったく関係ないけど、ふたたび「glee」より「スムーズ・クリミナル」をどうぞ。
GLEE - Full Performance of Smooth Criminal
光栄です、ホントに!
苗場のコントは、資料用としては全編記録に残してるはずなんですよね。
その中から厳選されたものだけをビデオ2本に収めたんでしょうけど・・・
何とももったいない!
全てを世に出してもいいと思うのは素人考えなんでしょうかねぇ(^_^;)
個人的には第一回で脳天撃ち抜かれた『男同士』がものすっごく観たいんですけど。
あとミッキー養成所のコントもオモシロかった・・・。
要するに観た観ないに係わらず、全部映像化してほしいんですよね~。
今さら・・・なんですけど。
『毒コブラ』『卒業』は傑作ですから・・・
何と言っても2人の演技力が光りますよね。
初めて見た(←ニコ動で)時は、頭が痛くなるくらい号泣しました。
ファイアーさんの分析記事、楽しみにしています!
長々と失礼しましたw
『男同士』、観てみたい!!
ビデオに入ってるのだけじゃとても足りない!というのは、
実際に通われたみなさんの一致する意見ですよね。
「映像にすると、どうしても実際の舞台の感覚とちがってくるし、
チケット買って観に来た人たちに対して申し訳ない」
的なことを、とんねるずがインタビューで答えてるのを読んだことがあります。
『毒コブラ』『卒業』は、わたしもビデオで観て涙涙でした・・・
特に毒コブラ座のエンディングにやられましたね。
本当に衝撃でした。
やはり中古で購入したほうがいいですかね~
見ないと損って感じだなぁ。
ところでこんな番組ありましたっけ?
『とんねるずの子供は寝なさい!?』(とんねるずのこどもはねなさい)は、日本テレビ系列で1985年7月23日から9月17日まで毎週火曜日19:00 - 19:30に放送されていたバラエティ番組である。
前番組『バスクリンファミリータイム 所ジョージのモノMONOウォーズ』が視聴率の低迷により改編期を待たずして打ち切られたため、そのつなぎ番組として始まった。また、司会のとんねるずにとっては、これが初のゴールデンタイム冠番組となった。番組の内容はコントが中心だった。
そうですね~やっぱり唯一のコントビデオですしね~
持ってて損は絶対ないと思いますよ!
>『とんねるずの子供は寝なさい!?』
これはわたしも以前から謎でした。
ファンの間でも話題にのぼることがほとんどないですよね?
もし全国ネットだったら、ゴールデンだから絶対見てたと思うんですけど、
まったく記憶にないんですよね。
放送期間が短すぎて見てた人が少なかったとか?
85年だし、結構とんねるずの人気も出始めてた頃でしょうから、
チェックしてた人がいてもおかしくないんですけどねえ。
どなたかごぞんじのかたがいたら、情報をいただきたいですね。