最新主演作『マックス・ローズ』(原題:Max Rose ダニエル・ノア監督)をひっさげて、ジェリー・ルイスがカンヌ映画祭のレッドカーペットに立ちました。タキシードに白のシャツ、蝶ネクタイをほどいた、昔からのトレードマークそのままの姿で・・・
ところで、23日(木)には合同記者会見がひらかれ、世界の主要メディアは、さっそくこれを報じました。その多くが---もっと言えば、アメリ . . . 本文を読む
御年87才、伝説のコメディアン/映画監督にしてわがアイドルジェリー・ルイスが、『ファニーボーン』(1995)以来およそ18年ぶりに、映画に主演しました。
ジェリーの映画最新作『マックス・ローズ』(原題:MAX ROSE)は、今月15日からはじまるカンヌ映画祭で、ワールドプレミアを迎えます!
この映画がつくられているというニュースを、しばらく前に知って、ドキがムネムネする . . . 本文を読む
現在、86才5ヶ月になるジェリー・ルイス。わたしにとってコメディ界のアイドルであり永遠のプリンス、そして尊敬する偉大な映画作家です。
「コメ旬」Vol.2 で書いたコラムでは、ジェリーの60年代の監督作がハリウッドでリメイクされるというニュースをとりあげましたが、映画より先にミュージカル化が実現しました。
ジェリー・ルイスの1963年の監督・主演作『底抜け大学教授』が、『ナッティ・プロ . . . 本文を読む
今日は「おかげでした」秋の特番第2弾の日ですが、その前に「志村けんのバカ殿様」SPが放送されています。
志村けんが衣装をつけ、メイクをし、かつらをかぶって、バカ殿様に「変身」してゆく様子を見ながらこの記事を書くのは、なかなかシュールです。
先日お知らせさせていただいたコメ旬Vol.2で、ジェリー・ルイスについてコラムを書きました。
ブログではすでにマーティン&ルイスを中心に、ミーハー趣味には . . . 本文を読む
ジェリー・ルイスは、すばらしいコメディアンであり、それ以上にすばらしい映画監督ですが、もうひとつ、慈善活動家という顔もあります。
テレソンというものをご存じでしょうか。スタジオに電話とオペレーターをずらっとならべて、視聴者から電話で寄付を募るテレビの生放送のことです。最近はあまり見ないけど、日本でも昔はちょくちょくやってた記憶があります。
このテレソンを最初に考案したのが、ジェリー・ルイスでし . . . 本文を読む
本日20日は、月と地球が19年ぶりに最接近する日だそうで。
わたしが住む場所はざんねんながら今夜は雨ですが、晴れたところならおっきな月が見られるのでは。
「月がきれいですね」と、恋する誰かにささやいてみるのも、いいかもしれません。
当ブログで「おもしろい、おもしろい」と連発しまくっているジェリー・ルイス。
いま、大阪梅田のシネマテーク、プラネット+1にて特集上映中です!
http://www. . . . 本文を読む
『底抜けてんやわんや』
(The Bellboy 1960 ジェリー・ルイス監督 アメリカ)
こないだ日曜洋画劇場で『トランスポーター3』を観てたら、こんな会話がありました。
A:フランス人にはユーモアのセンスがあるよ。
B:そんなセンスあるもんか。フランス人はあのジェリー・ルイスが好きなんだぜ。
A:だから何だ。ジェリーは天才じゃないか!
B:天才なのは相方のほうさ。
A:ディー . . . 本文を読む
12月4日にフジテレビで放送されたFNS歌謡祭。
内容もすばらしかったのですが、スタッフのクレジットを確かめたくて最後まで見ました。
なるほど。演出は港浩一。石田さんは「respect」って出てましたっけ?よく見えなかったんだけど。ともかく石田班の制作だったんですね、なるほどなるほど。
石田さんが作る画って、とてもゴージャスですよね。会場が広く見える。生のオーケストラ伴奏で最高の歌手たちがその . . . 本文を読む
前回記事コンビとは(5)ジェリー・ルイスを書いてから、はや半年以上過ぎてしまいました。
1950年代前半にアメリカで活躍したお笑いコンビ、ディーン・マ-ティン&ジェリー・ルイスと、とんねるずを、比較研究している連載です。
ディーン・マ-ティン、ジェリー・ルイスそれぞれが、コンビ解散後に単独で出演した映画も、DVD等でこの半年間にかなり観ることができました。それもふまえつつ、彼らがホストをつとめ . . . 本文を読む
はじめにおことわりしておきますが、『底抜け大学教授』も『ファニー・ボーン』も「ジェリー・ルイス・ショー」もわたしはまだ観ていません。つまり底抜けコンビ解散後のジェリー・ルイスのソロ出演/監督作品は一切観てない状態で書いております。
・・・ディーン・マ-ティンの時とおんなじ言い訳をしている自分がなさけないですが・・・
『画家とモデル』を観る前のジェリー・ルイスに関する唯一の知識は、マ-ティン・ス . . . 本文を読む
はじめにおことわりしておきますが、『リオ・ブラボー』も『オーシャンと11人の仲間』も『サイレンサー沈黙部隊』も、わたくしまだ観ていません。『キャノンボール』は昔観たはずだけど、どこらへんにディノが出ていたのか思い出せません。ディ-ン・マーティンがMCをつとめた長寿番組「ディ-ン・マーティン・ショー」も、見たことがありません。
つまり、底抜けコンビを解散してからのソロの活動は、一切知らない状態で書 . . . 本文を読む
「みなさんのおかげです」のコントで、よくこんな場面がありました。タライが落ちてきたり一斗缶で相方をぶったたいたり、といったいわゆる"お約束"ギャグをやったあと、ノリさんが「やっぱり笑いってのは昔っから変わらないねえ」としみじみつぶやいていたのをおぼえています。
ノリさんの言う「昔っから変わらない笑い」というのは、直接的にはザ・ドリフターズ、コント55号、伊東四朗、小松政夫、由利徹といった喜劇人た . . . 本文を読む
17日に放送された「きたなシュラン」は、ノリさんと荻野目ちゃんのなつかし貧乏家母娘コンビが中野界隈を歩きました(ナビゲーターはアンタッチャブル柴田さん)。
商店街にあるコアなおもちゃ屋さんをひやかしたあと、「さっきの店に自分がいたんで買っちゃった」とノリさんが見せたのは・・・出光のCMをしてたころのノベルティ、とんねるずのクネクネ人形!
これ、たまにネットオークションに出品されてて、けっこうな . . . 本文を読む
底抜けコンビ熱が、とまらない。
ディーン・マ-ティン&ジェリー・ルイスのことを、知れば知るほど魅惑されてしまう・・・
<底抜けコンビ=マーティン&ルイスを通して考えるお笑いコンビとは、とんねるずとは>というテーマで数回にわけて書いてみたいと思います。
ところで、興味があるけどマーティン&ルイスをまだ知らない、という方は、彼らの主演映画はもちろんのこと、ぜひYoutubeでColgate . . . 本文を読む
「マ-ティン&ルイス→貴明&憲武」の記事でふれたディーン・マ-ティン&ジェリー・ルイスのコンビは、日本では<底抜けコンビ>の名で人気者だったそうです。
この<底抜けコンビ>に、あたしゃゾッコンまいったよ、もう夢中!
寝ても醒めても、底抜け、底抜け・・・
60年近くも前に活躍したお笑いコンビに、ひとって夢中になれるものなんですね。
彼らの主演映画は、ほんとうにおもしろい。特に『画 . . . 本文を読む