とんねるず主義+

クラシック喜劇研究家/バディ映画愛好家/ライターの いいをじゅんこのブログ 

笑っていいとも!8000回記念feat.とんねるず

2014年01月19日 00時24分04秒 | とんねるずのテレビ



1月14日火曜日、「笑っていいとも!」テレフォンショッキングに、とんねるずが出演しました。ふたりそろっての出演は、じつに29年ぶりとのこと・・・


ごらんになった方も多いでしょうが、結局他のコーナーを全部ぶっつぶしてテレフォンショッキングオンリーの放送になりました。過去最長記録らしいです(笑)


タモリさんも言ってましたが、とんねるずとのつきあいは、本当に長い。「お笑いスター誕生!!」(NTV)に貴明&憲武として出演したアマチュア時代、審査員の中でタモリさんと赤塚不二夫だけが認めてくれた・・・

と、いう逸話は、とんねるずファンにとってはほとんど神話のごとくなじみの深いストーリーですが、あらためてとんねるずの口から語られると、また新鮮なものがあります。


実際その現場を、リアルタイムでテレビで見ていたんだよなあ・・・トシもとるはずだわ。


とんねるずの「大御所いじり」のうまさは健在で、今回も、昔なつかしのネタをやってくださいよタモリさん、とおねだりする2人が可愛い。タカさんは、わざわざ前日タモリさんのアルバムを聞き直して、リクエストを考えてきた模様。






これですね。ジャケットがなつかしすぎます。




タカさんが言っていた、ハナモゲラ語相撲実況中継の一端をお聞きいただきましょう。

ハナモゲラ語実況中継.wmv




すごすぎます。おもしろすぎます。

こういうのを、普通に子供時代に(小学校低学年)見てたんだなと思うと、自分でもびっくりしますが。


ノリさんも、さりげなくタモさんネタを仕入れてきたらしく、「うまれたての子馬」をリクエスト。このネタがこわすぎた(笑)


さすがにハナモゲラ語は「ムリ」と言ってましたが、他のネタはすっとやってくれたということは、タモさん日頃からプライベートで披露して遊んだりしてるんでしょうか。


リクエストするだけでなく、ちゃんとタモリ芸の“前座”として、とんねるずも昔のネタをやったのは、すばらしかった。単純にうれしかったです。まさか2014年に「11PMオープニングのマネ」が見られるとは!夢にも思いませんでした。


かなしいかな、アルタのお客さんのほとんどは、11PMオープニングを知らないでしょうけれども・・・とんねるずがアイドルだった、ということにさえ「え~!」な反応でした。これは、ファンとしては、どう受け止めればいいのか・・・


「ハエの形態模写」をとんねるずがタモさんから伝授してもらうシーンは、壮観。ふたりとも真剣にやり「勉強になりました!」とマジメな顔で頭を下げてたのが、笑いました。



そして、とんねるず名物「直訴」が・・・各新聞雑誌を大にぎわいさせた「とんねるず、いいともレギュラー決定!!」・・・タモリさんへの直訴により、ラスト2か月でいいとも初レギュラーが決まっちゃいました。びっくりしたね~


びっくりしたけど、実は「なるほどそうか」とも思う。なんだかんだいいながらも、とんねるずがタモリさんにどんなに恩義を感じているかは、ファンならよく知っている。いいともの歴史に終止符がうたれようとしているいま、とんねるずが何かしたいと思うのは、当然のことだろう。


レギュラーと言っても、曜日も決まってないし、とんねるずが出たいな~と思った日に「タモリさんに電話をする」というシステムをとるらしいので(笑)、ほんとうに毎週出演になるのかどうか、正直わたしは疑ってます。レギュラー自体本当かどうかも。とんねるずのオフィシャルサイトにも、何の発表もないですしね。

ほんとに出るにしても、普通に他のレギュラー陣とおなじノリでやるかどうか?とんねるずなりの最大限の“ネタ”を用意してくるでしょう。


ただ、「いいとも」はあくまで他人様の土俵であって、タモリさんの有終の美をことほぐものでなければならない。そこをとんねるずがどう考えてくるのか・・・は、非常に楽しみなところではあります。ほんとに出るならね。


「明日のゲストは・・・」ときちんと進行しようとするタカさんを、「ちゃんとやったね♪」とホメるノリさんが可愛かったですね。 100人アンケートで「タモリさんまたはとんねるずを、プライベートで見かけたことがある人、5人」をバッチリ当ててきたタカさん!いや~・・・なんなんだろうなあ、この人は・・・また惚れ直したよ!



どんな形になろうとも、いいともラスト2か月をタモリさんのための祭りにしたい、というとんねるずの心意気。テレフォンショッキング出演からレギュラー決定(?)の一連の流れのウラに、どんな背景があったのか。

いつの日か語られることもあるのかもしれませんが、いずれにしてもそれは、とんねるずの言葉に出さない想いのこもったものであると、わたしは信じます。


そしてまた、彼らを誇りに思う。


ファンであることを、誇りに感じさせてくれる。そんな芸人が、いったい他にいるだろうか?





★今夜は最高! より 大傑作・任侠オペラ 斉藤晴彦











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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (弥平)
2014-01-19 14:07:00
とんねるずカッコよかったです。
29年ぶりの出演で「今日はタモリスペシャルだ!」なんてなかなか言えないですよね。尊敬の気持ちが伝わりました。
タモリさんもしきりに「何しに来たんだ!」と笑って楽しそうでした。
あと、有楽町の牛丼の話だけ妙にしんみりしていてよかったです。

ネットもすごい騒ぎですね。めずらしく(?)とんねるずに好意的な記事が多いのは嬉しいです。
いろいろ背景も気になりますが、とりあえず数年ぶりにいいともをリアルタイムで見なければと思ってます。
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弥平さん (ファイアー)
2014-01-20 00:50:45
ほんと、タモリさんうれしそうでしたね^^

>有楽町の牛丼の話だけ妙にしんみり

わたしも感じました。
3人でしみじみ思い出を語ってたのが良かったですね。
レギュラー陣が入ってきたら急ににぎやかになったから、余計にね(笑)

>めずらしく(?)とんねるずに好意的な記事

「めずらしく」というところにファンの切なさを感じますわ^^;
とんねるずはやっぱりやらかしてくれますね!
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面白いですわあ (ひろちゃん)
2014-01-21 00:35:33
任侠オペラ  今観るとすごく品のあるあっぱれな面白さですね

いまどきのエンタメ番組って、必ず笑いのポイントを
TV画面に字幕形式でアップして、笑いの誘導をするのが常識みたいになってますが、この頃はそんなのなかったですよね…

この頃私は何を観てたんだろう…
と色々考えてみましたが、
なんだか全然思いだせないんです。

多分、
新しい人生の始まりは墓場のようで、
MUSKOHSの誕生はひたすら人生修行、
夜のTV視聴権も獲得できず、
疲弊の挙句布団に倒れ込んでいたのでしょう。。。

とこんな不平不満をほざいてないで、
今からでも遅くない、
人生に笑いを!!! 
ファイアーさんにいっぱい笑わせてもらいま~す。

Love Time Fun and Humor !!!
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Unknown (H )
2014-01-21 02:09:02
テレビでタレントの喋りに字幕出したのって、みなさんが最初じゃないかと思ってます。初めてみなさん観た時、なんて面白い演出なんだ!(さすがに今はそうは思いませんが…)と思った記憶があるもので。

昔はいいともが佐藤班で、石田班のとんねるずがレギュラーになるわけないって感じでしたが…時代は変わるもんですね~。
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ひろちゃんさん (ファイアー)
2014-01-24 02:04:46
コメントありがとうございます♪
みなさんやっぱり子育ての時期はテレビどころじゃなかったわ~とおっしゃいますね。
いまのところわたしはその経験なく、だらだらテレビやネットの毎日というのも何とも情けないですが・・・

>TV画面に字幕形式でアップして、笑いの誘導

まったくです。
任侠オペラを観てると、結構聞き取れない部分も多くて、当時はそれでオッケーだったのに、
字幕に慣れたいま見ると、何か物足りないような気にもなっちゃって。
どちらがいいのかわかりませんね・・・
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Hさん (ファイアー)
2014-01-24 02:10:36
>テレビでタレントの喋りに字幕出したのって、みなさんが最初

そうでしたね!喋りを全部字幕にするわけでなくて、
字幕の出し方やタイミングそのものがギャグになってたんですよね。
わたしもみなさんの字幕に爆笑させられたおぼえがありますよ~
保毛尾田保毛男のお見合いコントで、
お見合い相手からのホメコトバが巨大な字幕になって画面をばーっと横切ったり(笑)
保毛尾田の激しい喜びが字幕に表現されてた(笑)

>昔はいいともが佐藤班で、石田班のとんねるずがレギュラーになるわけないって感じでしたが

あ~そのご指摘ありがたい!
いいともって誰班だったっけーと考えてたんですよ。
そういう裏事情もあったんですよね。今はどうか知りませんが。
今日はノリさんが天井から降臨したみたいですね。見られなかったのが無念・・・
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テレビの笑いの最高峰! (えいじ)
2014-02-07 01:34:54
タモリさんも言ってましたが、とんねるずの笑いと共通する点がよくわかりましたね。
楽しくて何回も観返してます。
生まれたての仔馬はカメラが追えないほど、素早く倒れて・・・コントの世界に引きずり込む・・・タモさんも「身体性」が高かったんだなーと新鮮な驚きがありました。
ハエの形態模写もノリさんが明らかに画面の映りを計算してやってたのが最高でしたね。

タモリさんは「密室芸」と呼ばれてたそうですが、「部室芸」のとんねるずと細かすぎても伝えちゃう笑いで繋がってたんだな、と感じました。
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えいじさん (ファイアー)
2014-02-07 18:14:00
>ハエの形態模写もノリさんが明らかに画面の映りを計算してやってた

そうなんですよね!
タモリさんからタカさん、ノリさんと遠近法で並んでる画が壮観でした(笑)
プロやのう・・・

たしかに言われてみれば、単にタモリさんに恩義があるというだけじゃなく、
とんねるずと芸風に共通点があるんですね。
だからこそ、貴明&憲武のおもしろさをタモリさんは評価したのかも。
ありがたいご指摘です。
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 ()
2017-07-19 21:51:03
とんねるず嫌い
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